発明品・特許商品の販売方法をご検討の方

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販売方法について

良いアイデアを形にしたい!これは儲かるというものができそう。そのタイミングは常に発明をしようと考えている人でなくても、振り返ってみれば今までに何度かあったことですよね。
アイデアはもう持ってる。形にはなんとかできそう。とモチベーションもプランもあがってきます。
そこで皆様の前に立ちはだかるのは、「商品化」と「販売方法」です。
これが何より難しく、先行き不透明なためにアイデアのままで終わった発明品はいったいいくつあったんでしょうか?中には今でも誰も考えたことのないすばらしい商品も間違いなくあったことでしょう。
「商品化」「販売」となると誰もが思いつく方法は


ネットショッピン
実店舗販売
スポンサー企業に依頼


というところだと思います。※商品化や販売をする前には個人の責任で特許の確認をしっかり行ってください。
下記の3択についてひとつずつ検証をしていきます。


ネットショッピング

 

近年ではインターネットのサービス向上にともない、手軽にネットショップを開設できるようになりました。大手のyahooや楽天といったショッピングモー ルに掲載することもできます。また、スマートフォンの普及も追い風になり今後もマーケットとしては、充実していくことが予想されます。個人でホームページ やECサイトを制作し販売をすることも可能です。


リンク  →
eccube:無料でECサイトの構築が可能。専門的な知識が必要
おちゃのこ:月額500円からECサイトの利用が可能
shop-pro:月額875円からEC歳との利用が可能
estore:日本最大級のEC構築サイト月額4,800円から利用が可能
makeshop:月額0円から10,000円までプランに合わせて利用が可能


専門の業者も数多く存在しており、日々新しいサービスと技術が現れる厳しい市場になります。ただし現状ではweb上での販売を成功させるには、専門的な知識と時間と努力が必要になります。
パソコンやインターネットはあまり詳しくという方は、大手のショッピングモールにコストかけて出品するか、信頼できるweb制作会社に依頼をして形にする 方法をおすすめします。無料で作成する方法もありますが、ほとんどの方はwebからの反響がないのであきらめてやめてしまってることが多いようです。労力 ばかりかかってやめてしまうのであれば、時間が無駄になるということです。


コストは必要だけど費用対効果はでやすい →
楽天市場:日本最大級のショッピングモール
yahooショップ:yahooのショッピングモール
 

ネットショップを開設する際に必要な知識

 

step1.キーワード検索数(アドワーズキーワード)とSEO(SEM)
step2.アクセス数(セッション数)
step3.コンバーション率(CVR)もしくは LPO(ランディングページ)


ネット販売で物が売れる仕組みは、非常に分かりやすく説明できます。ネット販売で物が売れる仕組みは
販売効果=アクセス数(閲覧された数)x コンバーション率(ECサイトに入ってきた人が購入する確立)です。


ですので、単純にアクセス数とコンバーション率をあげれば販売効果がUPするという仕組みです。
今回はショッピングモール以外のECサイトを考えてみたいと思います。販売する商品はキッチンの清掃道具です。
インターネットで物を売るのに必要なポイントは、


①ECサイトを見てもらうこと。
②見てもらった人が商品を買ってくれることです。


そんなのわかってるよと思うかもしれませんが、もう少しお付き合いください。
①ECサイトを見てもらうこと。これはインターネットからどうやって見つけてもらって、どのように見てもらったかということです。つまり今回の場合は「キッチン 清掃道具」であれば狙い通りのターゲットがECサイトに来てくれていることになるのでO・Kです。ただ実際には、「キッチン 掃除道具」のほうがたくさんの人に見てもらえる可能性があります。その言葉選びのちょっとした差が、インターネット上での露出の差につながり、効果の差につながっていきます。後ほど記述を追加しますが、「キッチン 清掃道具」も間違いではないです。難しいです・・・
そんなときはgoogleアドワーズのキーワードチェックツールを使いましょう。このツールはキーワードの予測検索数をだしてくれますので、キーワード選びには非常に参考になります。
 

