女優の北川景子さん(25)と人気子役の芦田愛菜ちゃん(7)が13日、横浜・みなとみら いで行われた劇場版アニメ「マジック・ツリーハウス」(錦織博監督、12年1月7日公開)のクリスマス・プレミア舞台あいさつに登場。本の世界を旅する夢 と魔法とスリルいっぱいの大冒険を描いた同作にちなみ、「さあ、行こう!本の世界へ」のかけ声と共に、よこはまコスモワールドの大観覧車「コスモクロック 21」を“マジック”で点灯させた愛菜ちゃんは、「すごいきれいです」とにっこり。北川さんも「もともときれいだったんですけど、とってもきれい。みなさ んと一緒にクリスマスイルミネーションを見られてすごくうれしいです」と満足そうにほほ笑んだ。
「マジック・ツリーハウス」は、全世界で売り上げ1億部を突破したメアリー・ポープ・オズ ボーンさんの児童書「マジック・ツリーハウス」シリーズ(メディアファクトリー刊)が原作。森の中で不思議な小屋「マジック・ツリーハウス」を発見した仲 良し兄妹のジャック(北川さん)とアニー(愛菜ちゃん)が、時空を超えて本の世界へと飛び込んでいく……という物語。
点灯式には真矢みきさん、舞台あいさつには主題歌を担当した植村花菜さん、錦織監督も登 場。今回が声優初挑戦で男の子役を演じた北川さんは、「本編を見たのですが、自分の声はまだ違和感があったりします。ジャック役として見ていただけるか自 信ないけど……」と本音をチラリ。すかさず真矢さんは、「(ジャック役に)男の子の声優さんを入れているのかと思ってたから、景子ちゃんでびっくりした」 と北川さんの声の演技を絶賛した。
「もし魔法が使えたら?」とMCから聞かれた愛菜ちゃんは、「着たいと思ったお洋服の絵を 描いて、“ぽんぽん”としたら、そのお洋服とかが出てくる魔法のスケッチブックがほしいです」とかわいらしく回答し、会場に集まったファンをメロメロにし ていた。真矢さんは「“ぽんぽん”としたらセリフがぴって入ってくるような魔法がほしいです」とユーモアたっぷりに話し、会場を沸かせた。
北川さんは、「ジャックとアニーが2人で力をあわせて希望を持って、あきらめずにやること が大事なんだと思いました。映画は、単純にドキドキわくわくできると思いますし、見終わったあとに前向きになれるようなメッセージが詰まってると思いま す」と笑顔でアピールした。なお、イベントでは植村さんによる主題歌「メッセージ」の生披露も行われた。映画は12年1月7日公開。