大韓民国、魔女狩りのスケープゴートは新天地なのか?

2020年 10月 06日(火曜日) 13:45

[大韓ニュース=キムヤンフン] 最近、魔女狩りとフレームという単語がよく登場する。魔女狩りとは、ある特定の社会で耐え難い、重大な事件が発生した際、多数の集団が少数の集団をスケープゴートにし、迫害する事を意味する。迫害するために、弱者をその社会の異端として指目して、フレーム(濡れ衣を着せる)をかける。

歴史的に、魔女狩りは効果的な統治手段として使われてきた。ヨーロッパであった魔女裁判を1万件以上分析したロバート・ミュッシャンブレ(Robert Muchembled)の統計によると、魔女として起訴された人のうち、半分が火に焼かれたり、首が切られた。

神父と裁判官らが主導した魔女狩りでの攻撃対象は寡婦などの社会的な弱者であった。民衆の体制側に対する不満が高まった際、魔女のフレームをかけて殺した。魔女を殺したから「我々の社会」はもう安全だという認識を植え付け、社会は、偽薬効果を得た。

このように、狂信と政治が結託した時に起こる魔女狩りが現代の大韓民国でも起こっている。新天地に対する迫害もその一つの例である。

既成宗教権力は新天地を異端だと目星を付け、世論を利用して、嫌悪感を広めたという指摘も出た。コロナ流行の初期、メディアの報道姿勢を見ると、教祖イ・マンヒ、異端新天地などのような意図的なイメージ操作を先に立て、これによって、新天地に対する否定的な認識が韓国社会に広まった。

以後の手順は家宅捜索、新天地教会の施設に対する出入禁止、告発と税務調査、総会長と教会の幹部らの拘束であった。90歳の老人はひざまずいて国民に謝罪をし、防疫当局に協力し、血漿供与まで導き出したにもかかわらず、防疫活動を妨害した嫌疑で、未だに拘置所に収監中である。

イ・マンヒ総会長と新天地に対する迫害は社会的弱者を探して排斥し迫害した中世ヨーロッパの魔女狩りに似た様相である。

災害が起こった時に、強者が生きるために弱者を犠牲にするのが魔女狩りの基本フレームであった。民主国家である大韓民国において依然として中世時代の魔女狩りのフレームが作動している事を我が社会は新天地イ・マンヒ総会長の拘束収監を通して見ることとなった。

出所: 大韓ニュース
http://www.dhns.co.kr/news/articleView.html?idxno=250022

登録者:savingearth

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 大韓民国、魔女狩りのスケープゴートは新天地なのか?