『えんとつ町のプぺル展』で、過疎の村に明るい話題をー慶大生<トガプロ>の新たな挑戦     美しい大自然に囲まれた利賀村。まるで絵本の中に迷い込んだかのような体験を皆さまにお届けします!2018/10/20(sat)

2018年 10月 07日(日曜日) 01:18

文責:利賀プロジェクト

◆要約
 この秋、「えんとつ町のプペル展」が再び富山・石川にやってきます。能登半島の最果て・珠洲市から、富山県の再東端・朝日町へと海側を巡り、同最南端・南砺市利賀村へ。えんとつ町の物語を描いた「光るパネル」が、海辺と山奥を照らします。
 物語の場所「えんとつ町」は、煙で空がまったく見えません。「星をみた」と言った主人公プぺルのお父さんは、ウソつき扱い。でも数年後、ゴミ人間・ルビッチが現れて・・・。
 著者のにしのあきひろさんは、「ゴミ人間」を夢を見続ける人の比喩として登場させ、「夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺」として、えんとつ町を描きました。
 今回の開催地は、いずれも過疎化が深刻な地域。
「どんどん人が、いなくなる。何をしても、無駄だよ」
そんな声は、「えんとつ町」の空いっぱいに広がる“煙”のようです。
「ルビッチ、うえをみてごらん。煙をぬけるよ!目を閉じちゃだめだ」
未来を見つめて、それぞれの土地で暮らしを紡ぐ仲間たちで、「えんとつ町のプぺル展」を開催します。
 今回その中でも利賀村でのプペル展の開催に際し、利賀村をフィールドとして活動を続ける<利賀プロジェクト>の慶大生が「ナイトウォーク」の企画・運営に携わり、プペル展を一緒に盛り上げます。



◆トガプロとは-活動テーマは「beyond」 利賀村を舞台に慶大生の挑戦は続く。
慶應義塾大学牛島利明ゼミの活動の一つである、利賀村の魅力を発見・発信する<利賀プロジェクト>(通称トガプロ)が、結成から8年目を迎えました。利賀村は、富山県南砺市にある人口500人の村で、いわゆる限界集落と呼ばれる地域です。美しい自然に恵まれており、温かな村人により、古き良き伝統が大切に受け継がれています。

トガプロは7年間の活動の中で、利賀村の人びととの関係性を構築し、農業体験や山道整備、クラウドファンディングによるカタログギフトの制作・販売など、さまざまな活動を行ってきました。
東京に住む学生の私たちは、訪れるたびに利賀村の魅力を感じ、心惹かれるばかりです。そんな魅力溢れる利賀村ですが、現在は人口減少が進み、村の存続が危ぶまれる状況にあります。様々な垣根を超えて少しでも多くの方々に、こんなに素敵な村が、こんなに素敵な人々が利賀村の歴史を紡いでいることを、知ってもらいたい。今までの活動の枠を超えて利賀村の魅力を発信したい。そんな強い思いで今年度の活動をスタートしました。そこで、掲げたテーマは「beyond」(超える)。これまで、私たちは利賀村在住の方々と関係を築き、姉妹都市武蔵野市の方々、利賀村を訪れるボランティアの方々など、関係性の輪を広げる魅力発信活動を行ってきました。
このような、自分の生まれたふるさと以外の地域に足を運び地域を応援する「関係人口」は地域おこしの切り口になるとされています。
今年度は、これまで築いてきた関係性を活かしながら、積極的に新たな「繋がり」(関係人口)を生み出す活動を通して行っていきます。

(参考URL)
「利賀での山道整備体験の様子」 https://bit.ly/2OoLmAY
「利賀村のカタログギフト」 https://bit.ly/2NP1n1O


◆慶大生×利賀村×プペル展を「beyond」の切り口に
「beyond」というテーマのもと、様々な活動を行う中で、プペル展を企画段階から携わってみないかと声をかけていただきました。私たちはこれを、今よりさらに多くの人々に、従来のトガプロの活動の枠を超えて利賀村の魅力を伝えることができる、まさに「beyond」の絶好の機会だと考え、参加させていただくことにしました。
 
トガプロの新たな挑戦が始まりました。

会議では「絵本の世界観を演出したい」「利賀村の自然を感じて欲しい」「写真映えする企画にしたい」などの様々なアイディアが出てきました。現在、村の方と話し合いながら、アイディアの実現に向けて準備を進めています。

