私たち人間はゲームの中で生きているわけではない!

Eメール 印刷 PDF

では、NAOさん の過去・・・・・

早速続きです!!

いじめられる毎日、、、、

ホント、小学生ながらに大分、悩んでいました。

そんなある日、突然、友達?

が当時はやっていた「戦争ごっこ」を

一緒にやろうと誘ってきた。

私は久しぶりに友達と遊べるとあって

とにかくはしゃいで待ち合わせ場所へ向かった。

あ、「戦争ごっこ」とは、

2チームで石や泥などを相手チームのメンバーにぶっけ合い、
先に降参したほうが負け、という極めて危ない遊びでした・・・

集まったメンバーは、
私がいじめにあう前まで

友達!

だと思っていた奴らでした。

でもコイツらは手のひらを返すように、
私をあの日からいじめた。

心では、

友達ってなんなんだろう・・・・

と感じましたよ。

戦争ごっこをやるのに人数が足りないから
私を誘ったんでしょうが、

ホント、都合が良い時だけ・・・

と感じましたね。

でも、誘われることのほうが嬉しかった・・・・

かな・・・・・

ホント、このときは複雑な思いだったです。

さて、戦争ごっこはというと、

各自が木の枝や石ころ、
泥をボール状に固めたもなどを武器として用意し、
当時のリーダーの掛け声でスタートした。

「戦争ごっこ」が始まってすぐでした。

私が当時、一番怖かったいじめっ子に対して、

バズーカー砲~

発射~

と、大きな声で叫びながら
そいつを目掛けて大きな石を投げつけた。

すると、私が投げつけた大きな石が、

いじめっ子の・・・・・

狙ったのか?

といえば確かに私は彼を狙った・・・

ただ、あんなことになるとは想像もしなかったが。。。

当時の私たちは、

TVゲームなんて遊びはなかったが(うちは貧乏だったし・・・)

マンガなんかで、死んだ人間が生き返る!?

ようなシーンを見ているから、

当時の私の心のどこかには、

石があたったって死にはしないだろう。。。

という気持ちがあったのかもしれないですね。

というより、

イジメにあっていた恨みのほうが
強かったのかもです・・・・

今の殆どの子供たちは
ゲームのひとつや二つは持っているだろう。

それらゲームの中では、
死んだ人間が何度だって
やり直す(リプレー)ことができる。

敵を殴ったって自分の手は痛くない。

敵に殴られたって痛くない。

でも、実際の人間は

殴られれば痛いし、

人を殴れば自分の手が、
そして、心が痛い。

一歩間違えれば・・・

人は命を落とせば二度と生き返ることができない。

そう、私たち人間は、

ゲームの世界で生きているわけではない。

人に殴られても、殴っても、

体、心に痛みを感じることができる生き物なのである。

そして私たち人間の命は誰もが一度限り!

なんだ!

そんな命、

大切にしたいですよね。

ではまた