G Dataが「インターネット安全利用の日」(2月11日)のためのTIPS公開~グローバルワイズ

2014年 2月 10日(月曜日) 18:12

株式会社グローバルワイズ(本社:名古屋市中村区、代表取締役:東村 大介)は、EUを中心に国際的な行事となっている「インターネット安全利用の日」(Safer Internet Day 2014)に向けて、ドイツのセキュリティソフト会社であるG Data Software AG(本社:ボーフム市、代表取締役:フランク・ハイスラー、カイ・フィゲ、アンドレアス・リューニング)がとりまとめた、コンピュータやスマートフォンなどの利用者(特に若年層)がインターネットを安全に利用するためのTIPS日本語版を、ここに公開します。


「インターネット安全利用の日」について

EUでは、若年層がインターネットを安全に利用できるようにするためのプロジェクト「Safer Internet Programme」を2004年に立ち上げました。

このプロジェクトは2005年から実際に各地にセンターを開設し、インターネット利用に関する情報提供や相談対応、啓蒙・教育などの活動を行い、現在では100カ国以上でサービスを展開しています。

「Safer Internet Programme」は、2009年以降、毎年2月11日を「インターネット安全利用の日」(Safer Internet Day)と定め、関連機関に呼びかけ、さまざまなイベントや告知などを行っており、今年、2014年の「インターネット安全利用の日」は、略して「sid14」と呼ばれています(詳細は、http://www.saferinternetday.org/を参照)。

G Dataはこの「sid14」の趣旨に賛同し、「インターネット安全利用の日」のために、コンピュータやスマートフォンなどのセキュリティ向上に役立つTIPSを、以下で掲げます。

インターネットは安全になったのか

インターネットはとても便利ではありますが、ネット犯罪、ウイルス(マルウェア)、フィッシング、不正アクセスなどは増加の一途をたどっており、安全性が保たれているとは言い難いのが現状です。

G Dataのセキュリティ・エヴァンジェリストであるエディ・ウィレムスは、次のように警告を発しています。

「ネット上にはさまざまな危険性があるにもかかわらず、利用者の多くは、そうした現実に無自覚です。知らない間に罠に引っ掛からないようにするためには、彼らの手口を充分に知っておく必要があります。」

ネット犯罪者たちが狙っているのは、第一に、個人情報です。メール、銀行口座、オンラインショップなどのIDやパスワードを彼らは不正に入手し、闇市場で売買することにより利益を得ようとします。

ネット犯罪は通常の犯罪とは異なり、セキュリティ対策の大半は各人の手に委ねられているため、一人ひとりがこうした現状を把握するとともに、被害に遭わないようにしっかりとした対策をとることが重要になってきます。

特に未成年者が被害を受ける危険性は非常に高いため、保護者は自分だけではなく、子どもたちをも守らねばなりません。

「子どもたちだけで万全なセキュリティ対策が講じられているとは考えないほうがいいでしょう。対策ソフトを使っているとしても、決して安心はできません。使用期限が切れて、アップデートやスキャンが行われていないかもしれません。「インターネット安全利用の日」をきっかけにして今一度、我が家のセキュリティ対策を点検してみてはいかがでしょうか。」(エディ・ウィレムス)


G DataセキュリティTIPS

1 幅広い機能のあるセキュリティソフトウェア
トータルな保護ができるセキュリティソフトを利用しましょう。インターネットの危険性は多様です。ウイルス(マルウェア)だけでなく、不正アクセス、スパムメール、フィッシングなどの対策も必要です。ウイルススキャンエンジン、ファイアウォール、スパムフィルター、フィッシングフィルターなどをフル装備したセキュリティソフトウェアへのアップグレードをお勧めします。

2 最新版へのアップデート
OSやソフトウェア、アプリなどは常に最新版を利用しましょう。ソフトウェアのセキュリティ・ホールはネット犯罪者がもっとも狙う箇所です。攻撃する側は、脆弱性を解消しないユーザーが多数いることを、よく知っているのです。

3 スパムメールの削除
「スパム」として振り分けたメールや不要なメールは定期的に削除しましょう。疑わしい添付ファイルを開封したり、メール本文にあるリンク先URLを誤ってクリックしたりしないともかぎりません。

