[天地日報社説] 新天地告発した「全国新天地被害者連帯」司法正義に適う団体なのか
2020年 8月 04日(火曜日) 17:56
九十歳の新天地のイマンㇶ総会長が拘束された。
被害者よりもあらゆる凶悪犯の人権をより重視して批判された検察ではなかったのか。ところが、そのような人権論理は、全てどこかに去って、高齢で逃走の恐れもない被疑者を「コロナ19防疫妨害」嫌疑で拘束させた。空前絶後の人権侵害の事例として残るだろう。
今回の拘束は、去る2月27日全国新天地被害者連帯（全被連）が「感染予防法（感染病の予防、及び、管理に関する法律）違反」で新天地総会長を告発したことによる結果である。全被連は1日、立場文を出し、「去る5ヶ月間、捜査に総力を尽くした検察と司法正義に基づいて拘束決定を下してくださった司法府の関係者の方々に感謝する」と即刻、歓迎の意を明かした。
全被連の主張通り、今回の措置が司法正義によることなのかを判断するためには、まず新天地を告発した全被連と彼らと共にしている牧者たちが司法正義に適う人物であるのかから問うべきであろう。
全被連と一つとなって「新天地専門家」という名で活動しているシン・ヒョンウク牧者は、新天地から「イマンㇶ総会長の名でお祈りしなければならない」などの主張をして追い出された者である。「新天地から出てもイマンㇶ総会長をあかしする」と言ったシン牧者は、現在、九里異端相談所を運営しながら「新天地信徒対象の改宗事業」を最も活発に進めている。本誌は、その間、シン牧者が全被連の会員や相談者を相手に強制改宗と反新天地1人デモを教唆する内容を数回報道したところである。
チン・ヨンシキ牧者は国内では、一番最初に新天地信徒対象の異端相談所を運営して来た。過去に神様の教会の信徒、チョン・ベクヒャン氏を精神病院に強制監禁した嫌疑が認められて共同監禁罪で有罪判決を受けた。また口座追跡を通して異端相談で儲けたお金が10億ウォンにいたることを確認されたところである。
今回の告発を主導した全被連は会長が暴力行為等処罰に関する法律違反（共同監禁）嫌疑が認められたことを含めて、会員の相当数が異端相談所と共謀して「新天地に通っている」という理由だけで20～30代の成人の子女を「拉致・暴行・監禁」するなどの手法で訴えられた前歴がある。
何より被害者である新天地信徒たちは、両親が用役まで動員して拉致、監禁、暴行した衝撃のため、現場から脱出した以後にも激しい外傷後ストレス障害を訴えている。新天地のせいではない、両親の地位を悪用した「反人権的・反憲法的」強圧行為が問題であるのにも関わらず、被害者の話は通じない。理由は、子供は新天地信徒であって、両親は既成教会の牧者たちが味方であるからである。
監禁罪は「人の場所移転の自由を侵害する犯罪」として逮捕罪と共に刑法第276条に規定されている。部屋の中に閉じ込めるといったことが典型的な例であり、被害者を強制的に自動車に乗せて疾走することなども該当する。5年以下の懲役または700万ウォン以下の罰金に処する。尊属監禁、特殊監禁の場合はその刑を加重し、未遂犯も処罰するということが刑法280条である。
法律通りであるならば、「新天地に通う」という理由だけで成人の子供を拉致、暴行、監禁した両親らは尊属監禁をした重犯罪者たちであり、改宗牧者たちは共同監禁の教唆犯もしくは共謀者に該当する。このような者たちが「司法正義」を叫び、彼らの主張が正義であるように政府も検察もマスコミもその口となっているため、まことに「正義」が死んだのではないか、疑念を抱く。
2000年前のピラトの法廷でも似たような状況があった。ピラトはイエスを殺す罪名を見つけることができなかった。しかし、既得権を持っていたユダヤの指導者たちが主導した前例のない騒動に民乱を恐れていたピラトは、結局イエスを殺すところに出してしまった。類似状況を2000年が経った自由民主主義国家である大韓民国で見るということは嘆かわしいことである。
文在寅大統領は去る2018年3月20日に発表した改革案より「天賦的な性格の基本権」に対する主体を「国民」から「人」に拡大してより強化すると約束した。 「宗教の自由」も天賦人権として言及された。天賦人権は人間が生まれた時から持つ天賦の権利として自然権であり、超国家的・全法律的不可侵の権利とし、国家権力であっても侵害することはできない。また国家がこれを侵害した場合、侵害者である権力者に対する抵抗権が認められる。と共に、国民が天賦人権である宗教の自由を侵害されたならば、国家が出て保護すべきであるという意味でもある。
まして「国民」に対する「宗教弾圧」を事とする全被連のような団体を、政府が擁護するということは大統領を嘘つきにさせることである。国民との約束を政治的な理由で破棄して、天賦人権を踏みにじって、あるいは、コロナ19より更なる災いをもたらすのではないか非常に恐ろしい。
出所 : 天地日報(http://www.newscj.com)
原文 : http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=764621#_enliple