◆10月20日利賀村で味わう贅沢ハロウィンナイト
そして、10月20日(土)に利賀村にて、学生のアイディアが、ついに実現します。
にしのあきひろ氏が手がける人気絵本、「えんとつ町のプペル」のLEDで光る原画を、大きなサイズで楽しめる「えんとつ町のプペル展」を行うにあたり、私たちもプペル展を盛り上げるための企画をご用意しました。

<<ドキドキ!さいはての村、利賀村でナイトウォーク!>>
ー星を見つける小さな旅ー

10月20日(土)の夜には、プペル展会場までの道のりを、サプライズたっぷりでご案内します。利賀村の夜の大自然を楽しみながら、プペルの世界観を堪能できる企画の名は「ナイトウォーク」。街灯もない村の夜道で、星空を独り占め。絵本の世界に潜り込んだかのようなサプライズをご用意し、参加者をお出迎えします。慶大生が利賀村でお届けする、一夜限りの特別なハロウィンナイト。きっと、忘れられない夜になるでしょう。
また、本企画を実現するために、クラウドファンディングを行います。
クラウドファンディングは選択していただいた形式により、以下の5パターンのリターンを考えております。(括弧内は上限数です。)

①ナイトウォーク+プペル展チケット 4000円(10)
②ナイトウォーク+プペル展チケット+「えんとつ町のプペル」サイン入り絵本 8000円(5)
③ナイトウォーク+プペル展チケット+民宿<中の屋>宿泊(朝夕食つき) 12000円(10)
④プペル展チケット+吉野美奈子さんのトークイベント 3000円(10)
⑤トガプロからの感謝の手紙 3000円
⑥トガプロからの感謝の手紙+利賀村のギフト 7000円(5)
 
トガプロメンバー一同、サポーターの皆さまをお迎えできるよう特別な企画をもってお待ちしております。


また、同日には利賀村の伝統的なお祭りである山祭りも行われます。この特別なハロウィンナイトが、1人でも多くの方に利賀村を知る機会となって欲しい。これが私たちトガプロメンバーの想いです。

私たちと一緒にこのハロウィンナイトをきっかけに利賀村を盛り上げていただけると嬉しいです!よろしくお願いいたします。

またナイトウォークの開催のためには皆様のご協力が不可欠です。
何卒よろしくお願いいたします。


<開催概要>
ドキドキ!さいはての村、利賀村でナイトウォーク!
ー星を見つける小さな旅ー
主催:慶應義塾大学利賀プロジェクト、実行委員会
日時:2018年10月20日(土)
場 所:利賀村坂上地区 (詳細は、当日お伝えします)
集合場所・時間:民宿中の屋 19時
定 員:12人(最大20人)
参加費:4000円(ナイトウォークとプペル展のチケット込)
申 込:https://camp-fire.jp/projects/view/101285


☆さいはてのプペル展 in利賀村 
日時 10月20日(土)〜25日(木)10:00〜17:00
場所 そばの郷 いろり庵
富山県南砺市利賀村坂上1193
入場券 前売り1000 円 
    当日 1200円


☆吉野美奈子さんのトークイベント 日時 10月20日(土)16時~17時30分
場所 そばの郷 富山県南砺市利賀村坂上1193
芸術家の吉野さんに利賀のクロモジ茶を飲みながら、「夢をかなえる」をテーマにお話しいただきます
参加費:1500円
http://ja.minakoyoshino.com/


☆民宿「中の屋」
チェックイン 20日(土)、チェックアウト 21日(日)
宿泊費: 8000円(夕食・朝食込み)
場所:富山県南砺市利賀村坂上551
http://www.toga-nakanoya.jp/

▼利賀村への行き方
JRをご利用の場合
JR高山本線 越中八尾駅より
南砺市営バスで行政センター(約1時間)

JR北陸本線 高岡駅より
加越能バス(庄川町行、小牧堰堤行)で井波下車(約50分)、旧井波駅より南砺市営バスで(約1時間)



飛行機をご利用の場合
富山空港よりタクシーで約1時間

富山空港より富山駅直行バスで富山駅下車(約30分)、JR高山本線で越中八尾駅下車、南砺市営バスで合掌文化村下車(約1時間)


自動車をご利用の場合
北陸自動車道 砺波ICより約1時間(約35km)
北陸自動車道 富山ICより約1時間(約38km)
東海北陸自動車道 五箇山ICより約1時間(約32km)


<本発表資料のお問い合わせ先>
※ご取材の際には、事前に下記までご一報くださいますようお願い申し上げます。
gyutoga@gmail.com

登録者:gyutoga

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