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【そして父になる】動画

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【そして父になる】動画

【そして父になる】動画のレビューを調べてみました。

正直、福山も尾野も、真木も、演技がめちゃくちゃ巧いというわけではない。

しかし、この役には完全にはまっていた。

それは間違いなく、監督の演出力である。
あとやっぱり台詞の巧みさ、自然さ。
さすがです。
さらに、目線一つで役者の気持ちを分からせるという、見せ方。

脚本巧者だなぁ~と、感心させられっぱなし。


ただ、一番の盛り上がりが、すでに予告編で使われていて、
それ以上のシーンがなかったのが、惜しかった。

ラストはまぁ、ああいう終りでもいいとは思う。
ただ、クライマックスがほんと、もう一つグッときさせて欲しかった。


今時取り違え?と思ったけど、しっかり理由もありました。是枝監督のこれまでの映画のように、家族とか繋がりとかがテーマの映画でした。最後には血のつながりよりこれまでの6年間を選ぶ福山演じた良多パパだけど、最後以外はエリート根性まるだしのイヤらしい人間でした。福山が演じたからさほど嫌みを感じなかったのかもしれないけど相当にイヤなやつでした。下町の感覚と山の手の感覚の違いのような子育て感のちがいが両家族の間で見えていましたし、福山パパはこの騒動をきっかけに子供と接する機会が増えていっただろうことが予想できる展開でした。是枝監督はなかなかですね。そしてなんといってもリリー・フランキー。作家よりも役者が合ってるね。様々な役柄をしっかり演じきっているし、文士劇的な面白さから起用されていったのに、なんと人を魅了する演技をするんだろう。面白かった。
 ハリウッドでリメイクするそうですが、きっとつまらなくなるんだろうね。

子供を取り違えられていたことが判明する二組の家族の選択に至る過程を描いた物語。
二組の家族はそれぞれわかりやすい対比で構成されている。
例えば、大手建設会社に勤め、高級マンションに住む野々宮家と、しがない電気屋を営む斎木家というふうに。
福山雅治演じる野々宮良多は、仕事に追われ自らが信じるステイタスへの道を息子にも強いるのに対し、リリー・フランキー演じる斎木雄大は、決して裕福ではないが子煩悩な父親と、経済格差だけではなく、父親としてのタイプも対極に配置されている。
このわかりやすすぎる設定に、是枝裕和ファンは、一抹の不安を覚えるはずだ。
正直、わかりやすい構図は、是枝作品の中では違和を生じさせるし、物足りなさも助長させる。
しかし、そのわかりやすい対比に、是枝監督が甘えていないことも事実だ。
あえて、単純な構図を設定し、観客を馴染ませながら、渦中の親達、そして肝心の子供達の複雑な胸中へ誘っていく。
唯一絶対の答えなどないことは、取り換えが判明した時点で明確だ。
だからこそ、最終的に良多が辿り着いた場所に安住することなく、観客は自分の中で葛藤し続けるだろう。
と同時に、子供という存在によって、いつしか父という立場に導かれていった良多に、確かなる共感を覚えるはずだ。

とのこと♪



登録者: shin0428

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