「推し活に年間いくら使う?」“趣味消費”調査

2026年 5月 29日(金曜日) 08:48

推し活市場の拡大が続くなか、20〜40代では「生活費は節約しても推し活は削れない」という価値観が広がっています。ライブ遠征や限定グッズ、配信課金など支出の幅は年々多様化しており、“趣味”を超えた感情価値・体験消費として定着しつつあります。

Song合同会社では、直近12か月以内に推し活関連支出を行った20〜40代全国男女300人を対象に、「推し活に年間いくら使っているのか」に関する実態調査を実施しました。

調査の結果、推し活年間支出の平均は¥318,400、一方でイベント参加頻度や推しジャンルによって大きな差が見られました。特に「遠征型」「複数推し型」は支出が高額化しやすく、家計とのバランスに悩む声も多く見受けられます。

~調査概要~
調査主体:Song合同会社
調査対象:20〜40代全国男女(直近12か月に推し活関連支出がある人)
有効回答数:300人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年5月11日〜19日

~モデル世帯~
-ソロ・推し活没入モデル:
29歳・独身・都内賃貸1K/年収:450万円
/推しジャンル:アイドル・VTuber・アニメ
/主な支出:ライブ遠征・グッズ購入・配信課金・ファンクラブ・アクスタ・コラボカフェ
/年間推し活支出:¥420,000前後

-ファミリー・推し共有モデル:
36歳・既婚・子ども1人・郊外3LDK/世帯年収:680万円
/推しジャンル:K-POP・テーマパーク・2.5次元舞台
/主な支出:家族遠征・ライブチケット・限定グッズ・サブスク配信・ホテル宿泊
/年間推し活支出:¥580,000前後

【年間いくら使った?“推し活総額”のリアル】
調査では、年間推し活支出の平均は¥318,400、中央値は¥228,000となりました。支出額のばらつきが大きく、熱量やイベント参加頻度によって差が広がる傾向が見られます。

指標 金額
平均 ¥318,400
中央値 ¥228,000
第1四分位(Q1) ¥96,000
第3四分位(Q3) ¥468,000

また、通常月とイベント月では支出差が大きく、遠征やライブ参加が集中する月には平均支出が約2.7倍まで増加していました。

月間支出 平均
通常月 ¥18,400
イベント月 ¥49,800

主な支出内訳
項目 割合
ライブ・舞台 28%
グッズ購入 24%
遠征交通費 16%
宿泊費 10%
配信課金 9%
ファンクラブ 6%
コラボカフェ 4%
ガチャ・課金系 3%

特に「グッズ+遠征」の組み合わせが高額化しやすく、62%が「予算オーバー経験あり」と回答しました。

推し活のために削った支出ランキング
1位:外食費 41%
2位:ファッション費 27%
3位:旅行費 14%
4位:美容費 11%
5位:貯金額 7%

「遠征前はコンビニを減らして調整しています。ライブ後の満足感で全部報われます。」
— M.T., 28, 事務
「限定グッズは“今しか買えない”ので、多少オーバーしても後悔したくないんです。」
— Y.K., 32, 販売
「生活費を削ってでも推し活を優先してしまう時期があります。」
— A.S., 25, IT

【ジャンル別でこんなに違う?“推し活コスト構造”調査】
推しジャンルによって支出構造には大きな違いが見られました。

ジャンル別・年間平均支出
ジャンル 年間平均
K-POP ¥468,000
アイドル ¥392,000
2.5次元舞台 ¥381,000
VTuber ¥264,000
アニメ ¥218,000
ゲーム ¥176,000

K-POPや2.5次元舞台では遠征・宿泊比率が高く、VTuberは配信課金やオンラインイベント比率が高い傾向となりました。

消費タイプ別の特徴
タイプ 特徴 年間平均
グッズ中心型 アクスタ・缶バッジ・限定品購入が多い ¥248,000
遠征中心型 ライブ・交通費・宿泊費が高額 ¥512,000
配信課金型 メンバーシップ・投げ銭中心 ¥198,000

~モデル世帯シミュレーション~
モデル 年間推し活費
ソロ・推し活没入モデル ¥420,000
ファミリー・推し共有モデル ¥580,000

さらに、“積みグッズ”保有率は68%、そのうち「買ったことを後悔した経験あり」は39%でした。

未開封グッズの平均保有数
個数 割合
1〜10個 34%
11〜30個 28%
31個以上 6%
なし 32%

「届いたまま開封していないグッズが増えていますが、それでも買ってしまいます。」
— K.H., 30, 医療事務
「地方公演があると交通費だけで数万円飛びます。」
— R.N., 34, 営業
「推しが複数いる時期はサブスクやグッズ代が一気に増えました。」
— T.M., 27, デザイナー

【“無理なく続ける”推し活節約術とは?】
推し活を長く続けるために、支出管理を工夫している人も増えています。

実践されている節約方法ランキング
1位:遠征の早割予約 46%
2位:フリマアプリ活用 39%
3位:中古グッズ購入 33%
4位:予算管理アプリ利用 25%
5位:サブスク整理 21%
6位:共同購入 14%

節約効果比較
節約方法 年間削減額
遠征早割 ¥38,000
フリマアプリ活用 ¥26,000
サブスク整理 ¥14,000
中古グッズ利用 ¥22,000

一方で、「ライブ現地参加」「限定グッズ」については満足度との結びつきが強く、削減しにくい支出となっていました。

削れなかった支出 割合
ライブ・イベント 44%
限定グッズ 31%
ファンクラブ 15%
配信課金 10%

また、推し活費の“年間上限ルール”を設定している人は37%に留まり、感情消費として予算管理が難しい実態も見えています。

「ホテル代は削っても、現地ライブだけは譲れません。」
— N.O., 33, 公務員
「フリマアプリを活用するようになってから無駄買いが減りました。」
— S.I., 29, 看護師
「推し活はストレス解消でもあるので、“使いすぎない工夫”を考えるようになりました。」
— H.F., 38, 主婦

【まとめ】
今回の調査では、推し活は単なる趣味支出ではなく、「感情価値」や「体験価値」に対する積極的な消費であることが分かりました。

年間支出は平均¥318,400となり、ジャンルや推し方によって大きな差が存在します。一方で、推し活を継続するために節約術や予算管理を取り入れる人も増えており、“無理なく楽しむ”意識も広がり始めています。

今後も推し活市場は拡大が予想され、趣味消費と生活価値観の関係性に注目が集まりそうです。

【本件に関するお問い合わせ先】
会社名:Song合同会社
メール:info@song.co.jp
URL:https://song.co.jp/
SNS:https://ien.okin-jp.net/profile/kenichimiyake/profile
参考文献①:https://song.co.jp/fx/axiory/
参考文献②:https://song.co.jp/fx/titan/titan-review/

登録者:songllc

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 「推し活に年間いくら使う?」“趣味消費”調査