防音壁/マンション・住宅・ピアノ室の防音工事

2010年 12月 30日(木曜日) 19:29

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■防音壁の構造
単一部材の壁の性能は、入射音の周波数と材料の面密度の対数に比例します。(質量則)つまり、壁の重量が増えると遮音性能があがります。しかし、質量則では、壁の重量を2倍(同一材なら厚みを2倍)にしても6dBしか遮音量は増加しません。
この質量則以上の遮音量を得るには、部材間に空気層をとった二重壁を構成することにより可能となります。また、この部材間の振動伝達を抑えることによりさらに遮音性能が向上します。したがって、マンションなどの防音壁で高度な防音性能が必要な場合は、防振設計が必要不可欠となります。また、音は空気を伝播してくるもの(空気伝播音)と壁・床・天井などの物体内を伝播するもの(固体伝播音)があります。固体伝播音は、その物体が振動することで音が伝播するので壁などを厚くするだけでなく防振構造(浮遮音層)が必要となります。

■GL工法の防音対策~自分でできる防音工事
GL工法とは、プラスターボードをコンクリートなどの躯体壁に、ボンド(GLボンド)を団子状にして貼る工法です。このGL工法は、施工価格が安く工期が早く、マンション・ホテル・オフィスビル・店舗などいろいろな場所でたいへん多く使用されている工法です。
この工法を用いると遮音性能が、D値で1~2ランク程度、躯体壁直の場合より低下してしまいます。プラスターボードと躯体間の空気層による板の共振により、160Hz~400Hzぐらいで低下し、プラスターボードのコインシデンス効果により3kHz~8kHzで低下します。これにより、壁から隣戸のテレビの音、人の声が異常に良く聞こえるといった現象が起こり問題となっています。
このGL工法の改善は、このGL壁を両面壊せば、1~2ランク上がるので通常の生活には支障が無い状況になると思われます。この壁をきれいに壊すのは、大変なので、壊した後は、ホームセンターなどで珪藻土を買って塗り付ければ、誰でも簡単に仕上げられます。

商品HP
http://www.with-kanon.com/bouon-kabe.html

販売会社
株式会社ウィズ
http://www.with-kanon.com/

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登録者:kanon33

カテゴリー: 商品紹介 タグ: GL工法防音対策 | 防音壁
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