九州の3大銘茶(八女茶、知覧茶、嬉野茶)

2012年 1月 08日(日曜日) 19:51

九州には八女・知覧・嬉野の3大お茶処があります。
【3大銘茶の特徴】
◇八女茶
 ・八女地方は日中の気温が高く、夜間は冷え込む内陸性気候と年間1600mm~
  2400mmの降雨量が、茶の栽培に適しています。
 ・霧(朝霧や川霧)の発生しやすい土地柄でもあり、茶畑があるな だらかな山の斜面
  を霧が覆い、太陽光を適度に遮ることで、茶の旨み成分であるアミノ酸類
  (テアニン、グルタミン酸、アルギニ ンなど)の生成を促進します。
 ・お茶の味は、コク、甘みを強く感じます。

◇知覧茶
 ・透き通った若緑色とさわやかな香りが特徴で、全国的に高い評価を得ています。
 ・全体として温暖で日照条件に恵まれ、桜島の火山灰により肥沃な南九州の地の利は
  茶の栽培に適しています。

◇嬉野茶
 ・嬉野茶は、佐賀県嬉野市一帯で生産される日本茶。
 ・釜煎りにより加熱し、発酵を停止させる「釜煎り茶」で知られるが、他の日本茶と
  同様に蒸すことで加熱するものが主流である。
 ・中国の緑茶に似ている。茶葉は丸く、香りも強い。特徴的な茶ともいえます。

【お茶には優れた栄養素がいっぱい】
 お茶には、沢山の栄養成分が含まれています。
◇カテキン(ポリフェノールの一種。お茶の渋み成分)
 湯のみ1杯 (120ml) に80mgほどの茶カテキンが含まれています
 ・血中コレステロールの低下
 ・体脂肪低下作用
 ・がん予防
 ・抗酸化作用(動脈硬化の予防)
 ・虫歯予防
 ・抗菌作用
 ・抗インフルエンザ作用
 ・血圧上昇抑制作用
 ・血糖上昇抑制作用
 ・口臭予防(脱臭作用)

◇カフェイン(お茶の苦み成分)
 ・覚醒作用(疲労感や眠気の除去)
 ・持久力増加
 ・二日酔い防止
 ・利尿作用

◇テアニン(お茶の旨み成分)
 ・神経細胞保護作用
 ・リラックス作用(α波出現)
 ・血圧低下作用

◇ビタミンC
 ・皮膚や粘膜の健康維持(コラーゲン形成)
 ・抗酸化作用

◇ビタミンB2
 ・皮膚や粘膜の健康維持
 ・葉酸 神経管閉鎖障害の発症予防
 ・動脈硬化予防

◇β-カロテン(体内でビタミンAに変わる)
 緑茶に豊富に含まれています。
 ・夜間の視力維持他

◇ビタミンE
 ・抗酸化作用、老化抑制

◇タンニン
 ・胃腸の炎症を沈めたり、粘膜引き締める(下痢止め)
 ・頭痛の沈静化

◇サポニン
 ・血圧低下作用
 ・抗インフルエンザ作用

◇フッ素
 ・虫歯予防

◇γ-アミノ酪酸(通称:GABA)
 ・血圧低下作用

◇ミネラル(カリウム、カルシウム、リン、マンガンなど)
 ・カリウムは、血圧上昇を抑え、高血圧を予防
 ・生体調節作用

◇クロロフィル
 ・消臭作用

◇その他
 ・アルコールの解毒作用(飲み過ぎに) 等

【販売者】
会社名:株式会社グラッドネット
住所:福岡市中央区天神2丁目3-36 ibb fukuokaビル
電話・FAX:092-986-6731
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