効果が比較的はやく現れる抗うつ薬、1日1回の服用で飲み忘れ無し!

2017年 5月 13日(土曜日) 14:46

サインバルタ30mgはベーリンガー・インゲルハイム社が発売している抗うつ薬でセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬に分類されます。

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脳内の神経の伝達を良くすることで、意欲や活力を向上させ、うつ状態を改善させます。

サインバルタはSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ薬です。

成分として、1カプセル中にデュロキセチンを30mg含みます。

かつて、うつ病には三環系抗うつ薬という薬が治療の中心として使用されてきました。

このお薬は効果が大変高いので、多くの方に使用されてきたのですが、それと同じくらい副作用も強力なものが多く出ることが問題でした。

この副作用の問題をクリアーするために、新しいお薬が開発されてきました。

サインバルタは、ここに分類されるお薬で、効果は高く副作用が少ないのがメリットです。

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脳の中では、神経が信号を送ることで情報を伝達しています。

神経の信号を送ることに関与しているのが、神経伝達物質と呼ばれるものです。

これにはいくつかの種類があり、その種類ごとに伝達する信号の種類も違ってくるのです。

代表的なものに、セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンがあります。

セロトニンは不安や落ち込みといった精神の安定化に関与している物質です。

ノルアドレナリンは意欲、気力、集中力などに関与している物質です。ドーパミンは喜びや快楽といったことに関与している物質です。

ドネペジル塩酸塩は、アセチルコリンエステラーゼを阻害することで、脳内のアセチルコリンの分解を抑制します。

その結果、アセチルコリンの濃度が上昇し、認知症症状の進行を抑制すると考えられています。

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服用後の血漿中濃度の消失半減期が長く、効果が持続するため、1日1回の服用で効果が期待できます。

また、吸収されやすく、脳への移行率も良いため、5 mgの投与でも効果が期待できます。

脳に移行しやすいため、その他の部位での副作用が少ないことも特徴の一つです。

これらの信号の伝達が悪くなると、それぞれの感情がマイナスに働いてしまいます。

通常、神経の信号はひとつの神経の細胞から、神経の伝達物質がたくさん放出され、これを次の神経の細胞が受容体で受け取ることで信号が伝達されます。

放出された神経伝達物質の数が多く、その全てが次の受容体にくっつけば、信号は問題なく伝達されていくのですが、放出された神経伝達物質が受容体にくっつく前に回収されてしまい、数が減ってしまう場合もあります。

この状態がおこると、落ち込み、意欲の低下、気力の低下などといった症状が現れうつ病が発症してしまいます。

サインバルタは、この神経伝達物質が回収されてしまう部分に着目し、回収(再取り込み)を阻害することでうつ病を改善するお薬です。

神経伝達物質の中でも、サインバルタはセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害します。

神経伝達物質のひとつであるノルアドレナリンは、痛みを抑える方向に働く信号を送る物質でもあります。

このため、サインバルタはノルアドレナリンの働きを良くすることから、痛みを抑えるという効果を期待して使用されることもあるのです。

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登録者:vialactea

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