[天地日報 社説]コロナの感染被害者に罪を問う国

2020年 10月 22日(木曜日) 14:14

権力は4~5年周期で変わる。変わらない権力はないということを歴史が証明している。それゆえ、権力を握る時、謙遜で、しっかりとしなければならない。しかし、常に権力を握った者たちはいつの間にか傲慢になり、その幕切れの頃、思わぬ方向に転落する人も多い。
先人は、人生は塞翁之馬だと言い、物事において正しく正直に生きていかなければならないということを歴史は教えているが、祭り上げられ権勢を持つと、これが上手くいかないのが常であるようだ。

文在寅政権は、言葉では「人権. 基本権」をどの時代よりも唱えてきた政府だと豪語しているが、宗教的少数派に対して、また自分に従わない者達に対しては対応が変わる事を見ると、彼らは「基本的人権」という言葉の意味すらも分かっていないようである。

新型コロナウイルスという誰も経験しなかった感染病に対して、初動ミスもあり得ると思うが、そのミスを国民になすりつける国は、唯一大韓民国だけである。新型コロナウイルスに対しての対応が成功したと国際的な称賛を受けて、国家の評判は上がったものの、裏では舌を巻く程の人権侵害をしている。このような韓国の現実に対して全世界も糾弾しているが、それには耳を塞いで、ただ称賛だけは受けたいという態度が見受けられる。

新型コロナの感染が罪なのか?被害なのか?幼子でもわかるような事実の前で、被害者を感染の震源地として追い込んでの税務調査、検察調査、更には拘束するという、この根拠のない荒唐無稽な事態は歴史にいつまでも汚点として残るだろう。

大邱で最低でも18万人以上が感染した恐れがあるという研究結果は、大邱市民であるならば納得できる結果である。後の疫学調査の結果でわかった事だか、多くの市民が町の市場やスーパー等、日常生活を送っていただけでコロナ感染者となっていた。

発生当初は、PCR検査を新天地の信徒以外の市民に対してほとんど実施しなかったのが大邱の現実であったため、コロナは新天地の信徒だけがひときわ多く感染したように見えたと言える。コロナが流入して6カ月目に明らかになった結論は、政府が中国の感染源を遮断せず、中国人たちが大邱の繁華街を闊歩したため、コロナが大邱に蔓延したという事実である。

国民はバカではない。コロナは中国が感染源なのは事実であり、大邱では最低18万人以上が感染した科学的な結果も出ている。また全ての宗教が集まって礼拝するのは周知の事である。結果的に、新型コロナの防疫の責任は政府と自治体にあり、海外発の感染病に国民が感染したならば、その責任も国家と自治体にあるわけである。コロナ感染者は、罪人ではなく被害者である事は、明白なる事実である。

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