孤独と自殺未遂

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おはよう御座います! 私も少年院では色々なことを学び、そして感じることができました。 一番は、愛情です! 血の繋がりがある、なしに関係なく必ず自分を愛してくれる人がいるということを本当に感じることができた。 きっと少年院に入らなければ養親のありがたみを私は知ることができなかったかもしれません。 人はどんな状況下におかれていても、どんな苦しい状況下に居ようとも、喜びや生きる幸せを感じることができる。この世で誰一人として独りぼっち、ということはない。必ず誰かが貴方を愛してくれている。そして貴方を必要としてくれている。皆さんも、ちょっと自分の周りを見渡してみてください! さて、私は少年院を約10ヶ月で退院した。色々あり過ぎた少年院での生活。 あ、余談なのですが、少年院の中で連絡先を交換することはNGなのですが、”仕込み”といって、辞書やノートに暗号化して名前や電話番号を書いてましたね。社会復帰した後に連絡を取り合う為にです。私も少年院で知り合った人と社会復帰後、数人と会いましたよ。これ、いけないことなのですがね・・・・ 私が少年院を退院する時、養親が迎えに来てくれた。私は最初、養親の顔をまともに見ることができませんでした。申し訳ない、という気持ちよりも何故か、”恥ずかしい”という気持ちでいっぱいだった記憶があります。 養親の目には涙があふれていましたね・・・ 逮捕されてから約1年ぶりに自由に歩くこと、喋ることが、食べることが許される生活にもどることができた。開放感が私の心を躍らせる。 少年院からの帰り道、新幹線の中でチョコレートを何個も食べて、タバコを吸って、少年院での生活を懐かしそうに養親に話す私。その反面、うかない顔で私を見つめる養親。 私は今までこんなにも養親が恋しく、一緒に居たいと思ったことがなかった。だから、私は休むことなく養親に話しを続けていた。 数時間後に「離縁」されることも知らずに・・・・