老後いくら必要だと思う?“必要資金認識”調査

2026年 5月 18日(月曜日) 13:08

物価上昇や将来の年金不安が続くなか、20〜40代を中心に「老後資金」への関心が高まっています。一方で、「実際にいくら必要なのか分からない」「漠然と不安はあるが、何から始めればいいか分からない」という声も少なくありません。

そこでSong合同会社は、20〜40代全国男女を対象に、「老後に必要だと思う金額」や現在の備え状況についてインターネット調査を実施しました。

調査では、老後に必要だと考える金額の平均が¥34,800,000となる一方、現在の平均貯蓄額との差に不安を感じる人が多数いることが判明。また、「老後2,000万円問題」をきっかけに将来を意識し始めた人も多く、“必要額の認識”と“現実の家計”のギャップが浮き彫りになりました。

~調査概要~
調査主体:Song合同会社
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年5月1日〜5日
調査対象:20〜40代全国男女(老後資金に関心がある人)
有効回答数:300人

~モデル世帯~
-ソロ・老後不安モデル:
30歳・独身・都内賃貸1K/年収:450万円/貯蓄額:¥1,100,000前後
/投資:つみたてNISA(月¥30,000)
/老後に必要だと思う金額:¥30,000,000前後
/特徴:SNSやニュースで“老後2,000万円問題”を見聞きし、不安感が強い
-ファミリー・教育費両立モデル:
39歳・既婚・子ども1人・郊外3LDK/世帯年収:720万円
/貯蓄額:¥5,500,000前後
/住宅ローン返済中
/老後に必要だと思う金額:¥50,000,000前後
/特徴:教育費と老後資金の両立に不安を感じている

【「老後に必要だと思う金額」はいくら?平均と世代差】
調査の結果、「老後に必要だと思う金額」の全体平均は¥34,800,000、中央値は¥30,000,000となりました。
また、回答には大きな幅があり、四分位ではQ1が¥20,000,000、Q3が¥50,000,000となっており、必要資金の認識差が大きいことが分かります。

-年代別「必要だと思う金額」平均
年代 平均額
20代 ¥26,400,000
30代 ¥33,800,000
40代 ¥44,100,000

40代では、親の介護や住宅ローン、教育費などを現実的に意識し始めることで、必要額が大きく上昇する傾向が見られました。

-必要だと思う金額帯の割合
金額帯 割合
2,000万円未満 18%
2,000万〜3,000万円 36%
3,000万〜5,000万円 31%
5,000万円以上 15%

最も多かったのは「2,000万〜3,000万円」でしたが、46%が「3,000万円以上必要」と回答しており、物価上昇によって将来への不安が強まっている様子もうかがえます。

-「想像より必要だと思ったきっかけ」
きっかけ 割合
物価高 42%
ニュース・報道 24%
SNS 14%
YouTube 11%
親世代の話 9%

特に食品・光熱費の値上がりを受け、「老後も生活費が上がり続けるのでは」という不安が目立ちました。

~ユーザーコメント~
「数年前は2,000万円あれば何とかなると思っていましたが、今は物価が上がりすぎて正直足りない気がしています。」
— T.Y., 32, IT企業勤務
「親の介護費用を見て、“自分の老後はもっとお金が必要かも”と感じました。」
— M.K., 41, パート
「SNSで資産形成の投稿を見るほど焦ります。みんな何千万も準備しているように見えてしまう。」
— S.H., 28, 営業

【実際の貯蓄額とのギャップと“老後不安”の実態】
現在の平均貯蓄額は¥2,460,000だった一方、必要だと思う老後資金との差額は平均で¥32,340,000に達しました。
「必要だと思う金額は分かっていても、現実には追いついていない」という状況が多くの回答者に共通しています。

-毎月老後資金に回している金額
項目 金額
平均 ¥28,400/月
中央値 ¥20,000/月

一方で、「老後資金として積み立てできていない」と回答した人は29%にのぼりました。

-老後不安の主な要因
不安要因 割合
年金 37%
物価上昇 24%
医療費 18%
介護費 13%
住宅費 8%

特に30代後半〜40代では、「親の介護」と「自分の老後」が同時に重なる“ダブル不安”を挙げる声が増加しました。

-老後に向けた行動
行動内容 実施率
NISA 41%
預金 38%
保険見直し 22%
iDeCo 19%
副業 14%

一方、「特に何もできていない」と回答した人は31%。

理由としては、
「日々の生活費で余裕がない」
「何をすれば良いか分からない」
「投資が怖い」
といった声が目立ちました。

~ユーザーコメント~
「NISAは始めたけど、本当にこれで足りるのか不安です。」
— K.A., 34, 事務
「教育費と住宅ローンで、老後まで手が回らないのが現実です。」
— R.N., 39, 会社員
「投資情報を調べるほど、“失敗したらどうしよう”と考えてしまって動けません。」
— Y.F., 27, 販売

【老後資金への備え方と“現実的ライン”】
「最低限必要だと思う老後生活費」の平均は¥198,000/月、「理想の老後生活費」は¥312,000/月となりました。
“最低限”と“理想”の差からも、多くの人が「余裕のある老後」をイメージしていることが分かります。

-持ち家・賃貸別の必要資金認識
居住形態 必要だと思う金額
持ち家 ¥31,200,000
賃貸 ¥39,400,000

賃貸層では、老後も家賃負担が続くことへの不安が強く、「持ち家より多めに必要」と考える傾向がありました。

-老後不安を感じる瞬間
タイミング 割合
ニュース視聴時 33%
家計簿確認時 26%
給与日前 19%
SNS閲覧時 14%
病気・体調不良時 8%

また、「将来に対する安心感」を10点満点で自己評価してもらったところ、

2024年平均:5.8
2025年平均:5.3
2026年平均:4.9

と、緩やかに低下する結果となりました。

実践している“現実的な備え”

回答者からは、

固定費見直し
積立投資
現金比率の確保
副業収入づくり
など、「無理をしすぎない備え」が多く挙げられました。

特に、「少額でも継続することを優先している」という声が目立っています。

~ユーザーコメント~
「老後のことを考えると不安ですが、まずは毎月1万円でも積み立てを続けるようにしています。」
— N.S., 36, 医療事務
「副業収入をそのまま貯蓄に回すルールにしたら、少し気持ちが楽になりました。」
— T.M., 40, エンジニア
「完璧を目指すと苦しくなるので、“できる範囲で続ける”を意識しています。」
— A.O., 29, 接客業

【まとめ】
今回の調査では、20〜40代の多くが「老後には数千万円規模の資金が必要」と認識している一方で、現実の貯蓄や収入とのギャップに不安を抱えていることが分かりました。

特に、物価上昇や年金不安を背景に、「以前想像していたより多く必要」と感じる人が増加しています。

一方で、NISAや積立投資、固定費削減など、“無理のない範囲で備える”という現実的な行動も広がりつつあります。

老後資金への不安は簡単には解消できないものの、「少額でも継続する」「生活を整える」といった積み重ねが、将来への安心感につながっているようです。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://kitsu.app/users/1700565
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/bo/theoption/theoption-withdrawal/

登録者:songllc

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