こんばんは★
さて、NAOさんのブログの続きを書かせて頂きます★
私の前には、
養父、親分、数人の若い衆が立っている。
いつでも、さらえるんだぞ、
という気迫さえも感じる・・・・
しかし、私は引くわけにはいかない。
ここで立ち止まるわけにいかない。
何があっても。。。。
互いに一歩も引くことなく口論が続いた。
1時間は経っただろうか。
親分から妥協案を出してきた。
親父も仕事を辞めちまったんだから、
300万円くらい渡してあげてくれや~
という。
私は考えた。
300万は何とか私はすぐにでも払える。
しかし、金額の問題でもないし、
300万を払えば、私も手持ち金がなくなってしまう。
ただ、
この人たちと離れるには仕方ないのだろうか・・・・
色々と考えた。
お金は払うこと自体おかしな話である。
しかし、養子になることも、
会社を作るお金を出してもらったのも、
全て自分自身が決めたこと。
誰の責任でもない。
全ての私自身が悪い。
二度とこんな目にあわないようにしよう。
今回は自分自身の授業料だ・・・・
と考え
私は300万を払うことで承諾した。
私は銀行に行き300万を引き出してきた。
そして、離縁申し立ての書類と引き換えに
養父に300万を渡した。
そして、やっと離縁が成立し私は家を出た。
私の手持ち金は10万円弱。
部屋を借りることができない・・・・
行く場所もない・・・・
また、一人ぼっち・・・・
宿無し
金無し
だ・・・・・・・
寂しいね・・・・
何もかも
失うって・・・・
人って全てを失うと、
心に大きな穴が開いたようで
凄く寂しくて・・・・・
そして、
凄く寒く感じるものなんですね・・・・