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防振工事

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防振工事/駐車場、シネコン、音楽ホール、スタジオ、ダンススタジオ、体育館、トレーニングセンター,映画館、マンションの防振工事,浮床工事、防振材選定基礎知識

防振材の種類は、防振ゴム、金属スプリング、エアーサスペンションなど様々ですが、録音スタジオ・ホール・シネマコンプレックス(シネコン)など防音工事に使用される防振材は、ほとんど防振ゴムです。防振ゴムにもいろいろな種類があります。一般には円筒型防振ゴムですが、最近では、リングマウント・ボールダンパーのような質の高い防振材が主流です。ゴム、ポリウレタン系の防振パッド・シート、フォーム材に組込まれているタイプは簡易防振材で、性能を追及する防振・防音工事には不向きです。また、緩衝材と防振材を間違えて使用しないよう注意が必要です。よくホームセンターなどで売っているいろいろな色が付いたポリウレタンは、防振材ではなく緩衝材ですので注意してください。床衝撃音性能が良い材料は、防振性能が良いとは言えない 幼稚園の床に使用しているポリウレタン材や、カーペットは、床衝撃音を吸収する緩衝材で、防振材ではありません。こんな材料を録音スタジオ・音楽ホール・劇場・映画館などの防振材に使用しても、その室内の床衝撃音を吸収できるだけで、外部からの振動・固体伝搬音を低減できません。床衝撃音L評価は、防振+衝撃吸収の性能です。外部からの振動対策に、床衝撃音の効果がある幼稚園で使用しているポリウレタン材や、カーペットを敷いても意味が無いように、床衝撃音性能が良い材料が、防振性能が良いとは言えないのです。特にマンションにおける防音室の場合、隣室で他人が寝ていたり、最近では、サッシの防音性能が向上し外部騒音が小さくなり、室内暗騒音が低くなっているのが現状です。固体伝搬音は、レベルが低くても、明瞭度が良く聞こえたり、和室で寝室の場合は床に耳が近くなり、問題となる場合もあります。したがって、防振性能、良い防振材の選定が重要なのです。音楽ホール、シネコンなどでは、隣室が店舗や事務所で比較的騒音がある場所であるため、問題にならないところが多いため、マンションのピアノ防音室のほうが、防振性能・防振材の選定には、高い技術が必要なのです。また、マンションでは、隣戸にどのような人が住むかわかりません、騒音値がいくら低くてもハッキリとピアノなどの音が聞こえると問題が発生することもあります、したがって、防音工事において防振工事は重要なのです。また、ピアノ防音工事だけでなく、マンション・ホテルなどの機械室、駐車場などの防音・防振対策工事も同様です。このように人が住む住宅空間こそ、技術・信頼ある防音工事業者を選択しなければいけないのです。


登録者: kanon33

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