新天地イエス教会、コロナ血漿治療剤開発のため、4千名血漿提供を行う 16日から来月4日まで3週間 完治信徒4千名余り参加「コロナ克服と血漿治療剤開発加速化のため総力戦」

2020年 11月 18日(水曜日) 00:11

新天地イエス教証拠幕屋聖殿(総会長イマンヒ・以下、新天地イエス教会)が、16日コロナ血漿治療剤開発のための第3次団体血漿提供を始めた。

新天地イエス教会は16日から来月4日までの3週間(土、日除外)、大邱陸上振興センターで完治信徒4千名が参加する団体血漿提供を行うと明かした。

新天地イエス教会は去る5月から疾病管理庁にコロナワクチン及び治療剤開発のため、血漿提供に参加する意志を明かしており、6月初めに本格的に協議を行なった。特に、イ・マンヒ総会長が完治信徒たちに「我が国と国民がコロナを克服することができるよう、血漿提供に先頭に立とう」と激励し、積極的な雰囲気が形成された。

その結果、去る7月13日〜17日に第1次団体血漿提供、続いて8月27日〜9月4日まで第2次団体血漿提供が行われた。現在まで団体及び個人で血漿提供を完了した信徒は計1千700名余りで、韓国国内全体の血漿提供者2千30名余りの80%を超える。

血漿治療剤は血漿を抽出し、多様な抗体が含まれる免疫タンパク質を分画し作られる高免疫グロブリンで、コロナ完治者の血漿提供がなければ生産自体が難しいほど血漿提供者の確保が重要である。特に、コロナ長期化と持続的な感染発生によって、治療剤開発が重要になっており、完治者血漿確保が急務である。

新天地イエス教側は「団体血漿提供が行われる以前は、信徒が個人的に血漿提供に参加していたが、期間を置いて医療機関を二回訪問する必要性があるなど、多くの時間を要することが課題となり、疾病管理庁側とさらに円滑に提供できる方法などを議論した。去る2月、多くの感染者が発生し、国民にご迷惑をお掛けしてしまっただけに、コロナ終息に貢献しなければならないという気持ちが大きかった。完治者たちができる最も価値のあることだと判断した」と説明した。

疾病管理庁は先月、「国内外のコロナの持続的な発生と効果的な治療剤がない状況で団体血漿提供などを通じたより迅速な血漿治療剤開発が要求される」としながら、新天地イエス教側に団体血漿提供の協力を要請した。

第3次団体血漿提供の初日、現場にはグォン・ジュンウク国立保険研究院長兼中央防疫対策本部副本部長をはじめ、疾病管理庁関係者、大韓赤十字社血液管理本部関係者、ホブザ大邱慶北血液院長、G C緑十字社関係者、大邱市関係者などが訪問し、提供者たちに応援と激励を送った。

グォン・ジュンウク中央防疫対策本部副本部長は「新型コロナウイルス感染症から回復された新天地信徒たちの血漿提供は、コロナウイルスの終息に大きく貢献をすることであり、その心と行動一つ一つが模範になる」と言いながら「今日のような新天地信徒の皆様の事例を手本にし、これから行われる多くの臨床試験にも国民たちの積極的な参加をお願いする」と話した。

続いて「血漿提供に参加して下さった新天地信徒の方たちと運営の支援をして下さった大韓赤十字社の関係者の方たち、場所を提供して下さった大邱広域市に感謝する。この全ての努力が近いうちに治療剤を確保することに大きく貢献し、またコロナ防疫にも大きな助けになる」と明かした。

G C緑十字関係者も「新天地教会が無償で血漿寄付をして下さったことに感謝し、そのおかげでウイルスに対抗する中和抗体を濃縮し、注射剤として作れるようになった」と言いながら「食薬庁臨床3床の通過を準備しながら、重症患者を対象に治療目的として投与する予定」であると話した。

新天地イエス教会は団体血漿提供が円滑に行われるようボランティアチームを編成し、運営を支援している。会場が都心から離れているため、4台のシャトルバスを独自に運営する。今回の第3次団体血漿提供者以外に運営を支援するボランティアは1日130名である。

新天地イエス教会関係者は「彼らは血漿提供者として参加しているが、コロナ克服のために防疫当局、大韓赤十字社、大邱慶北血液院、大邱広域市などがみんな一緒に協力しており、その努力と献身に対して尊敬を抱く。血漿提供を通して、コロナを克服する力は抱擁、愛、団結にあることを悟り、学んだ。完治した信徒たちの血漿提供で、コロナ克服と血漿治療剤開発が加速化されることを期待する」と話した。


連絡先
担当者:やまぎわ
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登録者:savingearth

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