あなたを待っている人たちに失礼でしょう

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おはようございます!さて、本日もNAOさんのブログから「あなたを待っている人たちに失礼でしょう」をご紹介いたします。では、NAOさんのブログをどうぞ^^・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★本日のお薦めはコチラ!★皆さんの過去の経験談を募集中! おはようございます 今日も東京は朝から快晴で暑いです。 さて、以前、私はある女の子達のグループを作っていました。 このグループでは、13歳から20歳くらいまでの女の子達が集まり、色々なテーマを設けて社会貢献活動していくものです。 このグループに集まる女の子にはひとつ共通点がありました。 それは、体を売ったり、引きこもっていたり、薬物に手を出したり、という過去を背負っているのです。   この子達はこのグループと出会い、過去と決別し、新たな目標をもって一歩を踏み出そうと努力していました。 あるとき、このグループで頑張っていたAちゃん(当時17歳)が、ある集まりのときから突然、全く姿を見せなくなった。 Aちゃんと仲が良い友達も何にも聞いてないらしく、携帯は留守電、家に連絡しても帰っていない、と言う。 連絡がとれなくなって2週間くらいたっただろうか。 突然、私の携帯電話にある県警から電話が入った。その内容は、Aちゃんが保護されているというもの。 Aちゃんが私に迎えに来て欲しいと言っているらしい。 私はすぐに、その県警まで行った。 県警の話によると、Aちゃんは、ネットで知り合った男性に無理やり連れられ暴行されたらしい。Aちゃんの姿を見ると、顔や足などにたくさんのアザと傷があった。 私は県警からAちゃんの親御さんに連絡したが、本人が勝手にやったことなので関係ない。。。的な話をするので、私が警察の許可をもらってAちゃんを連れて帰りました。(まぁ、色々とあったのですが)   帰ってからも色々とありましたが、何故、Aちゃんはこのようなことに巻き込まれたのか、ですが、簡単に書きますと、Aちゃんは家庭の問題で前から売春をしていた。 グループに入り、自身の夢を持ち歩き始めたのだが、また、家庭の問題が勃発してヤケクソになり、また売春をしてしまったらしい。 Aちゃんは、自分を待っている人は誰もいない。そして、自分が頑張ることで何かが変わることなんてない!と、苦しいときには考えてしまうらしい。 これは、Aちゃんに限ったことではない。 自分が一歩踏み出したことで、何かが変わるわけでもないし、誰かが救われるわけでもない。 苦しいことなんかがあると、私もそう思ってしまうときがあった。 でも違う! どんな小さな一歩でも、一歩踏み出した瞬間、何かが変わり始めている。   自分にはわからないかもしれないが、感じることはないかもしれないが、確実に何かが変わり始めている。 誰にも、その人固有の可能性と才能がある。 一歩を踏み出すことで、それらは確実に現実に向かい始める。 誰かがあなたを待っている。待ち望んでいる。 だから人は頑張らなきゃいけない。 だって、あなたを待っている人たちに失礼でしょう。 あなたをず~っと待っているのに!   Aちゃんは、この件以来、挫折しながらも前だけ向いて歩き続けた。 そして、今は2児の母親になった。 今度は、Aちゃんが子ども達にこれらを伝えていくことだろう。