【新天地を告発した「全国新天地被害者連帯」は司法主義に則っているのか】

2020年 8月 04日(火曜日) 18:03

新天地のイ・マンヒ代表が「コロナ19防疫妨害罪で」拘束された。これを告発したのは「全国新天地被害者連帯」(以下、全被連)と名乗る団体だ。彼らは1日に「検察と司法主義に基づいた拘束と、司法関係者の決定に感謝する」と歓迎の意を明らかにした。しかしこの団体が「司法主義」を唱えることには疑問が残る。

全被連のシン牧師は「新天地の専門家」を名乗る。彼は新天地の教理と異なる教えを主張して新天地を追い出された者だ。牧師は現在「異端*相談所」を運営し「新天地信者対象の改宗事業」を熱心に行っている。シン牧師は過去に新天地の信者を精神病院に強制監禁させた疑いが認められ、共同監禁罪の有罪判決を受けた。
*異端とは多数派を占めるプロテスタントが定義した少数宗派のこと

また全被連会長は暴力行為などの法律違反をはじめ、新天地に通う、20〜30代の成人した子供を「拉致暴行監禁」するなどの手法で強制的に新天地を脱会させ改宗させた罪に問われている。

何よりも深刻なのは、このような行為は「異端相談所」の牧師の進言により実の親が人を雇って拉致、監禁、暴行したという衝撃により、現場から脱出した後も信者は深刻なPTSDを抱えていることだ。これは明らかに「反人権的反憲法的」行為にもかかわらず、被害者が「新天地の信者」というだけでその言葉は受け入れられない。

異端相談所は明らかに監禁罪(刑法第276条)を逸脱しているにも関わらず、政府も検察もマスコミも彼らを「正義」として扱うことに疑問が残る。

ムン・ジェイン大統領は2018年に宗教の自由を含む「基本的人権」を「国民」から「人」に拡大し、さらなる強化を約束した。これは法律的不可侵の権利で国家権力であっても侵害することはできない。韓国政府はこのままでは「嘘つき」の烙印を押されるのではないだろうか。

出典:http://www.newscj.com/news/articleView.html?idxno=764621

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登録者:kohhiro67

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