新天地完治者血漿...治療剤の開発、変異ウイルスの研究に活用

2021年 2月 06日(土曜日) 21:12

◆新天地 3741人の血漿提供
 防疫当局「新天地側に感謝したい」

[天地日報=ガンスギョン記者]
「継続的に多くのコロナ完治者の血漿が確保されてこそ、有効な抗体などを収集して血漿治療剤を開発する一種の原料の役割を果たすことができる」 - 2020年7月13日、中央防疫対策本部 -

「特に過去2〜3月に大量の患者が発生した新天地信徒たちによる治療剤開発のための組織、血漿供与とその自治体である大邱市の積極的な場所提供協力、大韓赤十字社の積極的な支援にも、改めて深く感謝します」 - 2020年8月29日グォンジュンウク中央防疫対策本部副本部長 -

国内新型コロナウイルス感染症患者の治療に使用される血漿提供のほとんどは、新天地信徒たちによって行われている。防疫当局も、新天地側に感謝の立場を明らかにした。警察押収捜索に検察調査、新天地使命者の相次ぐ拘束など悪条件にも関わらず、新天地はコロナに被害を受ける国民のために血漿供与に乗り出した。その血は治療薬としての役割を果たし、感染率が高く世界的な懸念を生んでいる変異ウイルスの研究にも使用されている。


◆血漿供与3700人の参加

予想不可能な状況でコロナ19に感染したものの完治した新天地大邱教会の信徒たちは、血漿治療剤の開発のために本腰を入れ、自分の血を提供した。
昨年新天地大邱教会は血漿ドナーを募集し、計3回にわたり団体血漿供与を行い、総3741人が血漿供与を完了したと集計されている。

これは昨年12月15日現在、全体の血漿ドナー4096人のうち91.3%を占める割合である。このうち、血漿供与に2回以上関わった信徒は1561人(41.7%)であり、高い参加率を見せた。新天地信徒たちは、大部分が仕事の休暇を取ってまで血漿供与に参加した上、血漿ドナーに支給される20〜30万ウォンの手当も固く辞した。

新天地イ・マンヒ総会長は、コロナ回復からまもなく血漿供与に乗り出した信徒たちを慰めて励まし、2021新年の辞でも新天地は公式の立場で血漿供与を継続すると発表した。

グォンジュンウク中央防疫対策副本部長は血漿提供の場所を訪問し、「コロナに苦しみながらも回復できた新天地信徒たちの血漿供与は、最終的にコロナを克服するために大きな貢献をするだろう」とし「その心そのものと行動一つ一つが手本になるだろう」と激励した。



◆治療‧変異ウイルスの研究に使用

新天地完治者の血漿は、GC緑十字が血漿治療剤として開発中である。すでに昨年11月6日漆谷慶北大病院で入院治療中の78歳重症感染者が血漿治療剤投与後好転し、陰性判定を受けた。以降、多数の重症患者から血漿治療効果が立証されている。

コロナ血漿治療剤は、コロナに感染後回復した患者の血漿を抽出し、治療効果を出す成分を高濃度に濃縮・精製した医薬品である。新天地信徒たちが提供した血漿は、コロナ治療薬だけでなく、世界的に極性を張る変異ウイルスを研究するのにも使用されている。

グォンジュンウク中央防疫対策本部第2副本部長は、先月26日コロナ定例ブリーフィングで「現在行われているコロナ19と防疫戦争では研究開発調査も非常に重要である」とし「私たちも新天地信徒の方々が提供してくれた供与血漿を用いて、コロナに対する自然免疫のレベル持続期間を測定している」と述べた。

連絡先
担当者:やまぎわ
メール:sintenchi@outlook.com

登録者:savingearth

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