キーワード検索数 googleアドワーズキーワードツール

 

目立ちたいキーワードを「台所 掃除」に決めました。じゃあさっそくECサイトを「台所 掃除」でyahooやgoogleの検索上位にでてくるように。・・・どうやって?
この検索結果に上位に表示することSEO(SEM)といいます。(SEOのことはインターネット上にもっと詳しい人がいますので、ご自身でECサイトを作られるのであれば、是非ネット上から探していただきたいです。)成功報酬でされている企業もたくさんありますので、試してみるのが一番だと思います。
 

アクセス数(セッション数)

 

アクセス数とは、作ったECサイトを閲覧してくれた人の数です。単純に多くの人に見てもらったほうが効果がでるのはご理解いただけると思います。ECサイトにSEOを施してアクセス(セッション数)をあげると多くの人に見てもらうことができるようになります。
キーワードもばっちりで目立つキーワードで上位になった!売れるぞ!・・・
「・・・売れないって?」なんでですかね。
それは
 

コンバーション率(CVR)もしくは転換率

 

つまり②見てもらった人が商品を買ってくれることです。サイト閲覧者が物を買いたくなるホームページにすることです。ホームページを見ても内容がなかったり、あまりにデザインが良くなかったりすると、そそられないので買わないですよね。
コンバーション率(CVR)は、別の言い方ではコンバーション率は【転換率】ともいいまして、ECサイトに来た人の中で何%の人が物を買ってくれるか?の指数になります。1000人が閲覧していて2%の転換率であればお客さんは20人です。転換率が4%であればお客さんは40人です。良く物が売れるサイトでの平均がだいたい4%ぐらいだと思います。
そこでコンバーション率をあげる対策として、LPO(ランディングページ)という対策があります。
LPOとは、サイト運営者の目的とするところに、サイト閲覧者を誘導するホームページの作成方法になります。LPOについても詳細はインターネットでお調べください。
上記がうまくいけば
販売効果はUPするはずです。ただ、時間と努力と勉強は必要です。


実店舗においてもらう

 

店頭にスペースを借りて商品を販売してもらう方法です。
店舗スペースを貸し出す企業もありました。


リンク→
軒先.com もったいないスペースをシェアするサイト


実際は店舗に連絡をとるか商品を持ち込んでおいてもらえるようにお願いをすることが近道だと思います。発明品・特許商品とおなじカテゴリの店舗で、人通りが多く繁盛している、店内にスペースを貸してもらえる店舗となると見つけるのは大変でしょう。
自分が店先にたってお客さんに売り込む等の行動も必要になることが予想できます。ご自身の接客スキル・販売手法に長けていて、発明品を絶対売れると自信が ある方はこの方法がいいと思います。直接交渉に持ち込むことができますので、企業や代理店・販売店を見つけるよりは販売までの道のりは近いはずです。


スポンサー企業に売り込みや代理店・販売店の開拓


企業・スポンサーに商品を売り込む前には必ず特許について確認してください。実際に個人で企業・スポンサーに交渉して商品化、販路を確定させることはかな り難しいのが現状のようです。ビジネスマッチング、企業間引き合いのサイトをリストアップしました。いわゆる BtoB (ビジネスtoビジネス、企業間引き合い)サイトです。


http://www.biz-match-station.zenkyo.or.jp/
http://www.bconnect.jp/
http://www.zenkyo.or.jp/
http://www.nexgate.jp/
http://wizbiz.jp/pages/product_service_index.jsp


企業は常に新しい商材や売れそうな商材に対してアンテナを張っています。世の中にでてメリットのある商品であれば商品化することも夢ではないはずです。た だしネット上には、社外からきたアイデアを良く思わないとか1000社にアプローチしたけど、1社も相手にしてくれないといった書き込みもありました。
 
上記の3択について難しいと感じた方は、justlookに掲載することをご検討ください。
詳細はこちらへ。