裁判所の保釈決定、チョン・グァンフンはできて、イ・マンヒはできない理由は何か?
2020年 10月 12日(月曜日) 22:28
拘束者の保釈は裁判所が決定する。保釈には、必要的保釈と任意的保釈がある。簡単に説明すると、保釈の種類のうち、最も多い保釈は逃走や証拠隠滅の恐れがなく、釈放状態で裁判を受けることができる保釈である。一定額のお金を払って保釈を受ける保釈、また病を理由に決定する病保釈などもある。反政府運動を行ってきたプロテスタント教団所属のチョン・グァンフン、愛の第一教会の牧師は保釈が決定された。ところが、イ・マンヒ、新天地イエス教会の総会長は拘束されて以後、未だに保釈されず、拘束裁判を受けている。その理由は果たして何だろうか?
チョン・グァンフン牧師とイ・マンヒ総会長の拘束事由の始まりは異なる。しかし、この二人の宗教人は新型コロナウイルスに対する防疫と関連し、異なる歩みを見せた代表的な宗教界の指導者として比較されて来た。チョン・グァンフン牧師は去る4月15日、 第21代総選挙を前に、光化門集会で起こした事前選挙運動と大統領名誉毀損などの嫌疑で拘束された。裁判所はそのような彼を去る4月20日、特に問題なく保釈金3千万ウォンで保釈した。しかし、彼はその後、光化門8.15集会を主導、2次コロナ再拡散の主犯としてあがった。チョン牧師は社会に大胆な姿を見せた。一種のデモであった。疾本の関係者らが新型コロナの感染を恐れても、ソウルの光化門一帯に不特定多数を呼び集めた。新型コロナに感染しても、集会に参加すれば神様が全て治療して下さると発言したが、彼自身も新型コロナに感染してしまった。これによって、チョン牧師は保釈が取り消され、結局は9月7日、140日ぶりに再収監された。再収監は検事の申請で行われた。条件を破ったふさわしい理由であった。裁判部の尋問手続きもなく、再拘束が決定された。
これと関連、新天地長老協議会のグク・ヨンホ事務総長は「イ・マンヒ、新天地総会長は去る7月31日最初からコロナ防疫妨害という罪目で拘束されて収監された。去る3月、新天地教徒だと知られた31番大邱の感染者によって、新天地大邱教会内の感染が大きく拡散された事により、新天地がコロナを拡散させ、以後、教徒の名簿を故意的に漏らすなど、防疫に協力しなかったという罪目で責任を問うようになったわけである」と言いながら、「彼は拘束前からも嫌疑に対する行動を改めようと努力を見せて来た。去る3月の初旬、全国民の前で土下座謝罪した彼は、全国の教徒らが非対面礼拝をするよう指示し、また防疫に協力するよう促すなど、拡散の阻止に力を尽くす姿を見せた。そのような彼が、90歳という高齢で、腰が切れそうだと苦しみを訴えながら、去る18日に保釈を申請し、裁判を続けて行くという意思を明かした。しかし、検察は保釈事由の除外に該当すると言いながら、固く反対する姿である。命に支障がある、または急いで入院しなければならないようには見えないと、被告人の保釈請求をむしろ棄却してほしいという立場」だと主張した。
彼は続いて、「今まで、保釈の基準がこのように高かったのかと思った。請求保釈は保釈請求権者(被告人・弁護人・法定代理人・配偶者・直系血族・兄弟姉妹・戸主)の請求があれば、例外的な事由がない限り、必ず保釈を許可しなければならない必要的保釈(95条)と裁判所の裁量に任せている任意的保釈(96条)に分けられるが、この二つのうち、どちらかに申請すれば、賄賂を受けた政治家でも、横領を犯した企業人でも解放される合法的な制度ではなかったのか」と反問しながら、「最低、チョン・グァンフン牧師に一度の保釈が与えられたように、イ総会長にそのような機会を与えられない理由は特にないように見える。上半期のコロナ拡散主犯から下半期血漿供与でコロナ治療開発に寄与した新天地教徒らの行為はある意味、既に保釈以上の値打ちを払った。献血よりも厳しいという血漿供与はその価値はお金で換算時、100兆ウォンに至る」と披瀝した。
新型コロナに感染し完治した新天地信徒のうち、数千人は既に疾本を通して血漿供与を終えた。その価値を換算すると、なんと100兆ウォンほど(予想額)だそうである。また、イ・マンヒ総会長の年齢は90歳であり。高齢の老人には保釈を通した不拘束裁判がふさわしいとみなされる。新型コロナの感染は全世界的な趨勢である。新天地教徒らが韓国の新型コロナの初期感染に関与した事は事実である。しかし、裁判所の保釈決定において、チョン・グァンフン牧師は可能で、イ・マンヒ総会長はできないというふさわしい理由は果たして何だろうか。
拘束されているイ・マンヒ総会長は去る9月28日、法廷から出た。この日の午前、水原地法第11刑事部(部長判事、キム・ミギョン)審理で開かれた第3次公判準備期日に参加、「(身体の具合が悪いため)このままで裁判を最後までできるだろうか。裁判が終わる時までは生きてみる」と語った。弁護人は去る9月18日、裁判所に保釈を請求した。弁護人も「検察は長期間の捜査で、全ての証拠を確保し、被告人が証拠を隠滅する恐れがない。住居も確かで、逃げる恐れもない」と言い、「90歳の老人に収監生活は容易ではない。3度に渡る腰の手術によりベッドで生活をしなければならないのに、拘置所にはベッドや椅子がない。普通の人よりマット一枚が追加で提供されるだけ」と、健康上の理由で保釈を許可してほしいと訴えた。
