[論点in] 新天地-全被連, 誰が被害者で、加害者だろうか

2020年 8月 04日(火曜日) 17:55

全国新天地被害者連帯(全被連)

数年間、被害を主張しながら新天地怨色的非難デモ
既成教会・基督マスコミと一つになって強制改宗正当化
子女拉致・監禁・家庭破綻させて「新天地のせい」
怪異な1人デモも…娘を隣に置いて「返してほしい」

[天地日報=ガン・スギョン記者]新天地イエス教証拠幕屋聖殿(新天地イエス教会)イマンㇶ(90)総会長が検察に拘束された。名分は新型コロナウィルス感染症(コロナ19)防疫妨害嫌疑(感染病予防法違反)と「平和の宮殿」新築過程で教会のお金を持っていって使ったなどの横領嫌疑である。

イ総会長の拘束は去る2月27日、反新天地団体である全国新天地被害者連帯(全被連、代表シンガンシク)が告発状を提出した後、検察が捜査をしていく過程で行われてた。全被連は数年間、新天地教会とシオンキリスト教宣教センターなどを行き来しながら大声と悪口が混ざった怨色的な1人デモをした団体として知られている。この過程で騒音などで地域住民の眉を顰めさせることもあった。

彼らは生計も後回しにしてデモに出ることもあったが、多くは新天地教会に出席している子供を持った両親である。デモ者たちは自分の家庭で経験した家出・離婚等の事例に対する原因を新天地に回し、新天地が家出・離婚等、家庭を破綻させる宗教団体だと非難する。また新天地を代表するイマンㇶ総会長をターゲットにし、今まですべての非難活動に焦点を当ててきた。

◆新天地を訴えた全被連、彼らは誰?

しかし、彼らの活動と周辺人をより深く調べてみると、自分たちが経験した胸の痛い家庭での原因を新天地にだけにあると思うには割り切れない点が多い。

まず全被連代表を含めて会員として活動している両親をみると、相当数が強制的に子供を改宗プログラムに連れて行こうとして失敗した者たちである。

代表であるシン氏は2016年1月、娘の手を縛って強制改宗をさせるためにペンションに17日の間監禁した。この娘は脱出した後に両親を訴えた。以後、娘は両親に対する処罰を望まないという立場を明かし、シン氏は不起訴処分とされた。シン氏は玄関の暗証番号を変えて娘には教えてもあげず、家に帰ってきなさいとデモをした。

会員イ氏も2015年、娘に強制改宗プログラムを受けさせるために娘に睡眠剤を飲ませ、目にアイマスクをさせて、手に手錠をかけて拉致した。両親は娘が抵抗すると暴言と暴行を加えた事で証言された。

他の会員イ氏は2015年、息子を改宗プログラムに連れていくために拉致して27日の間監禁したままプログラムを受けさせて失敗した。イ氏は家の暗証番号を変えて息子には教えてもあげないながらも、家に子供が帰ってこないと言いながらデモをした。

両親の中の一部は、子供が家にいるのにも関わらずデモに出て、さらにはすぐ自分の隣に子供がいるのにも関わらず、子供を返せとデモをする奇異な行動を見せたりもした。

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児童虐待等両親の子供に対する暴行に敏感なマスコミは、ひときわ強制改宗には鈍感であった。むしろ強制改宗にわざと目をつぶろうとする態度をみせたりした。

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ここには韓国教会が排他的な土壌として作っておいた「異端フレーム」が作用する。韓国改新教では異端として一度、規定するとすべての活動に制約をかける。特に異端として規定された団体が復興すると警戒程度はより極まる。特に他の宗教では探すことのできない独特な機関があるが、「異端対策委員会」である。

彼らはいわゆる「異端相談者」を養成して韓国教会が異端として規定した団体に対して組織的に誹謗活動に出るが、全国にある教会を訪問してこのような内容をよく知らない教徒たちに教えて恐怖心と嫌悪・憎悪・警戒心を持たせる。既成教会に所属した教徒たちが新天地という名前だけ聞いても首を振る理由である。