被害者よりもあらゆる凶悪犯の人権をより重視して批判された検察ではなかったのか。ところが、そのような人権論理は、全てどこかに去って、高齢で逃走の恐れもない被疑者を「コロナ19防疫妨害」嫌疑で拘束させた。空前絶後の人権侵害の事例として残るだろう。
今回の拘束は、去る2月27日全国新天地被害者連帯（全被連）が「感染予防法（感染病の予防、及び、管理に関する法律）違反」で新天地総会長を告発したことによる結果である。全被連は1日、立場文を出し、「去る5ヶ月間、捜査に総力を尽くした検察と司法正義に基づいて拘束決定を下してくださった司法府の関係者の方々に感謝する」と即刻、歓迎の意を明かした。
全被連の主張通り、今回の措置が司法正義によることなのかを判断するためには、まず新天地を告発した全被連と彼らと共にしている牧者たちが司法正義に適う人物であるのかから問うべきであろう。
全被連と一つとなって「新天地専門家」という名で活動しているシン・ヒョンウク牧者は、新天地から「イマンㇶ総会長の名でお祈りしなければならない」などの主張をして追い出された者である。「新天地から出てもイマンㇶ総会長をあかしする」と言ったシン牧者は、現在、九里異端相談所を運営しながら「新天地信徒対象の改宗事業」を最も活発に進めている。本誌は、その間、シン牧者が全被連の会員や相談者を相手に強制改宗と反新天地1人デモを教唆する内容を数回報道したところである。
チン・ヨンシキ牧者は国内では、一番最初に新天地信徒対象の異端相談所を運営して来た。過去に神様の教会の信徒、チョン・ベクヒャン氏を精神病院に強制監禁した嫌疑が認められて共同監禁罪で有罪判決を受けた。また口座追跡を通して異端相談で儲けたお金が10億ウォンにいたることを確認されたところである。
今回の告発を主導した全被連は会長が暴力行為等処罰に関する法律違反（共同監禁）嫌疑が認められたことを含めて、会員の相当数が異端相談所と共謀して「新天地に通っている」という理由だけで20～30代の成人の子女を「拉致・暴行・監禁」するなどの手法で訴えられた前歴がある。
何より被害者である新天地信徒たちは、両親が用役まで動員して拉致、監禁、暴行した衝撃のため、現場から脱出した以後にも激しい外傷後ストレス障害を訴えている。新天地のせいではない、両親の地位を悪用した「反人権的・反憲法的」強圧行為が問題であるのにも関わらず、被害者の話は通じない。理由は、子供は新天地信徒であって、両親は既成教会の牧者たちが味方であるからである。
監禁罪は「人の場所移転の自由を侵害する犯罪」として逮捕罪と共に刑法第276条に規定されている。部屋の中に閉じ込めるといったことが典型的な例であり、被害者を強制的に自動車に乗せて疾走することなども該当する。5年以下の懲役または700万ウォン以下の罰金に処する。尊属監禁、特殊監禁の場合はその刑を加重し、未遂犯も処罰するということが刑法280条である。
法律通りであるならば、「新天地に通う」という理由だけで成人の子供を拉致、暴行、監禁した両親らは尊属監禁をした重犯罪者たちであり、改宗牧者たちは共同監禁の教唆犯もしくは共謀者に該当する。このような者たちが「司法正義」を叫び、彼らの主張が正義であるように政府も検察もマスコミもその口となっているため、まことに「正義」が死んだのではないか、疑念を抱く。
2000年前のピラトの法廷でも似たような状況があった。ピラトはイエスを殺す罪名を見つけることができなかった。しかし、既得権を持っていたユダヤの指導者たちが主導した前例のない騒動に民乱を恐れていたピラトは、結局イエスを殺すところに出してしまった。類似状況を2000年が経った自由民主主義国家である大韓民国で見るということは嘆かわしいことである。
文在寅大統領は去る2018年3月20日に発表した改革案より「天賦的な性格の基本権」に対する主体を「国民」から「人」に拡大してより強化すると約束した。 「宗教の自由」も天賦人権として言及された。天賦人権は人間が生まれた時から持つ天賦の権利として自然権であり、超国家的・全法律的不可侵の権利とし、国家権力であっても侵害することはできない。また国家がこれを侵害した場合、侵害者である権力者に対する抵抗権が認められる。と共に、国民が天賦人権である宗教の自由を侵害されたならば、国家が出て保護すべきであるという意味でもある。
まして「国民」に対する「宗教弾圧」を事とする全被連のような団体を、政府が擁護するということは大統領を嘘つきにさせることである。国民との約束を政治的な理由で破棄して、天賦人権を踏みにじって、あるいは、コロナ19より更なる災いをもたらすのではないか非常に恐ろしい。
出所 : 天地日報(http://www.newscj.com)
原文 : http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=764621#_enliple
登録者：savingearth
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