4 強固なパスワードへの変更
簡単に見破られないパスワードを使用しましょう。名前と誕生日や電話番号とを組み合わせたような、推測されやすいパスワードは危険です。「-」や「_」などの特殊文字を含め、辞書に載っているような語彙にならないような文字列にし、いくつかのパスワードを使い分けることをお勧めします。また、メールやSNSなどをすべて同じアカウント、パスワードにするのは避けるべきでしょう。

5 データのバックアップ
画像や動画、文章など、大切なデータは常にバックアップをとっておきましょう。忙しい毎日を送っていると、バックアップをとるのは、どうしても面倒で後回しにしてしまいがちです。突然パソコンが動かなくなってしまう、ということが起こらないうちに、外付けハードディスクなどを利用して万全の対策をとっておきましょう。

6 保護者としての対策
未成年者のいる家庭では、一通りのセキュリティ対策を子どもたちと一緒に行いましょう。場合によっては、セキュリティソフトウェアのペアレンタルコントロール機能によって不法サイトや不適切な内容をもつサイトにアクセスできなくするという選択を考えてもいいかもしれません。インターネットが安全に利用できるように家族全体でセキュリティ対策に取り組むべきです。

スマートフォンやタブレットPCのための注意点

1 セキュリティ・アプリの導入
アンドロイドOS起動のスマートフォンならびにタブレットPCのユーザーであれば、マルウェアや不正アプリから身を守るためにセキュリティ・アプリのインストールを行いましょう。

2 身元の確かなアプリの利用
Google Playのような信頼のおけるサイト以外からアプリを導入するのは避けましょう。少なくともインストールする前に表示されるアプリ権限の項目はしっかりと目を通すべきです。そしてもう一度、本当にそのアプリが必要なのかどうか、冷静に考えることが大切です。

3 通信機能の停止
不正なアクセスや攻撃を避けるために、BluetoothやGPSなどの通信機能は、常時アクティブにするのではなく、必要なときだけ作動させるようにしましょう。また、公衆無線LANの接続などにも細心の注意を払いましょう。

4 セキュリティ設定の確認
万が一の盗難や紛失のことを考えて、パスワードの設定を行いましょう。もちろんパスワードは、デフォルトのものではなく任意のものに変更すべきです。

SNS利用の注意点

1 友達の選択
「友達」を申請する人は、必ずしも好意的とはかぎりません。知人の名前に似ていると思っても、必ずプロフィールなどを確認し、怪しい場合はできるだけ避けたほうが無難です。

2 短縮URLのクリック
見知らぬ人からのメッセージに含まれている短縮URLは、不正なサイトに連れて行かれたり、マルウェアを仕掛けられたりする可能性もあります。なるべくクリックしないことをお勧めします。

3 個人情報の開示
プロフィールや書き込み、さらには画像や動画のアップロードなど、SNSではいろいろな個人情報を公開している場合が少なくありませんが、公開範囲や公開内容などには十分気をつけましょう。特に、自分や相手の住所や電話番号が特定できるような情報には注意が必要です。


*ジーデータソフトウェアについて
G Data Software AGは、1985年に創業したドイツのセキュリティソフト会社です。最大の特徴は、ダブルエンジンによる世界最高位のウイルス検出率であり、各誌・各テストで実証済みです。なお、マルチライセンス製品では、新たにワクチンのみに頼らない多重防護技術「クローズギャップ」を導入し、より一層の高い安全性を目指しています。

*ジーデータのマルチライセンス製品
≪Windows OS対応製品≫
G Data AntiVirus 2014 (ジーデータ アンチウイルス2014)
G Data InternetSecurity 2014 (ジーデータ インターネットセキュリティ2014)
G Data TotalProtection 2014 (ジーデータ トータルプロテクション2014)
≪Android OS対応製品≫
G Data Internet Security for Android (ジーデータ インターネットセキュリティ フォー アンドロイド)
≪MacOS X対応製品≫
G Data AntiVirus for Mac [英語版] (ジーデータ アンチウイルス フォー マック)



 株式会社 グローバルワイズ http://www.g-wise.co.jp/
  セキュリティソリューション推進室  浦瀬・山本
 〒450-0003 名古屋市中村区名駅南2-14-19  住友生命名古屋ビル21F
  TEL: 052-581-2600  FAX: 052-533-3611 E-Mail pr_gdata@g-wise.co.jp

登録者:GDATA_GlobalWise

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