これは新天地に接して、信仰の方向を設定した子供たちを既成教会に属した両親がよく思わない理由になる。両親らは子供が再び既成教会に戻ってきてほしいという気持ちを持つようになるが、それは、既成教会の排他的な異端フレームによって形成された恐怖・嫌悪・憎悪・警戒のためであるとみなされる。結局、両親らは無理やりにでも子供を連れてきて信仰を変えなければならないという気持ちを持たせ、強制改宗を試みたと分析される。

改宗ができると拉致や監禁などの不法行為はすべて水面下に消える。しかし、改宗ができなかった時は、大きな後遺症が生まれる。強制改宗の過程で起こる拉致や監禁のため被害者たちは外傷後ストレス、トラウマ等を経験しながら、ひどい場合は対人忌避症まで生じることもある。

これは強制改宗を試みて失敗した全被連会員の家庭でよく見ることのできる状況である。両親らは既成教会の立場を代弁するマスコミと既得権を通して一方的な立場を表出して、1人デモまで出るが、被害を被った子供たちは哀訴するところもないということが被害者たちの立場である。

特に一部の被害者たちは強制改宗の過程で経験した両親の暴言と暴行によるトラウマによって両親との関係を回復することが厳しいところまで行った。

◆ 強制改宗プログラムが何であるので…誰が運営しているのか

両親らが子供に望んでいるのは強制改宗プログラムを受けることである。このプログラムはいわゆる異端相談者として活動している改宗牧者たちが進行する。

被害者たちによると、このプログラムはまず被害者を騙したり、睡眠剤・手錠等を駆使して拉致し、プログラムを受ける隣近のペンションやワンルームなどに監禁する。この過程では改宗牧者が直接的に姿を現わさない。以後、被害者1人を相手に多数の家族と改宗牧者側の関係者が動員されて懐柔と圧迫が行われる。改宗プログラムを自発的に受けるという同意書にサインしなさいという圧迫である。被害者が受けないと言うならば、暴言・悪口と暴行が行われると言われた。全南和順のあるペンションではこの過程で一人の女子大生が命を失った。

被害者たちはこの当時の記憶を思い出すことを苦しむ。彼らはこの過程を「地獄」と表現した。

耐えられず、同意書にサインをするとその時、改宗プログラムを進行する関係者が登場する。被害者たちはこのプログラムで聖書に対する教えより新天地に対する人身攻撃と誹謗が主となると証言した。

プログラムを進行する牧者の中でよくマスコミに登場する者がいる。シン・ヒョンウク牧者とチン・ヨンシク牧者である。安山常緑教会のチン・ヨンシク牧者は強制改宗を行いながら、被害者を無理やり精神病院に入れて有罪判決を受けた。関連調査過程で10億ウォン以上の収益が確認されて議論になったこともある。チン牧者は安息教出身である。

また九里チョデ教会のシン・ヒョンウク牧者は新天地イエス教会から除名された後、改新教側の教団に吸収されて反新天地活動をしながら牧会者になった人物である。新天地教会側によるとシン牧者は「イエスの名ではない、イマンㇶ総会長の名でお祈りしなければならない」、「イマンㇶ総会長の血と肉を食べなければならない」などの聖書を否定する言葉と行動で物議をかもして除名された。

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また既成教会を代弁する基督教番組の核心人士は、言論人という自分の地位を活用して検察・警察・政治界に手を伸べて新天地を全社的に誹謗することもあった。

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総合すると、新天地が異端だと既成教会から教えを受けてきた両親らと彼らに排他的な異端嫌悪・憎悪・警戒心を教えた既成教会の牧者、新天地から除名されて反新天地勢力になった牧者、既成教団を代弁する言論人たちが新天地に向けて全防衛的な攻撃を加えたわけである。

特に、デモに出た両親を持った子供たちは、30万人に至る新天地の聖徒のうちの極一部である。一部の両親の性向が作り出した家庭事情であるだけであって、全般的な新天地の問題として拡大するには飛躍が大きいという指摘である。

問題はマスコミや政府は、彼らの主張をまるで確認されて検証された事実のように引用しているという点である。新天地に対する検察調査と捜査に宗教偏向の議論が浮上した理由である。

出所 : 天地日報(http://www.newscj.com)
原文:http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=764623

登録者:savingearth

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