Webサイト上でガーバーデータをチェックできる新サービス「P板WEBチェッカー」P板.comとダイナトロンが共同開発

2015年 9月 29日(火曜日) 16:20

初期費用なし・オンライン自動見積もりで発注できるプリント基板のネット通販サイト「P板.com(ピーバンドットコム)」を運営する株式会社ピーバンドットコム(本社:東京都千代田区、代表取締役:田坂 正樹)は、ダイナトロン株式会社(本社:東京都北区、代表取締役社長:中村 昌敬)との共同開発により、Webサイト上でガーバーデータ(基板製造用のフィルムを作成するためのデータ)をチェックできる新サービス「P板WEB(ピーバン・ウェブ)チェッカー」を提供開始しました。

◆P板WEBチェッカー
https://www.p-ban.com/kiban/com/csComEntDrc.do


ダイナトロン株式会社は、PCB統合CAMシステム「PC-AutoCAM」や自動PCB外形測定機「QuickSCALE」などのプリント基板に関連するソフトウェアや製造機器の開発・販売を事業活動とする企業で、“地球環境の保全に役立てる製品の開発・供給”をスローガンとしています。一方、株式会社ピーバンドットコムは、“開発環境をイノベーションする”という経営方針のもと、2003年に国内初のプリント基板専門ネット通販サイト「P板.com」を提供開始し、取引実績16,261社(2015年9月1日現在)と国内シェアNo.1を誇ります。

従来、プリント配線板を製造する際に必要なガーバーデータの確認やチェック作業は、「CAM」と呼ばれる専用のソフトウェアをPCにインストールして作業していました。しかし、設計現場では設計CAD上でデータ確認は行うものの、ガーバー出力をしたあとにガーバーデータのCAMチェックを行っているケースは少ないのが実状です。そこで、P板.comでは、より簡単にガーバーデータをチェックできる環境として、新たに「P板WEBチェッカー」を提供することで、効率の良い基板製造手配を可能にしました。

「P板WEBチェッカー」では、Web上でガーバーデータをチェックできるだけでなく、最小パターン幅やパターン間隔のチェック、穴径とランド径の残り幅(アニュラリング)のチェックなども行えます。さらに、P板.comの「1-Click見積システム」と連携することにより、基板外形サイズや構成層数、最小パターン幅/間隔、最小穴径/ランド径など、基板の仕様を自動的に転送することも可能です。

「P板WEBチェッカー」を利用することで、基板仕様の誤入力を防げるほか、データを事前チェックすることによって作成ミスの早期発見にもつながります。基板製造依頼後の手戻りも少なくなり、従来よりもスムーズな基板の手配が可能となります。

P板.comは、「P板WEBチェッカー」のリリースにより、従来の基板設計~基板製造~部品調達/実装をWeb上で全て一貫して受注できる仕組みを用意することで、さらにシームレスな開発環境へのイノベーションにつながるものと考えております。また、当サービスは実装部品リストの取り込みによる利便性の向上を目指すとともに、Web画面上を通して歩留まりの良い設計提案などを行えるよう、順次機能拡大をしていく予定です。


■関連リンク
◆P板.com
http://www.p-ban.com/
◆ダイナトロン株式会社
http://dynatron.co.jp/
◆P板WEBチェッカー
https://www.p-ban.com/kiban/com/csComEntDrc.do


【会社概要】
会社名  : 株式会社ピーバンドットコム
代表者  : 代表取締役 田坂 正樹
本社所在地: 東京都千代田区五番町14 国際中正会館10F
設立日  : 2002年4月
URL    : http://www.p-ban.com/

会社名  : ダイナトロン株式会社
代表者  : 代表取締役社長 中村 昌敬
本社所在地: 東京都北区滝野川7-2-13 ベルテックス5F
設立日  : 1990年5月
URL    : http://dynatron.co.jp/


<一般のお客様からのお問い合わせ先>
電話番号      : 0120-439-296
メールアドレス   : info@p-ban.com
お問い合わせフォーム: https://www.p-ban.com/form/contact_form.html

登録者:pbancom

カテゴリー: プレスリリース配信
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