利益が出ても売れない?“利確できない心理”調査

2026年 4月 20日(月曜日) 13:38

Song合同会社は、20〜40代の男女を対象に「含み益が出ているにもかかわらず利確できない心理」に関する実態調査を実施した。投資環境の整備により個人投資家が増加する一方、「利益が出ているのに売れない」「結果的に利益を取り逃す」といった行動も顕在化している。本調査では、利確ラインの設定実態、心理的要因、改善策までを定量的に分析し、合理的な利益確定行動のヒントを提示する。

~調査概要~
発信主体:Song合同会社
調査対象:20〜40代全国男女(直近12か月で含み益状態の資産を保有した経験がある人)
有効回答数:300人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年4月6日〜14日

~モデル世帯~
ソロ・利確迷いモデル:
30歳・独身・都内賃貸1K/年収:450万円/投資歴:3年
/主な投資:つみたてNISA・個別株・FX少額運用
/平均含み益到達ライン:+12%前後
/利確行動:「もう少し伸びる」と判断し保有継続が多い
/特徴:含み益が減少してから売却する“利益取り逃し”経験あり

ファミリー・計画利確モデル:
38歳・既婚・子ども1人・郊外3LDK/世帯年収:780万円/投資歴:7年
/主な投資:インデックス投資・高配当株・FX中期運用
/利確ルール:+10%または目標額到達で自動売却
/特徴:感情よりルール優先だが“売却後の上昇”に後悔を感じることあり

【どこで売る?利確ラインと実際の売却タイミング】
-利確ライン設定の有無
設定している:42%
設定していない:58%

-利確目安の分布(設定あり層)
1位:+10%前後(36%)
2位:+20%以上(28%)
3位:+5%前後(22%)
4位:その他(14%)

-予定 vs 実際の売却タイミング
予定利確ライン到達後も保有継続:61%
予定通り利確:39%

-含み益ピークからの下落率
平均:-6.8%
中央値:-5.2%
Q1:-2.5%
Q3:-10.4%

-利確できなかった経験
経験あり:67%
経験なし:33%

-損失転落幅(利益→損失)
平均:-4.2%
中央値:-3.1%
Q1:-1.2%
Q3:-7.8%

~ユーザコメント~
K.T., 32, IT:「+15%まで行ったのに、結局+3%で売ることになった」
M.S., 28, 事務:「一度上がった分を基準に考えてしまい、売れなくなる」
H.Y., 35, 営業:「利確ラインを決めていても守れないことが多い」

【なぜ売れない?“利確できない心理”ランキング】
-利確できない理由ランキング
1位:まだ上がると思った(34%)
2位:売ると機会損失を感じる(22%)
3位:過去の成功体験に引きずられる(17%)
4位:税金・手数料が気になる(14%)
5位:根拠なく戻ると信じる(13%)

-心理別の行動データ
心理タイプ/平均保有期間/平均利益率/損失転落率/
上昇期待型:68日+14.2%41%
機会損失回避型:74日+11.6%48%
経験依存型:81日+16.8%52%
コスト懸念型:52日+8.9%29%
楽観バイアス型:77日+13.5%55%

-行動バイアス分析
利確遅延タイプ:59%
早売りタイプ:41%

-モデル世帯比較
ソロモデル:利確遅延率 64%
ファミリーモデル:利確遅延率 49%

~ユーザコメント~
T.Y., 34, 営業:「“もう少しで+20%”という欲が邪魔する」
R.K., 29, デザイナー:「売ったあと上がるのが怖くて決断できない」
A.N., 40, 公務員:「過去に伸びた経験があると、同じことを期待してしまう」

【どうすれば売れる?利確ルールと改善策】
-利確ルール導入状況
導入している:48%
未導入:52%

-ルール継続率
継続できている:63%
途中で崩れる:37%

-有効な対策と成果
対策/利確成功率/平均利益額/取り逃し改善率/
指値・逆指値設定:71%¥48,200+22%
分割利確:76%¥52,600+27%
目標利回り固定:68%¥44,300+19%
トレーリングストップ:74%¥50,100+25%

~モデル世帯シミュレーション(年間)~
-ソロモデル
利確なし:年間利益 ¥182,000
利確あり:年間利益 ¥268,000
→ 改善額:+¥86,000(+47%)

-ファミリーモデル
利確なし:年間利益 ¥624,000
利確あり:年間利益 ¥812,000
→ 改善額:+¥188,000(+30%)

~ユーザコメント~
S.K., 31, 事務:「分割利確にしてから気持ちが楽になった」
D.M., 36, エンジニア:「逆指値を入れるだけで迷いが減る」
Y.H., 42, 管理職:「ルールを決めることで感情に左右されなくなった」

【まとめ】
本調査により、約7割(67%)が“利確できなかった経験”を持つことが明らかになった。特に「まだ上がる」という期待や機会損失への恐怖が、合理的な売却判断を妨げる主因となっている。一方で、指値設定や分割利確などのルールを導入することで、利益取り逃しは最大+27%改善される結果となった。
投資において「どこで買うか」だけでなく、「どこで売るか」が成果を左右する重要な要素である。感情に依存しない利確ルールの設計が、安定した資産形成への鍵となる。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://dataverse.harvard.edu/dataverse/kenichi-miyake
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/exness/exness-automatic-trading/exness-ea-ranking/

登録者:songllc

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