東京ダイヤ、金属アレルギーにならないレアメタル素材の結婚指輪を発表

2013年 11月 11日(月曜日) 10:52

オーダーメイドの結婚指輪を扱う東京ダイヤモンド株式会社(代表 廣瀬一京 東京都渋谷区代官山町)は、
これまでの一般的な結婚指輪素材である、金や白金に変わって、金属アレルギーの心配がない希少金属(レアメタル)の指輪を発表した。

素材として用いられているレアメタルは、タンタル、ニオブ、ハフニウム、ジルコニウムといったバルブメタルと呼ばれる金属群である。
これらの金属群には、強固で安定な不動態皮膜が表面に形成されることで、金属アレルギーの原因となる金属イオンの溶出が起こらないのが特徴。
身につけても、金属アレルギー反応が起こらない。

硬くて加工が困難なこれらの金属の加工法を開発したことで、金属アレルギーの心配がなく安全で、メンテナンスの手間もかからず、丈夫でキズや変形に強いという、機能性に優れた結婚指輪が出来上がった。


■タンタル、ニオブ、ハフニウム、ジルコニウムについて
タンタルとニオブはⅤ族、ハフニウムとジルコニウムはⅣ族の金属で、比較的似通った性質を持ち、大気中の酸素と反応して金属表面に強固で安定な不動態皮膜を形成することが特徴である。
中でもタンタルは、特に安定な不動態皮膜を形成し、強酸や強アルカリにも反応せず、王水にさえ腐食しないほど。
金属の見た目は、タンタルは黒色、ジルコニウムとニオブは灰色、ハフニウムは白金よりもわずかに灰色に近い銀白色であり、高級感がある。
一方、チタンも同様にバルブメタルであり、金属アレルギーの心配がないとされているが、アルカリには弱い。また稀少性もそれほど高くはない。


■デザインの種類について
タンタル、ニオブ、ハフニウム、ジルコニウムは、鋳造が出来ず、従って、従来のジュエリー制作の方法であるロストワックス法は適用できない。
また溶接やロウ付けなどの接合加工も困難とあって、デザインは切削加工でしか施すことができない。
東京ダイヤモンド株式会社では、8年におよぶ切削加工技術の積み上げによって、幅広いデザインを実現している。


■開発の背景
金属の加工技術と、化学的な知識の組み合わせの中から、タンタルの指輪は生み出された。
当初は、珍しい金属ということで、稀少なものや、変わったものが好きな人達の間で人気を得たが、
ある時から、この金属の特徴である金属アレルギーにならないことが、世の中の役に立つことに気づく。

その後、同様の性質を持つニオブとジルコニウムをラインナップに加え、また黒色のタンタルが結婚指輪の素材として馴染めない方の為に、白金に近いハフニウムを、ラインナップに加えている。
以来、金属アレルギーの心配がない結婚指輪として、金属アレルギーに悩むカップルたちに広まっている。


■東京ダイヤモンド株式会社とは
代表・廣瀬一京が、独自に進めてきた金属研究をもとにして立ち上げた、結婚指輪専門のジュエリーブランド。
稀少金属のそれぞれの特徴を用いて、こだわりのデザインを提案している。
工房は、渋谷区代官山にある。



【本件に関するお問い合わせ先】
企業名 :東京ダイヤモンド株式会社
代表者名:廣瀬一京
電話番号:090-3581-0401
メール :taiyo.chikyu@gmail.com
URL  :http://ringology.org
所在地 :〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-6-203

登録者:kaori01030103

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 東京ダイヤ、金属アレルギーにならないレアメタル素材の結婚指輪を発表