【アメリカから韓国への警鐘「政治的に利用された人々に自由を」】

2020年 7月 18日(土曜日) 19:45

コロナウイルスに関するニュースは良いものも悪いものも事欠かない。
日本でも九州大学のチームが治療薬研究で大きな成果を出したという報せがあったが、今日は世界に目を向けてみたいと思う。

7/15(現地時間)にアメリカで前・現職大統領に助けを求める100名余りのアメリカ市民による署名活動が行われた。

彼らの署名のはじめにはこう記してある。
「少数キリスト教グループに対して、韓国政府の不当な行いを終わらせてください」
一体どういうことだろうか。

署名に参加したアメリカ市民の話によると、「韓国の新天地教会及び、設立者が同じである天の文化世界平和光復(HWPL)が、基本的人権の一つである宗教の自由を著しく、極悪非道なやり方によって侵害されている」とのことだ。

この教会は韓国のコロナ19感染者数の約3分の1を占めている。というのも信者は礼拝に参加した時に感染したことを知らなかったからだと彼らは主張した。

また、「新天地は政府との協力のために最善を尽くしたが、韓国の政府は現在教会を取り調べ、関係者たちを逮捕し監禁してる」と言い「政府はまた仮釈放と適切な法的支援を困難にするため彼らの資産を凍結した」と指摘した。政府は韓国市民である信者を助けるよりも、ターゲットにすることを選んだのだ。
韓国のマスコミによる否定的な報道と政府による取り調べにより、信者は自分の家族と雇用者に非難と虐待を受けている、と知らせた。「信者のうち何人かは新天地に属することを理由に殺害されたり、極端な選択を強いられるほどに悩まされたことがある」と言った。

さらに、「新天地は犯罪を犯していないにも関わらず1000億ウォンの訴訟を訴えられ、教会関係者たちは拘束された」と伝えた。
なぜこのような事が起こったのか。それは政治的な背景がある。

彼らが言うには「韓国政府の一部の政治家はこの教会をスケープゴートにして、目前の選挙のために最近話題になった事件を利用しようとしている。」といい「新天地は比較的、新しくできた教会で人気が急上昇してる。新天地が韓国キリスト教総連合会に属さないと決めたのは根本的な信仰の違いがあるため」だと説明した。

この韓国キリスト教総連合会というのが現職大統領の票の基盤となっているのだ。
なんともわかりやすい話ではあるが、韓国国内では先に書いた通り偏った報道がなされており、善良な市民は真実を知る術がない。

このような事態は民主主義の原則の少なくとも一つを違反したことは明白だ。
彼らはアメリカの前・現職大統領たちに向けて「アメリカが目を付けていることを、韓国の政府に見せて欲しい。宗教の自由侵害はアメリカをはじめ民主主義国家であるならば深刻に受け止めるべき問題だ」と言い、この韓国で発生した国が主体となって行っている宗教侵害を非難する手紙を書いて下さいと要請した。

これは日本にとっても他人事ではない。このまま見過ごせば、無罪の人を有罪にする政治家と外交交渉を進めなければならなくなる。
筆者は今後もこのニュースに注目して、世界の動向を見守っていきたいと思う。

出典:https://cafe.naver.com/culturebusanlab/565
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登録者:kohhiro67

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