新たな道!?それはヤクザだった!?

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おはよう御座います!今日は今から外出です。頑張ってきます!! さて、私は自分の歩くべき道を見失い、ただ、社会を人を恨み自分から変わろうとすら考えることができず、毎日、毎日をただとりあえず生きていた。後から気づいたことですが、誰もが人に言いたくない過去のひとつやふたつあると思います。 しかし、どんな過去であれそれは自分が生きてきた証たとえ過ちだったとしても、その過ちは消しゴムで消すことはできない。でも、人は年齢や性別、お金があるなしに関係なくどんなどん底にいたとしても、必ずやり直すことができる。自分自身の努力で自分の未来を切り開くことができる!自分自身の考え方、生き方次第で!!私は退院後、毎日、昼間は何も考えずに繁華街をブラブラと歩く。 夜は公園や駅中でダンボールをひいて寝る。何も考えずに、ただ、気が向くまま自身の人生を投げ捨てて、立ち直ろうともせずに毎日を過ごしていた。 そんなある日、私にひとりの女性が話しかけてきた。 年齢は40歳くらい、きれいで、なにか安心する匂いを感じた。 「最近、毎日見かけるけど、行くところないの?」 私はなんとなくこの女性に全てを話したい、そう感じた。 近くの喫茶店に入り、私はこの女性に少年院のこと、離縁して家を出たことなど全てを話した。 すると、この女性は私に 「うちの主人と会ってみない」 と声をかけてくれた。 私は 「お願いします」 と即答する。 何故、このとき即答できたのだろうか。今考えると、これが運命の出会いだったのだろうか。きっと、このときは自分自身の道を心のどこかで探していたのだろう。 そして、この女性の主人という男性が現れた。 派手な格好、 すぐに裏の仕事をしている人だとわかった現れた男性は、はやりヤクザだった。。。 でも、私はこの人を全く怖いとか危ない人と感じなかった。 というより、親しみを感じた。 21歳の私は、この日この男性と舎弟としての杯を交わし、服装から髪型、ものの考え方、 そして過去全てを捨てて、 ヤクザとして生きていくと心に決め、この夫婦の家に住み込みでヤクザとして新たな人生を歩むことになる。 当時は、ヤクザ自体よくわからず、ただ、不良の延長みたいな感覚だったのですがね・・・ そして私のヤクザ生活が始まるのである。