工場騒音対策

2019年 2月 04日(月曜日) 08:26

工場から発生するの機械などの騒音、空調、換気設備に至るまで、適材適所の防音方法で、性能・価格を考慮し、ご提案させていただきます。工場の従業員のための室内騒音対策、吸音工事、隣地境界や周囲住居への環境騒音対策のご相談は、ANS防音コンサルタンツにご相談ください。

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■発生音源の騒音・防音対策
 工場防音の基本は、騒音源側の対策です。騒音源の機械が特定出来る場合は、防音カバー、防音ボックスなどで音源ひとつひとつの防音対策をおこないます。この対策により、工場から外部へ漏れる騒音レベルの低減及び、工場室内の騒音レベルが下がり従業員の作業環境の改善にもなります。

■室内吸音工事
 工場室内の壁・天井の吸音性能を高め、室内騒音レベルを低減します。室内吸音により低減できる騒音は、壁・天井の反射音だけで、直接音は低減できません。壁・天井からの反射音の無い空間や、ある程度吸音性能がある材料で仕上げられている場合は、あまり効果がありません。また、高音域の吸音は、比較的薄いグラスウールのような材料で施工できますが、周波数が低い場合は、空気層が必要となるためスペースが必要となります。また、板振動により低音域を吸音でき、吸音面積を多く取る事が可能な吊下げ吸音板もあります。

工場内の仕上げが反射性の材料で出来ている場合(ワンワンと響いている場合)は、周波数によっても異なりますが、5dB~10dB程度の効果が出ます。全体域の騒音レベル(オールパス)の数字では、あまり下がらない場合でも、高音域だけ減衰し聴感上いやな音域が低減できたなどの効果は期待できます。したがって、従業員の作業環境の改善に有効な方法です。また、外部に防音壁を設置する減音効果に匹敵する効果が見込まれる場合もあり、費用がかかり、場所などの条件に制約を受ける防音壁を設置する前にご検討ください。

登録者:ado335