SCSK、「RADIUS GUARD S」の技術支援強化で担当SE全員が「情報処理安全確保支援士」資格を取得

2017年 4月 18日(火曜日) 17:01

2017年4月18日
SCSK 株式会社

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「RADIUS GUARD(R) S」の技術支援強化
「情報処理安全確保支援士」資格を担当SE全員が取得
セキュリティ技術者集団によるハイレベルなサポートを提供開始
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SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:谷原 徹、以下SCSK)は、認証アプライアンスサーバー「RADIUS GUARD(R) S」の技術支援体制強化のために、同製品を担当するSCSKの担当SE全員が「情報処理安全確保支援士(※)」資格を取得(2017年4月18日現在)し、セキュリティスキルの高レベル化と共に、「RADIUS GUARD(R) S」の全てのユーザー様へ、さまざまな認証セキュリティ技術を網羅するワンランク上の支援やサポート、助言が可能になりました。
SCSKは、サイバーセキュリティ対策への取り組みを推進し、高い技術力でお客様と社会の安心と安全に貢献してまいります。

(※)情報処理安全確保支援士
通称名:登録セキスペ(登録情報セキュリティスペシャリスト)
英語名:RISS (Registered Information Security Specialist)

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティ分野の日本国の国家資格。資格の役割として「サイバーセキュリティ基本法及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律」により、サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用を支援し、サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価やその結果に基づく指導・助言を業として行う名称独占となる資格です。


1. 背景

現在の企業・組織では、IoTやビッグデータ、クラウドサービスの普及、企業のグローバル展開などにより、ネットワークを通じた情報資産の活用が進んでいます。しかし、サイバー攻撃や内部の不正通信などで企業の重要情報が漏えいする事件・事故は後を絶たず、昨今では標的型攻撃に代表されるマルウェア感染による情報漏えいの被害も増加しています。こういった被害から逃れるには、「RADIUS GUARD(R) S」が実現する複数要素を元にした適切なアクセス認証やブラックリスト機能を活用した多層防御を行うことが必要ですが、それらの導入、構築、設定においては、先手を打つための高いセキュリティ知識と技術力が必要です。しかし、全ての企業・組織において、情報システム担当者が高度なセキュリティ知識を取得し、その知識レベルを常に維持していくのは困難です。
そこでSCSKでは「RADIUS GUARD(R) S」を糸口に、認証セキュリティを筆頭にしたセキュアネットワークをお客様環境において適切に実現できるよう、ハイレベルのセキュリティ技術者によるワンランク上の支援を提供すべく、「RADIUS GUARD(R) S」担当SE全員を「情報処理安全確保支援士」の取得者で構成し、サポート技術体制を固めることでお客様の高度なセキュリティ環境の実現と、安心の技術支援が可能になりました。


2. 技術支援の概要

SCSKが提供する技術支援としては、情報処理安全確保支援士の業に準じた支援はもちろんのこと、特にネットワーク関係の認証に関わる業務環境やご要望に合わせて、「無線LAN環境で実現可能なセキュア認証」、「フリーアドレス導入のための有線認証」、「証明書発行と運用」といったネットワーク接続からの情報資産保護の実現をご支援します。
SCSKで取り扱うネットワーク機器について認証をキーワードに、お客様のさまざまなご要望をセキュリティ面でいかに実現し運用できるかを幅広く支援させていただきます。


3. 「RADIUS GUARD(R) S」について

「RADIUS GUARD(R) S」は、認証に必要な要素を網羅したスタンダードな認証アプライアンスです。オンプレミスからクラウドまで幅広くサポートする高精度な認証環境の提供と運用負荷の低減を実現することから、多くのお客様にご支持いただき、大手キャリア、ISP、銀行、保険、証券、官公庁、公社のお客様を筆頭に5,000台を超える導入実績があります。
「RADIUS GUARD(R) S」は、以下の代表的な機能をサポートしております。

「RADIUS GUARD(R) S」の基本機能について

(1)ネットワーク認証に必要な五大機能(※2)(RADIUSサーバー、認証局(CA)、LDAPサーバー、DHCPサーバー、ワークフロー)をオールインワンで実現します。
(2)全ての機能を1U(EIA規格)ラックのハーフサイズ筐体に凝縮し、省スペース設置を実現します。

※2 五大機能
・RADIUSサーバー
Web、MAC、802.1Xの各認証に対応
・認証局(CA)
証明書発行/証明書管理機能、PCはもちろんスマートデバイスにも対応
・LDAPサーバー
ユーザー管理、端末管理、認証情報管理機能
・ワークフロー
アカウントや証明書の申請から、承認処理、発行までワンストップで処理するワークフロー機能
・DHCPサーバー(オプションライセンス)(※3)1サーバー1万IP払出し可能
(※3)統合マスタ管理機能により、最大IPアドレス5万IP払い出しと管理に対応


4.「RADIUS GUARD(R) S」製品価格

「RADIUS GUARD(R) S」本体(200認証ライセンス搭載)・・・・・・・・・・・・・79万円(税抜)~
UPKIクライアント証明書配付オプション・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60万円(税抜)

※上記金額に、初年度のサポート費用が別途必要です。(24時間365日保守など、さまざまなメニューを用意)
サポート契約を締結いただいているお客様は、常に最新ソフトウェアを提供いたします。
※「RADIUS GUARD(R) S VA」の価格はお問い合わせください。
※SCSKでは導入設置サービス/設計サービスも用意しています。費用はお問い合わせください。
※「RADIUS GUARD(R) S」および、「RADIUS GUARD(R) S VA」の導入をご検討いただいているお客様は、プレセールス段階より「情報処理安全確保支援士」によるアドバイス、フォローを行わせていただきます。

本件に関するお問い合わせ先

【製品に関するお問合せ先】
SCSK株式会社
ITプロダクト&サービス事業本部 ネットワーク部
TEL:03-5859-3034
E-mail:RG-info@ml.scsk.jp
RADIUS GUARD(R) S 製品サイト http://www.scsk.jp/product/common/radius/

【報道機関お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 西広
TEL:03-5166-1150

*記載の会社名・商品名・サービス名は、各社の商標または登録商標です。

登録者:es1marketing

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