話題のマンガの魅力を担当編集が語る「マンガ質問状」。今回は、世界平和のために武器を売る女商人と、武器を憎む元少年兵を描いた高橋慶太郎さんのマンガ「ヨルムンガンド」です。「月刊サンデーGX編集部」(小学館)の夏目晃暢さんに作品の魅力などを聞きました。
--作品の魅力は?
魅惑的な女性の武器商人ココ・ヘクマティアルと、元少年兵ヨナの硝煙漂う旅路を描いた作品 です。一筋縄ではいかない多彩な登場人物たち、容赦ない銃撃戦、登場する兵器の数々、ハリウッド映画のような現代諜報戦など、エンターテインメントを満載 した最新鋭のアクションマンガです!
--作品が生まれたきっかけは?
お付き合いがあった高橋慶太郎先生から「武器商人ココと、彼女を守る私兵部隊のマンガを描 きたい」という企画の持ち込みがありました。私自身、もともと銃器や兵器が好きでしたし、「ヨルムンガンド」を連載する前にも「ブラック・ラグーン」や 「ワイルダネス」を担当していたので、「銃撃戦マンガがもう1本くらい『サンデーGX』に載っていても面白い」と思い、連載企画として立ち上げました。