朝日放送テレビ株式会社の情報通信基盤へ「RADIUS GUARD(R) S」 導入

2019年 1月 23日(水曜日) 13:55

------------------------------
RADIUS認証アプライアンスサーバー 「RADIUS GUARD(R) S」 朝日放送テレビ株式会社の情報通信基盤へ導入

~大阪本社と東京支社、支局をつなぐ情報通信基盤のセキュア運用と情報リテラシー向上を実現~
------------------------------

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:山本 晋也、以下 朝日放送テレビ)の情報通信基盤の認証システムおよびDHCPサーバーとして、RADIUS認証アプライアンスサーバー「RADIUS GUARD(R) S」が導入されたことをお知らせします。
「RADIUS GUARD(R) S」の導入により、朝日放送グループおよび関係会社従業員、ならびにゲストアカウント合わせて約2,000名が利用する情報通信基盤への接続PCや通信端末のセキュアアクセスとともに、VPNアクセスの利便性向上を実現しました。
「RADIUS GUARD(R) S」は2018年9月までに順次導入され、2018年11月より本格稼働を開始しております。


1. 経緯

「新婚さんいらっしゃい」や「M-1グランプリ」、「熱闘甲子園」を筆頭に、さまざまな人気番組を全国に提供する準キー局の朝日放送テレビでは、従来、情報通信基盤へのアクセスに対して、ディレクトリサービスシステムによる認証を用いておりましたが、運用上の課題もあり、さらなるセキュリティ強化とスムーズな運用を実現する仕組みが求められておりました。
その際、重要になったポイントが、利用者認証とともに証明書による承認されたPCや承認された通信端末が、有線および無線接続の両方の環境でセキュアに情報通信基盤へアクセスできる仕組みと、利便性の高いVPNアクセスの実現であり、テレビ局業務の性質上、ロケーションを選ばずにフレキシブルに情報通信基盤へアクセスできる仕組みの実現が必要でした。
この情報通信基盤の認証装置として「RADIUS GUARD(R) S」が選定され、採用されました。
「RADIUS GUARD(R) S」の導入に際しては、朝日放送テレビによる構築を元に、SCSKは技術支援を行いました。


2. 「RADIUS GUARD(R) S」評価ポイント

機器選定にあたり以下の機能が評価され、さまざまな認証装置と比較して管理者の負担が軽減できる「アカウントの棚卸し機能(アカウントの利用状況のチェック機能)」が、実現されていることが決め手となり、「RADIUS GUARD(R) S」が採用にいたりました。

・総合認証装置
RADIUS認証機能、認証局(CA)機能、LDAP機能を1つの筐体で提供

・認証とDHCPの併用をサポート・・・1つのシステムで、アクセス認証とDHCPサーバー機能を提供
・簡単設定・・・GUIベースによる操作、設定で視覚的、直感的な操作を実現
・自由度の高い冗長化・・・アプライアンスと、仮想アプライアンス間でも冗長構成が可能
・利便性の高いCA機能・・・VPN装置のCAとしても同時利用。端末証明書をVPNアクセスでも利用を実現
・申請・承認ワークフロー機能・・・利用者は直接申請から、証明書ダウンロードまでワンストップで可能
・iOSやAndroidも証明書対応・・・スマートデバイスの証明書運用と管理にも対応
・ユーザー/アカウント管理機能・・・ユーザー/アカウント管理画面による一覧表示
・アカウント棚卸し機能・・・最終認証日時から、設定期間の利用がないアカウントを自動で無効化や削除


3. 「RADIUS GUARD(R) S」の導入による効果

「RADIUS GUARD(R) S」の導入後の効果として、以下の評価をいただきました。
・PCや通信端末のデバイス認証を証明書により実現したことで、不正接続の防止を含めた無線LAN接続の高セキュリティ化が実現した。
・VPN接続も「RADIUS GUARD(R) S」の認証局(CA)機能を利用し、証明書の一括運用で利便性が向上した。
・アカウント棚卸し機能により、未使用アカウントの残存を防止し、不正アクセスのリスクを軽減できた。
・「RADIUS GUARD(R) S」による情報通信基盤の運用を開始してから、トラブルなく安定して認証が実現できている。
・今後のセキュリティ強化や運用強化については、「RADIUS GUARD(R) S」のMACアドレス自動収集とDHCP運用によるさらなるセキュア化や、来客向けのゲストアクセスの仕組みの実現などへ期待が広がった。


4. 「RADIUS GUARD(R) S」概要

本件で採用された「RADIUS GUARD(R) S」の概要は以下の通りです。
「RADIUS GUARD(R) S」は、スマートデバイス対応の国産RADIUS認証・DHCPアプライアンスサーバーです。
有線LAN、無線LAN、VPNと認証連携し、ネットワークへアクセスする利用者や端末を制限することで、不正アクセスを防止します。また、ネットワーク認証に関する各種機能(RADIUS、DHCP、認証局、LDAP、申請用ワークフロー)を1台で提供し、保守運用の負担とコストを低減します。
詳細はこちら:http://www.scsk.jp/product/common/radius/


■朝日放送テレビ株式会社について■

西日本最大規模のテレビ放送局である朝日放送テレビは、準キー局としてさまざまな人気番組を制作し、関西広域圏への放送と共に、全国のテレビ朝日系列局へ番組の供給を行っている。
URL:https://www.asahi.co.jp/

■本件に関する お問い合わせ先■

【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
ITプロダクト&サービス事業本部 ネットワーク部
TEL:03-5859-3034
E-mail:RG-info@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
広報部 高野
TEL:03-5166-1150

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。
※記載の情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

登録者:es1marketing

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 朝日放送テレビ株式会社の情報通信基盤へ「RADIUS GUARD(R) S」 導入