「三陸国際芸術祭2017〜営みから、アートへ〜」を開催いたします

2017年 7月 07日(金曜日) 21:24

8月5日(土)〜19日(土)、三陸沿岸に、三陸とアジアの郷土芸能が集結。“まちびらき”を彩ります。

東日本大震災から6年以上が経ち、三陸沿岸の各市町村では、徐々に町並みの復興が進んでいます。まさに今進む三陸の新しい姿を多くの方に知っていただくため、今年の三陸国際芸術祭のメイン会場は、2017年4月に“まちびらき”した大船渡市大船渡駅周辺地域としました。三陸とアジアの郷土芸能、夜神楽、現代アートなど多種多様なステージが展開されます。

三陸国際芸術祭2017 ~営みから、アートへ~

■三陸国際芸術祭公式サイト WEB : http://sanfes.com

■概要
2017年8月5日(土)から8月19日(土)まで、三陸沿岸地域(岩手県大船渡市、青森県八戸市)を舞台に「三陸国際芸術祭~営みからアートへ。~」を開催いたします。

2011年の東日本大震災の被災地である三陸沿岸地域。津波により多くのものが流されました。一方で、三陸沿岸は、世界でも類を見ない芸能の宝庫であり、獅子舞、神楽など2000もの郷土芸能が存在している地域でもあります。芸能により培われたコミュニティの絆が、地域の復興を後押ししてきました。
本年は、三陸地域とアジアから、若者や女性が継承を担ってきた芸能団体を招聘します。海に関わる仕事の多い三陸沿岸は、古来より男性主体の社会を形成してきました。しかし、三陸沿岸の未来を見据えると、若手や女性の活躍は必須です。震災後6年の時を経た”まちびらき”に若手や女性が集い、新たなる出発点を想起させる場を創りだしていきます。
本芸術祭は、三陸地域で古くから脈々と受け継がれてきた「郷土芸能の魅力の発信」と「世界の芸能との交流」を目的に、2014年から毎年開催している芸術祭です。

メイン会場となる大船渡駅周辺地域は、この春ようやく、本設の商店街やコミュニティスペースが建ち並びました。今年の芸術祭では、芸能やアートにより、“まちびらき”を地域全体でお祝いしていきます。

営みから、アートへ。

三陸の営みから生まれてきた芸能、そして、今始まろうとしている新しい営みを、未来へ手渡していくこと。三陸国際芸術祭を通して、三陸ならではの町づくりが進んでいきます。


■参加団体・個人:
チルボン仮面舞踊(インドネシア)、バジャウ族伝統舞踊(マレーシア)、黒森神楽(岩手県宮古市)、金澤神楽鶏子舞(岩手県大槌町)、鮫神楽(青森県八戸市)、仰山流笹崎鹿踊り(岩手県大船渡市)、門中組虎舞(岩手県大船渡市)、赤澤鎧剣舞(岩手県大船渡市)、女川港大漁獅子舞まむし(宮城県女川町)ほか
井上信太/美術家(京都府)
マニシア/ダンサー・振付家(福岡県)


■本芸術祭に関するお問い合わせ先
三陸国際芸術祭事務局(みんなのしるし内)
岩手県大船渡市盛町字木町6−4
MAIL: info@sanfes.com

■三陸国際芸術祭公式サイト
WEB : http://sanfes.com
三陸国際芸術祭公式サイトでは、芸術祭が三陸の地で生まれた経緯、コンセプトに加え、芸術祭に関する最新情報を随時公開していきます。また、背景にある、三陸の営み、今の三陸を伝える様々なコンテンツも掲載しています。これを見れば、今年の三陸国際芸術祭、今の三陸がわかります。

登録者:sanfes2021

プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 「三陸国際芸術祭2017〜営みから、アートへ〜」を開催いたします