さて、早速ですが、NAOさんの
ブログの続きを書かせて頂きます。
一般の社会と少年院との大きな違い。
それは・・・・
逃げ場がない!
ということです。
人間関係で気まずくなっても、
その人と毎日顔を合わせなければならない。
逃げることができないのです。
だから、自分の気持ちを抑えなければならない。
でもね・・・
みんなやんちゃなので、
すぐに喧嘩になってしまうんですよ・・・・
喧嘩すれば、
当然、謹慎処分ですよ。
怪我をさせれば、
下手をすると事件となりますからね。
私が少年院にいたときにあった
大きな喧嘩(事件)は2件でした。
ひとつは就寝中に相手の目を
槍上の棒で刺してしまったこと・・・・
もうひとつは、
彫刻等で手を刺してしまったこと・・・・
です。
両方、刑事事件になりましたね。
やった本人は今頃、何しているのだろうかね。。。。
まぁ、大きな喧嘩(事件)はこの2件でしたが、
小さな喧嘩(言い合いや少しの殴り合いで、刑務官に見つからないこと)
なんかは、毎日、何度起きていたことか・・・・
関係なくても近くにいれば巻き込まれますしね。
ホント、いつも緊張していましたし、
いつも、言動には気を使っていましたね。
だから、ホント、精神的にきつかったかな。。。。
でも、こんな生活の中にも喜びもありました。
それは・・・・
どんな環境下であっても、
どんなに苦しいときでも、
人って、その状況下で何かの喜びを
見つけることができるものなんですよね。
人は些細なことでも、
喜びとして感じ取ることができるんですよ。
社会にいると麻痺してしまい、
小さな喜び、小さな優しさを忘れてしまう。
毎日の忙しさに追われて、
その喜びや優しさを感じ取れる
心を持っているか、忘れていないか?
皆さんももう一度、肩の力を抜いて、
小さな喜び、小さな優しさを感じてみてください。
結構、これって日常、誰でも経験しているものですよ。
きっとね!