食育インストラクターが生み出した“食”キャラクター 『ニコリとペロリ』が誕生!~「共食」の普及へ向け活動を拡大中~

2015年 2月 13日(金曜日) 12:31

 エス・ピー広告 株式会社(本社・東京都文京区/代表取締役社長・鈴木裕之)の運営するキャラクターブランドPanpiKids(パンピキッズ)(※1)に食育インストラクタープロデュースのキャラクター『ニコリとペロリ』が誕生しました。「食育の3つの柱」の一つである「共食」の普及をテーマに、現在ライセンスやグッズのビジネス展開を拡大しています。

◆二人組みのくいしんぼうキャラクター

 『ニコリとペロリ』は“おっとりくいしんぼうのニコリ”と、“わんぱくくいしんぼうのペロリ”による二人組みのキャラクターです。「いっしょにたべよう!たのしくたべよう!」というメッセージで食卓シーンにおけるコミュニケーションの大切さを伝えていきます。


◆≪開発秘話≫食育インストラクターがプロデュースしたキャラクター

 『ニコリとぺロリ』はNPO日本食育インストラクター(※2)1級の資格を持つ当社プロジェクトリーダーがプロデュースした食のキャラクターです。キャラクター開発を始めるにあたり、子どもたちの将来に役立つようなテーマを模索した結果、教育(知育・徳育・体育)の基は食育であるという考え方に出会いました。そこから食育の知識を深めようと勉強を始め、現在は食育インストラクター1級の資格を取得するまでに至ります。

 そして、インストラクターとしての食育の現場や、関係者との関わり合いの中で得た知識・経験を活かしキャラクター開発を進めました。食育を万人に分かりやすく伝えるためメッセージは身近なものに設定。ビジュアルは食欲を増進させ、明るく元気になる赤と黄・オレンジを基調として、オシャレでカワイイデザインに、さらに覚えやすくメッセージに合ったネーミングを心がける等、様々な要素を掛け合わせて『ニコリとペロリ』が生まれました。


◆食育基本法に基づいたメッセージ

 『ニコリとペロリ』のメッセージ「いっしょにたべよう!たのしくたべよう!」には食育基本法に基づいた想いが込められています。それは「食育の3つの柱」の一つである、「共食」(※3)の重要性です。例えば、好き嫌いは主に子どもの時の記憶です。物理的満足(生命維持)と精神的満足(食空間・共食など)があってはじめて『おいしい記憶』となります。共に食べることで、マナーの伝承や6つのこ食(※4)の問題の解消に繋げ、心・体・脳の子どもたちの健やかな成長に繋げることができる場だと考えております。

 食育の考え方全てを日常生活の中で実践するのは困難でも「いっしょにたべよう!たのしくたべよう!」を心がけることで食育への関心のきっかけになれば、より多くの人に食育が伝わるのではないかと思います。


◆商品化第一弾は食育テーマのパペット

 商品展開では株式会社吉德(東京都台東区、代表取締役社長/山田德兵衞)とのコラボレーションが実現。食コミュニケーションパペット『パクもぐ』を発売しました。現在は主に幼稚園・保育園、図書館向けの教材として流通展開をしています。今後はさらなる流通の拡大を目指しています。


◆ママ+ママ予備群をターゲットとしたライセンス展開

 キャラクターのメインターゲットはママとママ予備群の独身女性と設定しています。現在はターゲット層でのキャラクターの認知向上を目的に、女性向けのスマートフォンアプリを中心としたキャラクターライセンスの展開を行っています。今後は“食育”をキーワードに、自治体・企業とのコラボレーションや、ライセンスカテゴリーの拡大を目指していきます。


◆脚注

(※1)PanpiKids
“五感をみがく親子のコミュニケーション”をテーマとしたキャラクターブランドです。
キャラクターを通して親子で楽しく『生きるチカラ』を身につけてもらうことを目的として活動しています。URL:http://www.panpikids.com/

(※2)NPO日本食育インストラクター
NPO日本食育インストラクター協会(東京都新宿区、理事長/服部幸應先生)による、“食育”を基礎から学び、日々の生活に活かし、広く推進・社会で活躍できる"食育"の指導者の証となる資格です。


(※3)「食育の3つの柱」
「安心・安全・健康の選食能力を養う」
・どのようなものを食べたら安心か、安全か、健康になれるかを学ぶこと。
「衣食住の伝承・しつけは共食(家族の団欒)から」
・しつけやマナー、食卓・食事の意義を学ぶこと。“共食”とは一人ではなく家族や友人などと共に
 食事をすることを指します。
「食料問題やエコロジーなど、地球の食を考える」
・食料問題、自給率・地産地消・特産物や生産者の保護、環境問題や人口問題を学ぶこと。

(※4)「 6つのこ食」
若者や子ども達に多い、乱れた食生活を表す言葉。一人で食べる「孤食」、家族がバラバラなものを食べる「個食」、好きなものだけ食べる「固食」、少ししか食べない「小食」、粉もの中心の食事「粉食」、味つけの濃いものばかり食べる「濃食」の6つ。

登録者:sppanpi

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