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2011年 3月 12日(土曜日) 23:11

ピアノ・サックス・ヴァイオリン・クラリネットなどの楽器防音室の基礎知識
防音工事は、建設業許可工事業者で!
http://www.bekkoame.ne.jp/tw/f-stage/sax.html

●防音工事の種類
1.組立式防音室(ボックス)
防音パネル式で、工場でパネルを作成しておいて現地で組み立てる方法で、利点は、現場工事の期間が短い、引越のとき持っていけるので、賃貸マンションでも設置可能。短所は、いかにも防音BOXって感じがして狭さ、圧迫感がある。設置に対して、注意が必要な事項は、防音室と既存の床との間に、計算された防振ゴムを設置すること、そして防音室が既存の壁、天井などに接触していないことが、性能を上げるポイント。


2.部屋全体を防音室に
壁、床、天井に遮音層を作り、部屋全体を防音する方法です。工事期間はかかりますが、施工面積単価はボックスタイプより安く(防音工事範囲が広くなる傾向にあり、トータル費用は上がる)、広く部屋という感じになります。また、少し割高にはなりますが、一部を防音パネル式にすることも可能で、賃貸マンションでも対応できます。防音工事だけでなく、排煙、採光、24時間換気、消防設備、避難経路、積載荷重など、建築基準法にからむ部分の対応も必要です。たとえば、簡単に窓を塞ぐことはできません。なぜなら、排煙、採光、24時間換気、消防設備、避難経路など法規にからんでくるからです。


3.部分防音
天井だけ防音、壁だけ防音、床だけ防音、窓だけ防音というように問題となりそうな部分だけを防音対策する方法ですが、廻り込みの音、振動から、その部分の防音仕様の性能は、計算値より低くなります。できるだけ廻り込みの音、振動を少なくすることが効果をあげる決め手となります。使用時間帯など使用上の注意で、問題を回避できる場合もあり、コストダウンになる場合もあります。

*近年の騒音事情~人が住む住宅空間こそ、技術・信頼ある防音工事業者を
住宅・マンションでは、隣室で他人が寝ていたり、最近では、サッシの防音性能が向上したり、エコ住宅で二重サッシにしたりして、外部騒音が小さくなり、室内暗騒音が低くなっているのが現状です。したがって、特にマンションなどでピアノ・サックス・ヴァイオリン練習室を作る場合は、遮音性能だけでなく、防振性能、良い防振材の選定が重要になります。音楽ホール、シネコンなどでは、隣室が店舗や事務所で比較的騒音がある場所に設置されるため、防振性能・防振材が悪くても問題にならないところが多く、マンションのピアノ防音工事のほうが、防振性能・防振材の選定には、高い技術が必要になっています。また、マンションでは、隣戸にどのような人が住むかわかりません、騒音値がいくら低くてもハッキリとピアノなどの音が聞こえると問題が発生することもあります。また、ピアノ室だけでなく、マンション・ホテルなどの機械室、駐車場などの防音工事・防振対策も同様です。このように人が住む住宅空間こそ、技術・信頼ある工事業者を選択しなければいけないのです。もちろん建設業を営む場合は、建設業許可も必要ですし、一級建築士・施工管理士などの有資格者がいるか、小さなピアノ防音工事であっても、広告に迷わされず、音響技術者がいる工事業者を選定できるかが重要なポイントです。

登録者:kanon33

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