【大邱市の新型コロナ集団感染、事実を報道しない韓国のマスコミ】

2020年 7月 23日(木曜日) 18:25

韓国で最初の新型コロナ感染者が発生してから6ヶ月、ついに韓国政府が新型コロナは中国から流入したものだと認めた。この6ヶ月政府がどのような動きであったのかを振り返りたいと思う。

1月末に大邱市(テグ)で集団感染が起こった当時、文大統領は「日常生活を送るように」との指示を出していた。その言葉を信じて普段どおり教会に通った31番目の感染者により、新天地の大邱教会で集団感染が起こったのだ。この信者は31番目の感染者であり、既に大邱では同教会とは関係のない市民が多く感染していた。にも関わらず政府は新天地を「新型コロナの震源地」として扱い、政府の判断ミスを新天地になすりつけたのだ。

なぜ新天地が標的にされたのか。それは同教会が大統領の支持基盤であるプロテスタントが嫌う教団だからである。政府は支持率のため、マスコミは話題性のために闇雲に新型コロナ感染被害者である新天地を叩いた。その上新型コロナを故意に大量感染させたとして、税務調査や検察調査が行われる事となった。新型コロナの流行が新天地のせいではないと知りつつも、自分のために見てみぬふりをしたのだ。

全世界の生活を変えた新型コロナの流行から6ヶ月ぶりに発表された真実は私達を驚かせた。韓国国内1万人を対象とした抗体検査により、全国では3人という結果に対し、大邱市では約760人が抗体保持者であることがわかった。大邱市では少なくとも18万人が新型コロナに感染しているという話だ。再三に渡り一部の報道機関では中国人観光客がマスクもなしに大量に韓国国内を行き来した事実を報せた。だが有力紙などのマスコミはこの事実を政府が否定することを支持した。

しかしここにきて、6ヶ月ぶりに政府は新型コロナが中国から流入したことを公式に認めた。今まで罪をなすりつけて来た新天地は被害者であり、大邱市の感染者は教会に関係のない市民も多く感染していること。新型コロナの震源地は明らかに新天地では無く、中国からの流入を遮断しなかった政府に感染の責任があるという客観的な事実を明らかにした。しかし、このような重大な事実をマスコミは積極的に伝えようとはしなかった。相変わらず新型コロナの震源地は「新天地でなければならない」という雰囲気である。

現政権のこのような信頼を欠く対応には諸外国からも非難の声が続々と上がっている。自らの名誉のため、既得権を気にして真実を真実として伝えられないマスコミに報道機関としての価値はあるのだろうか?昨今の大韓民国のマスコミの実態に失望の念を禁じ得ない。

出典:http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=760727

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