月収アップと支出増、どっちが先?収入増加の錯覚調査

2026年 3月 09日(月曜日) 11:41

物価上昇やライフスタイルの変化が続く中、「収入が増えたのに生活が楽にならない」と感じる人は少なくありません。
Song合同会社は、過去5年以内に収入増加を経験した20〜40代を対象に「収入増と支出増の関係」に関する実態調査を実施しました。

本調査では、収入増加後の生活実感や支出増加の実態、さらに収入増を資産増に変えられる人の行動傾向を分析。収入アップが必ずしも生活の余裕に直結しない理由と、資産形成へつなげるためのヒントを明らかにしました。

~調査概要~
発信主体:Song合同会社
調査対象:20〜40代全国男女(過去5年以内に収入が増加した経験がある人)
有効回答数:400人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年2月24日〜3月3日
通貨単位:円

~モデル世帯~
-収入上昇・体感余裕なしモデル
32歳・未婚・都内賃貸1K・IT企業勤務
年収:420万円 → 520万円(3年間で増加)
月収増加:+約¥45,000
生活変化:外食・サブスク・ガジェット支出増
投資:つみたてNISA 月2万円

-共働き収入増・固定費拡大型モデル
38歳・既婚・子ども1人・郊外マンション3LDK
世帯年収:720万円 → 900万円(5年間で増加)
生活変化:車購入・住宅ローン・教育費増
投資:NISA+iDeCo 月6万円

【収入が増えても余裕は増えない?実感ギャップ】
収入が増えても生活に余裕を感じるとは限らないことが、本調査で明らかになりました。
-収入増加後の生活実感
実感 割合
余裕が増えた 38%
変わらない 44%
むしろ苦しい 18%

約6割(62%)が「生活に余裕を感じていない」と回答しています。

-月収増加額
指標 金額
平均 ¥42,300
中央値 ¥38,000
第1四分位 ¥20,000
第3四分位 ¥60,000

-支出増加額
指標 金額
平均 ¥36,900
中央値 ¥32,000
第1四分位 ¥18,000
第3四分位 ¥52,000

収入増加額に対し、支出増が約87%の水準で発生していることが分かりました。

-「収入増=生活余裕」にならない理由ランキング
順位 理由 割合
1位 物価上昇 34%
2位 生活水準アップ 27%
3位 固定費増 18%
4位 家族支出増 13%
5位 税金・社会保険 8%

-収入増加後の支出増経験率
79%

収入増加を経験した人の約8割が、何らかの形で支出増を経験しています。

~ユーザーコメント~
T.M., 34, ITエンジニア「昇給したときは余裕が出ると思いましたが、外食やガジェット購入が増えて結局あまり変わりません。」
A.N., 29, 事務「給料は上がったのに家賃更新や物価上昇で支出も増え、体感はむしろ苦しいです。」
H.K., 40, 営業「子どもが生まれて教育費や保険が増え、収入増がそのまま生活費に吸収されました。」

【支出が増えやすい費目ランキング】
収入増加後、どのような費目が増えやすいのかを調査しました。
-支出増カテゴリランキング
順位 カテゴリ 経験率
1位 外食 46%
2位 趣味 39%
3位 サブスク 35%
4位 旅行 32%
5位 ガジェット 29%
6位 住居費 25%
7位 車関連 21%
8位 教育費 18%

-カテゴリ別平均支出増額
カテゴリ 平均増額
外食 ¥8,200 / 月
サブスク ¥2,600 / 月
住居費 ¥14,800 / 月
車関連 ¥17,400 / 月
趣味 ¥7,900 / 月
ガジェット ¥6,700 / 月
教育費 ¥15,600 / 月
旅行 ¥10,200 / 月(平均換算)

-収入増加から支出増までの平均期間
期間 割合
1年以内 52%
2〜3年 33%
3年以上 15%

半数以上が1年以内に支出増を経験しています。

-モデル世帯年間支出増シミュレーション
・収入上昇・体感余裕なしモデル
支出項目 年間増額
外食 ¥96,000
サブスク ¥24,000
ガジェット ¥80,000
趣味 ¥72,000
合計 ¥272,000 / 年

・共働き収入増・固定費拡大型モデル
支出項目 年間増額
住宅関連 ¥240,000
車関連 ¥180,000
教育費 ¥150,000
旅行・レジャー ¥120,000
合計 ¥690,000 / 年

-「気づいたら増えていた支出」ランキング
順位 項目 割合
1位 サブスク 31%
2位 外食 28%
3位 コンビニ 17%
4位 ガジェット 14%
5位 趣味 10%

~ユーザーコメント~
K.T., 33, デザイナー「サブスクは一つ一つは安いので気づいたら増えていました。」
R.S., 37, 公務員「昇給してから外食回数が増え、食費がかなり上がりました。」
Y.H., 41, 営業「車を買ったことで保険や維持費が想像以上に増えました。」

【収入増を“資産増”に変えられる人の習慣】
収入増を資産形成に活かしている人には共通する習慣が見られました。
-収入増加後の資金配分
配分 割合
消費 56%
貯蓄 24%
投資 20%

-収入増分の平均配分率
指標 割合
平均 投資19% / 貯蓄25% / 消費56%
中央値 投資15% / 貯蓄20% / 消費60%
第1四分位 投資5% / 貯蓄15% / 消費70%
第3四分位 投資30% / 貯蓄35% / 消費45%

-収入増を資産増に変えた人の行動ランキング
順位 行動 割合
1位 自動積立 41%
2位 固定費見直し 23%
3位 生活水準固定 20%
4位 投資比率設定 16%

-年収上昇後の平均投資額増加
指標 金額
平均 ¥14,800 / 月
中央値 ¥10,000 / 月
第1四分位 ¥5,000 / 月
第3四分位 ¥25,000 / 月

-取り組み別年間資産増加シミュレーション
取り組み 年間資産増
自動積立(月2万円) ¥240,000
固定費削減(月8千円) ¥96,000
投資比率30%設定 ¥180,000
生活水準固定 ¥120,000

~ユーザーコメント~
S.K., 31, 事務「昇給分の一部を自動で投資に回すようにしたら、自然に資産が増えました。」
M.Y., 36, 会社員「収入が増えても生活レベルを上げないように意識しています。」
D.O., 39, エンジニア「ボーナスだけでなく昇給分も投資に回すルールを作っています。」

【まとめ】
今回の調査では、収入増加を経験した20〜40代のうち62%が「生活の余裕を感じていない」と回答しました。
月収は平均¥42,300増加している一方で、支出も平均¥36,900増えており、収入増の多くが生活費に吸収されている実態が明らかになりました。

特に外食・趣味・サブスクなどの支出は収入増後1年以内に増えるケースが52%と多く、「気づいたら支出が増えていた」という状況が広く見られます。

一方で、収入増を資産形成につなげている人は、自動積立や投資比率の設定など、収入増分を先に資産へ回す仕組みを作っていることが分かりました。

収入アップを実際の資産増へつなげるためには、生活水準の管理と資金配分ルールの設計が重要であると言えそうです。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://www.pubpub.org/user/kenichi-miyake
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/exness/exness-type/exness-standard/

登録者:songllc

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