Zabbix用SNMPトラップ監視及びチャット通知プラグインなどのオプションを無償提供

2017年 6月 05日(月曜日) 11:30

オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」を提供するZabbix社(本社、Zabbix SIA:ラトビア共和国、代表取締役社長: Alexei Vladishev (アレクセイ ウラジシェフ)、日本支社、Zabbix Japan LLC:東京都港区、代表:寺島 広大、以下Zabbix社)は、Zabbixを利用した監視に活用できるSNMPトラップ監視用のツールと、インターネット上のチャットサービスへ通知を連携できるプラグイン2種類をリリースしたことを発表いたします。

これらのツールはZabbix Enterpriseカスタマーポータル(*1)より無償でダウンロードでき、ユーザー様がインストールしたZabbixへ活用できるほか、Zabbix Enterprise Applianceシリーズへ利用できるプラグインファイルを提供いたします。

SNMPトラップフォーマットツール、及びSlack連携オプションは2017年6月7日より開催されるInterop Tokyo 2017(*2)の会場ネットワークを支えるShowNet環境(*3)にて実際に活用を行い、数100台規模のシステム監視にも活用できることを実演いたします。

Zabbix Enterpriseサイトでは今後も同様のツール、プラグインを拡充させ、Zabbixをより活用できるソリューションを提供してまいります。


Zabbix用SNMPトラップフォーマットツール(*4)

ZabbixでSNMPトラップを監視するために、受信したSNMPトラップをZabbixが取り込める形式にフォーマと変換するツールです。これまで存在したサードパーティのツールではインストールに手間がかかり、運用中にコマンドラインによる設定が必要になる場合がありました。

本ツールではインストール後設定が不要で利用を開始できるほか、Zabbixに適したフォーマットで連携できることにより面倒な設定を省くことができます。また、日本語の文字列への対応、及びトラップ内文字列のエンコード変換機能を有し、WindowsやUNIXサーバーから送信される異なる文字コードのトラップの監視も行うことが可能です。


Slack通知(*5)、及びHipChat通知プラグイン(*6)

インターネット上のチャットサービスとしてDevOpsを実現するために広く利用されているSlack及びHipChatへZabbixの障害通知を連携するプラグインです。メールと比較して通知のリアルタイム性に優れ、アプリを利用することによりスマートフォンへプッシュ通知を行うことも可能です。

それぞれの通知プラグインはHTTPプロキシ経由の通知に標準で対応し、Zabbixサーバーから直接インターネット接続が行えない環境でも活用いただけます。

(*1) http://enterprise.zabbix.co.jp
(*2) https://www.interop.jp
(*3) https://www.interop.jp/2017/shownet/
(*4) http://enterprise.zabbix.co.jp/solutions/6434
(*5) http://enterprise.zabbix.co.jp/solutions/7228
(*6) http://enterprise.zabbix.co.jp/solutions/4293

登録者:Zabbix

カテゴリー: プレスリリース配信 タグ: Zabbix
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