一時、新天地のイ・マンヒ総会長の拘束捜査を前にして戸惑った検事が突然、断固たる態度を見せている理由も気になる。チョン・グァンフン牧師の1次保釈が行われたように、イ・マンヒ総会長の保釈も衡平性を持って行われる事はできないのだろうか? moonilsuk@naver.com
*筆者/ムン・イルソク
出所:ブレークニュース
https://m.breaknews.com/758523
チョン・グァンフン牧師とイ・マンヒ総会長の拘束事由の始まりは異なる。しかし、この二人の宗教人は新型コロナウイルスに対する防疫と関連し、異なる歩みを見せた代表的な宗教界の指導者として比較されて来た。チョン・グァンフン牧師は去る4月15日、 第21代総選挙を前に、光化門集会で起こした事前選挙運動と大統領名誉毀損などの嫌疑で拘束された。裁判所はそのような彼を去る4月20日、特に問題なく保釈金3千万ウォンで保釈した。しかし、彼はその後、光化門8.15集会を主導、2次コロナ再拡散の主犯としてあがった。チョン牧師は社会に大胆な姿を見せた。一種のデモであった。疾本の関係者らが新型コロナの感染を恐れても、ソウルの光化門一帯に不特定多数を呼び集めた。新型コロナに感染しても、集会に参加すれば神様が全て治療して下さると発言したが、彼自身も新型コロナに感染してしまった。これによって、チョン牧師は保釈が取り消され、結局は9月7日、140日ぶりに再収監された。再収監は検事の申請で行われた。条件を破ったふさわしい理由であった。裁判部の尋問手続きもなく、再拘束が決定された。
これと関連、新天地長老協議会のグク・ヨンホ事務総長は「イ・マンヒ、新天地総会長は去る7月31日最初からコロナ防疫妨害という罪目で拘束されて収監された。去る3月、新天地教徒だと知られた31番大邱の感染者によって、新天地大邱教会内の感染が大きく拡散された事により、新天地がコロナを拡散させ、以後、教徒の名簿を故意的に漏らすなど、防疫に協力しなかったという罪目で責任を問うようになったわけである」と言いながら、「彼は拘束前からも嫌疑に対する行動を改めようと努力を見せて来た。去る3月の初旬、全国民の前で土下座謝罪した彼は、全国の教徒らが非対面礼拝をするよう指示し、また防疫に協力するよう促すなど、拡散の阻止に力を尽くす姿を見せた。そのような彼が、90歳という高齢で、腰が切れそうだと苦しみを訴えながら、去る18日に保釈を申請し、裁判を続けて行くという意思を明かした。しかし、検察は保釈事由の除外に該当すると言いながら、固く反対する姿である。命に支障がある、または急いで入院しなければならないようには見えないと、被告人の保釈請求をむしろ棄却してほしいという立場」だと主張した。
彼は続いて、「今まで、保釈の基準がこのように高かったのかと思った。請求保釈は保釈請求権者(被告人・弁護人・法定代理人・配偶者・直系血族・兄弟姉妹・戸主)の請求があれば、例外的な事由がない限り、必ず保釈を許可しなければならない必要的保釈(95条)と裁判所の裁量に任せている任意的保釈(96条)に分けられるが、この二つのうち、どちらかに申請すれば、賄賂を受けた政治家でも、横領を犯した企業人でも解放される合法的な制度ではなかったのか」と反問しながら、「最低、チョン・グァンフン牧師に一度の保釈が与えられたように、イ総会長にそのような機会を与えられない理由は特にないように見える。上半期のコロナ拡散主犯から下半期血漿供与でコロナ治療開発に寄与した新天地教徒らの行為はある意味、既に保釈以上の値打ちを払った。献血よりも厳しいという血漿供与はその価値はお金で換算時、100兆ウォンに至る」と披瀝した。
新型コロナに感染し完治した新天地信徒のうち、数千人は既に疾本を通して血漿供与を終えた。その価値を換算すると、なんと100兆ウォンほど(予想額)だそうである。また、イ・マンヒ総会長の年齢は90歳であり。高齢の老人には保釈を通した不拘束裁判がふさわしいとみなされる。新型コロナの感染は全世界的な趨勢である。新天地教徒らが韓国の新型コロナの初期感染に関与した事は事実である。しかし、裁判所の保釈決定において、チョン・グァンフン牧師は可能で、イ・マンヒ総会長はできないというふさわしい理由は果たして何だろうか。
拘束されているイ・マンヒ総会長は去る9月28日、法廷から出た。この日の午前、水原地法第11刑事部(部長判事、キム・ミギョン)審理で開かれた第3次公判準備期日に参加、「(身体の具合が悪いため)このままで裁判を最後までできるだろうか。裁判が終わる時までは生きてみる」と語った。弁護人は去る9月18日、裁判所に保釈を請求した。弁護人も「検察は長期間の捜査で、全ての証拠を確保し、被告人が証拠を隠滅する恐れがない。住居も確かで、逃げる恐れもない」と言い、「90歳の老人に収監生活は容易ではない。3度に渡る腰の手術によりベッドで生活をしなければならないのに、拘置所にはベッドや椅子がない。普通の人よりマット一枚が追加で提供されるだけ」と、健康上の理由で保釈を許可してほしいと訴えた。
一時、新天地のイ・マンヒ総会長の拘束捜査を前にして戸惑った検事が突然、断固たる態度を見せている理由も気になる。チョン・グァンフン牧師の1次保釈が行われたように、イ・マンヒ総会長の保釈も衡平性を持って行われる事はできないのだろうか? moonilsuk@naver.com
*筆者/ムン・イルソク
出所:ブレークニュース
https://m.breaknews.com/758523
登録者:savingearth
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