エアコン洗浄業者が奨めるハイブリッドエアコンとは?

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三菱電機からハイブリッド型エアコンが登場しました。
その名もハイブリッド霧ヶ峰
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/kirigamine/12/lineup/zw/index.html
これはエアコン洗浄を主業とする業者の立場の目線から見ても、
非常に理にかなった機構で、これからのエアコンの主流となるのではないかと思ったりします。
これは、送風運転の風と従来の冷房運転の風を自動で切り替えて節電効果を得る
送風運転と冷房(または暖房)運転のハイブリッドというわけです。
従来は、例えば冷房運転の場合、
設定温度より部屋が冷えるとファンの回転が自動で止まる、
または回転が緩やかになって冷たい風を送らなくなることで温度調整をしています。
ところが、その間は冷媒を消費し熱交換器は冷却を続けているため
電気代を消費しています。
極端に言えばエアコン自体は冷やしているが、冷えた空気を送らなくして
温度調整しているだけなので省エネという意味では不十分でした。
体感的にも風が
急に来なくなってムッと暑さがぶり返す感じです。
今回、三菱電機が発売したハイブリットエアコンは
室内や人間そのものの体感温度(センサーで感知)が冷えた際は
冷房運転を止めて、送風運転して、
言うなれば扇風機になります。
実際に、送風運転の際は消費電力は扇風機以下(三菱電機社内製品比)とのこと。
従来のように急に風が止み(極端に弱まって)、体感的に暑くなることを
いわば「扇風機の風」で緩和して調整しているのです。
これは従来のエアコンの冷房運転や自動運転といったモードより
間違いなく節電の効果は高いでしょう。
そして何より、エアコン洗浄のニーズの元である
カビの繁殖を抑える効果も期待できると考えます。
この点はメーカー側がアピールポイントにしているわけではないので
あくまでもエアコン洗浄を生業とする者の個人的見解ですが。
10年近く古いエアコンには大抵「送風運転」機能が付いていました。
ところがここ数年のエアコンには送風運転機能は
どういうわけか削除されてしまいました。
エアコン洗浄をした後は、エアコン内部を水洗いするわけですから
洗浄後は内部は濡れています。
夏場にこの状態で放置すると湿気がこもってせっかく洗浄したにも関わらず
カビの繁殖を促してしまうことになるので、
送風運転機能があるエアコンは、送風運転で1時間ほど回し続けて内部を乾燥させます。
ところが困ったことに前述のように近年のエアコンには
この送風運転機能が無いため洗浄後の内部乾燥を
暖房運転で行わなければなりません。
まだ4月、5月であれば窓を開けたまま暖房運転にして
内部乾燥をかければ問題ありませんが、
6月、7月といった夏本番ではそうはいきません。
当然、お客様が日々使用する立場からも、
冷房運転後に小まめに送風運転をかければ
エアコン内部(特にシロッコファン)の結露した水分や湿気を
乾燥させることができるので中長期で見ると
使い方次第でカビの繁殖も抑えることができ
エアコン洗浄のスパン(何年おきにエアコン洗浄するか)も
長くすることが出来るため衛生面でもコスト面でもメリットがあります。
そんなわけで、エアコンクリーニング業者である当社が
新たにエアコンの購入をご検討の方にお勧めするエアコンは
現時点では三菱電機のハイブリットエアコン霧ヶ峰です。
おそらく他社も追随するのではないかな~と思います。
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