【韓国:新型コロナの集団感染が発生、その事実にどう向き合うのか】

2020年 9月 05日(土曜日) 19:21

今、韓国では1日200~300人の新型コロナ感染者が続出しているが、その感染経路を明かさない患者が全国に多いという。感染経路が分からなければ無症状感染者がウイルスを運び、更なる感染者を増やしていくこととなる。感染経路を明かさない彼らは何かを恨み、国家や地方自治体に対して光化門(クァンファムン)集会への参加を意図的に隠しているというが、その理由は何だろうか。

光化門集会の中心に、少し前まで韓国キリスト教総連合会会長を務めた全光勳(チョン・グァンフン)牧師とそれに従った多数の教会牧師と信者、そして政治的目的が一致した追従勢力があることは、国民の多くが知っているようだ。彼らは、今回の集団感染を敵対勢力が光化門広場に密かに侵入して意図的に広めた空前絶後の対テロだと主張し、これを事実であるかのように自ら内外に広報し、国家転覆を目的に反政府闘争をしているということである。

意図的な新型コロナ感染を仕掛けられた被害者であるという立場を崩さない彼らの一部は、光化門集会に参加していたにもかかわらず国家防疫に非協力的である。そのため、新型コロナの更なる拡散になっているのではないかと心配の声も大きく、これに対して老若男女共に非難の声が集まっている。

現在の状況とは違い、今年の2〜3月の新型コロナの感染者が現れ始めた初期の段階では、無症状患者について誰も知らなかった。政府と中央防疫対策本部は「日常通り生活してよい」と進言し、この発表を信用した国民はいつも通りの日常生活を営んでいた。

この時、新天地イエス教会(以下、新天地)の信者であった女性が新天地大邱(テグ)教会に礼拝に行ったが、この女性が国内で31番目の新型コロナ感染者となったのだ。このことによって、新天地の礼拝方式に多くの問題があり大邱教会で新型コロナの集団感染を引き起こし、感染が拡大したと報道された。そして新天地を新型コロナ感染の「震源地」であるとして、全国民が非難と恨みと責任を数え切れないほど浴びせてきた。

当時、新天地は「加平平和研修院平和の宮殿」の前でイ・マンヒ総会長が90歳という高齢にもかかわらず直接出てきて、国内外の放送とマスコミと国民が見守る中、2度もひざまずいて政府と中央防疫対策本部と国民に心から謝罪する姿を見守り、すべての責任を負って新型コロナ終息まで最善を尽くして協力すると明らかにした。

今になって、各宗教団体の行動を比較してみると、新天地のその時の姿と行動は誠意あるものだったように思う。全国の支部すべての信者が礼拝参加者と信者の全数調査にも積極的に協力し、国税庁の家宅捜索にも協力したという。彼らは、すべての建物の出入り禁止を受けながらも、政府と国民に約束した協力の姿勢を守り、努力に背を向けていないことは明らかだった。

それだけでなく新型コロナ終息に役立つ新薬開発のために、彼らは1~2次の団体血漿提供を実施し約1700人が血漿提供に参加し、今後も約2000人以上の信者が血漿提供に参加する予定だと発表している。また新天地は今年2月から総会をはじめ、全国の支部が、非対面礼拝や教理講義をはじめ、小規模の会合まですべてオンライン上で行い、新型コロナ感染拡大防止のために皆が努力しているという。

現在、新天地のイ・マンヒ総会長は故意に新型コロナ感染を拡大したとして防疫妨害罪の疑いで拘束収監されているようだ。新天地での集団感染が発生したことは事実だが、その後の対応に意図的な二次感染を企む行動はなく、むしろ感染拡大を防ぐために誠実な協力体制を取っているのではないだろうか。このように拘束収監してまで、新型コロナの感染拡大に対する責任を問う必要性はないと筆者は考える。

新型コロナ感染拡大防止のためには、感染経路を可能な限り特定し感染の疑いのある者が全員検査を受けることが必要不可欠である。全国民が防疫に対して協力的になってこそ、感染者数を抑えることができるはずだ。ウイルスは目には見えない。集団感染が起こった時に私達がすべきことは、誰がウイルスを持ち込んだかという議論ではなく、二次感染による更なる感染拡大を防止するために、積極的に検査や感染経路の特定に協力することが一番重要ではないだろうか。

[記者:39.]

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