こんばんは☆
さて、早速、NAOさんのブログの続きを書かせて頂きます。
レスキュー隊が先輩と彼女の救出にとりかかった。
何分たっただろうか・・・
鉄を切るような音など
変な空気を肌で感じていた。
そして、最初に救出されたのは先輩だった。
先輩は意識がまだ少しあった。
救急車に乗せられ運ばれていく。
私は近寄ることもできず、
ただそれを見つめているだけだった。
それからだいぶ時間がたったころ、
ブルーのシートをかぶせたタンカが出てきた。
それを見た瞬間、
彼女だと思った。
当然、もう、生きていないのだろう・・・
そう思った。
心では彼女のところへ駆け寄りたかったが、
あの時の私は、足が震えて歩きだすことができなかった。
いや、そうじゃない。
彼女の姿を見たくなかったのだろう。
情けない自分
そう、今感じる。
先輩が車を走らせ、
そして、車が大破するまでの間、
いったい、彼女はどんなことを話、
どんなことを考え、どんな顔をしていたのだろうか。
寂しさというより、
自分自身に対して腹がたつ。
情けない自分・・・・
そして、彼女を殺してしまった自分が許せなかった。
俺が・・・・
彼女を
殺したんだ・・・・・