どこまで下がったら売る?“損切りライン”調査

2026年 4月 20日(月曜日) 10:55

Song合同会社は、20〜40代の投資経験者を対象に「損切りラインと実行実態」に関する調査を実施した。投資成績を左右する重要な判断である“損切り”だが、実際には感情や状況に左右されるケースも多い。本調査では、許容下落率の実態、判断トリガー、ルールの有無による損益差を定量的に分析し、「勝てる損切り」の条件を明らかにした。

~調査概要~
発信主体:Song合同会社
調査対象:20〜40代全国男女(直近12か月に投資経験がある人)
有効回答数:300人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年4月6日〜14日

~モデル世帯~
ソロ・損切り迷いモデル:
30歳・独身・都内賃貸1K/年収:450万円/投資歴:3年
/主な投資:つみたてNISA・個別株・FX少額運用
/損切りルール:明確な基準なし(感情判断が多い)
/特徴:含み損が拡大すると「戻るかも」と保有し続ける傾向あり

ファミリー・ルール徹底モデル:
38歳・既婚・子ども1人・郊外3LDK/年収:720万円(世帯)/投資歴:6年
/主な投資:投資信託・高配当株・ETF・FX中ロット
/損切りルール:事前に-10%などの明確基準あり
/特徴:資産防衛重視で機械的に損切りを実行するタイプ

【損切りラインは何%?“許容下落率”の実態】
1位:-10%(34%)
2位:-20%(22%)
3位:-5%(18%)
4位:-20%以上(15%)
5位:損切りしない(11%)

全体の許容下落率は、平均:-13.2%/中央値:-10%/Q1:-5%/Q3:-20%となり、「-10%前後」が一つの基準として広く認識されていることが分かる。
投資手法別では、FXは平均-9.1%、株式は-14.8%、投資信託は-18.5%と、短期志向ほど損切りラインが浅い傾向が見られた。
また、「損切りルールあり」は46%、「なし」は54%と、半数以上が明確なルールを持っていない。
さらに、損切りできず塩漬けした経験率は68%に達した。

~ユーザコメント~
K.S., 29, IT:「-15%まで耐えた結果、結局-35%までいってしまった」
M.T., 33, 事務:「ルールがないと、いつも“もう少し待とう”になる」
R.Y., 41, 営業:「損切りしないのが一番危険だと痛感した」

【損切り判断はいつ?“トリガーと心理”分析】
1位:価格下落率(42%)
2位:含み損額(21%)
3位:ニュース・材料(15%)
4位:保有期間(12%)
5位:直感(10%)
損切りまでの保有期間は平均:38日/中央値:21日/Q1:7日/Q3:60日となり、短期判断と長期放置の二極化が見られる。

含み損拡大時の行動は、
-ナンピン:39%
-放置:33%
-即損切り:28%
と「損失回避行動(ナンピン・放置)」が72%を占める結果となった。

モデル別では、ソロモデルは「放置→ナンピン」傾向、ファミリーモデルは「ルール通り即損切り」が顕著。
また、損切り遅れによる平均損失拡大額は¥84,000(中央値:¥50,000/Q1:¥20,000/Q3:¥120,000)となった。

~ユーザコメント~
T.Y., 34, 営業:「ナンピンで助かることもあるが、大抵は傷が広がる」
A.H., 28, デザイナー:「-10%で切るつもりが、気づいたら-25%だった」
N.K., 39, 公務員:「“戻る”という期待が判断を鈍らせる」

【“勝てる損切り”の作り方と実行率】
投資成績別に見ると、利益が出ている層は以下の特徴がある。
-事前ルール設定率:72%(非利益層:29%)
-実行率:81%(非利益層:37%)
-逸脱率:19%(非利益層:63%)

有効な損切り基準としては、
-固定%ルール(-10%など):44%
-移動平均割れ:21%
-ATRベース:13%資金管理(1回の損失2%以内など):22%
が挙げられた。

モデル世帯の年間損益シミュレーションでは、
-ソロモデル(ルールなし):年間損失 -¥180,000
-ソロモデル(-10%ルール導入):-¥110,000(¥70,000改善)
-ファミリーモデル(ルール徹底):年間利益 +¥240,000

損切りルール導入による損失圧縮効果は平均32%、金額換算で¥68,000/年となった。

~ユーザコメント~
S.K., 36, エンジニア:「ルールを決めてから“迷う時間”が減った」
H.M., 40, 管理職:「損切りは損ではなく“コスト”と考えるようになった」
Y.T., 31, 事務:「小さく負けて大きく勝つ意識が重要だと実感」

【まとめ】
本調査から、損切りラインは-10%前後が主流である一方、半数以上が明確なルールを持たず、結果として68%が塩漬け経験ありという実態が明らかになった。
また、損切りの遅れは平均¥84,000の損失拡大につながるなど、判断の遅れがパフォーマンスに大きく影響している。
一方で、ルールを設定・実行している層は、損失圧縮率32%と明確な成果を上げている。
損切りは「損を確定する行為」ではなく、「資産を守る戦略」である。自分に合ったルールを持ち、それを守れるかどうかが、長期的な投資成績を分ける重要なポイントと言える。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://opencollective.com/kenichimiyake
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/exness/exness-automatic-trading/exness-ea/

登録者:songllc

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