[ニューヨーカーに聞く]コロナにかかったと処罰して、個人情報を無断収集するって?… 「ひどすぎる」
2021年 4月 01日(木曜日) 13:50
新型コロナウイルス、韓国政府による新天地教会に対する措置に驚愕
「個人情報の無断収集...明白な権利侵害」
「自国民の安全は政府の責任、中国封鎖すべきだったのに」
政府の措置に従ったのに処罰?…「あり得ない」
[天地日報 ニューヨーク=Priscilla A.通信員‧イソム 記者]偶然に感染病にかかった人に責任を問い、処罰するべきという論理、これに沿った措置、新型コロナウイルスで最も莫大な被害を被ったニューヨーカーたちはどう受け取るだろうか。
アメリカのニューヨーク、タイムズスクエア、ブルックリンブリッジで出会ったニューヨーカーたちは韓国政府の個人情報の侵害と流出、公権力の行使などの措置が「権利侵害」と難色を示した。
◆ニューヨーカーたち「韓政府の措置、明白な権利侵害」
マンハッタンのタイムスクエア広場とブルックリンブリッジで出会った市民たちにまず、新型コロナが発生した団体に所属していたという理由だけで政府が個別の同意なしで個人情報を閲覧することをどう思うのかを聞いた。すると、インタビューに応じた市民たちは「明白な権利侵害であり、想像するだけでも恐ろしい」と口を揃えた。
「恐ろしい。怖くて、脅威にさらされているようで、不安を感じると思います」、「どのように表現すれば良いかわからないほど、すごく腹が立つ思いです」、「本当に嫌だ。どのような目的のためなのかが十分理解できれば、同意して喜んで情報を提供するだろうが、同意もなく記録にアクセスされたら、とても不愉快になると思う」、「アメリカの政府は人々の個人医療情報に対する権利を持っていない」、「個人の自由とプライバシーを侵害する問題を招く」、「すごく個人的なものに関することなので、侵害されたという気持ちになりそう」、「個人情報の閲覧は悪用される可能性があるため、市民の人権保護のために皆が防がなければならない。」
以上のように、新型コロナの流行下でも、徹底的に個人の同意の下に個人情報が収集されるべきだという立場には異論がなかった。
次に一日に2回、新型コロナウイルスの症状有無の報告電話を義務的にしなければならず、連絡がつかない人を警察が捜索するなどの措置が行われたらどう思うのか聞いた。これについては下記のように「極端で、暴力的であり、やりすぎた措置」という反応が返ってきた。
「私が電話に出なかったら警察が来るって?それは話にならない。」
「すごく不当だと感じると思う。あまりにも行き過ぎた仕打ちであり、やりすぎだと言いたい」、「不愉快である」、「あまりにも怖い。自由を侵害されているように感じられる。韓国とアメリカで考える自由の概念が異なるとしても、明らかに常識的なレベルでの権利侵害である」、「暴力的である。あまりにも極端な仕打ち。」
◆「コロナ感染者ではなく、政府が批判されるべき」
最後に、韓国でコロナに感染したということを理由に処罰がなされ、感染者が非難を受ける事に対してどのように考えるか聞いた。すると、「政府の過ちであり、感染者ではなく、政府が批判されるべきである」という返事が返って来た。
ニューヨーカーたちは共通的に新型コロナウイルスの震源地を「中国」、「武漢」と挙げた。そうしながら、「自分が韓国にいて、選択権があったならば、国境を先に封鎖して、新型コロナに感染してしまった市民たちを非難せず、正しい措置ができなかった政府を批判したはず」と言った。
マンハッタンのタイムズスクエア広場で出会った一人の市民は、「今や、新型コロナが何なのかについて知識が高まったので、マスクをせず、お店を闊歩して、ソーシャル・ディスタンスを守らない人々を非難することはあり得る。しかし、初期には多くの人がこのウィルスがどれほど危険なのか理解できていなかったし、3カ月という時間が経った後にようやくウィルスの深刻性を認知するようになった。感染拡大初期の韓国の人々は、本当にこのウィルの危険性を認知していなかった。実際は、世界の誰も認知することができずにいた。なので、その当時の市民たちをコロナ感染を理由に非難することは公正ではないと思う」と答えた。
ブルックリンブリッジで出会ったもう一人の市民は「韓国政府は国境を閉じなかったし、これが韓国での(新型コロナ感染拡大)状況を招いたと思われる」と言い、「自国民の安全を守ることが政府の責任である。市民たちは良くも悪くも、政府から情報に頼るしかない。政府の措置に従った市民が感染したのに、ウィルスに感染したという理由だけで誰かを責めて、処罰することは理解しがたい」と話した。
連絡先
担当者:やまぎわ
メール:sintenchi@outlook.com
「個人情報の無断収集...明白な権利侵害」
「自国民の安全は政府の責任、中国封鎖すべきだったのに」
政府の措置に従ったのに処罰?…「あり得ない」
[天地日報 ニューヨーク=Priscilla A.通信員‧イソム 記者]偶然に感染病にかかった人に責任を問い、処罰するべきという論理、これに沿った措置、新型コロナウイルスで最も莫大な被害を被ったニューヨーカーたちはどう受け取るだろうか。
アメリカのニューヨーク、タイムズスクエア、ブルックリンブリッジで出会ったニューヨーカーたちは韓国政府の個人情報の侵害と流出、公権力の行使などの措置が「権利侵害」と難色を示した。
◆ニューヨーカーたち「韓政府の措置、明白な権利侵害」
マンハッタンのタイムスクエア広場とブルックリンブリッジで出会った市民たちにまず、新型コロナが発生した団体に所属していたという理由だけで政府が個別の同意なしで個人情報を閲覧することをどう思うのかを聞いた。すると、インタビューに応じた市民たちは「明白な権利侵害であり、想像するだけでも恐ろしい」と口を揃えた。
「恐ろしい。怖くて、脅威にさらされているようで、不安を感じると思います」、「どのように表現すれば良いかわからないほど、すごく腹が立つ思いです」、「本当に嫌だ。どのような目的のためなのかが十分理解できれば、同意して喜んで情報を提供するだろうが、同意もなく記録にアクセスされたら、とても不愉快になると思う」、「アメリカの政府は人々の個人医療情報に対する権利を持っていない」、「個人の自由とプライバシーを侵害する問題を招く」、「すごく個人的なものに関することなので、侵害されたという気持ちになりそう」、「個人情報の閲覧は悪用される可能性があるため、市民の人権保護のために皆が防がなければならない。」
以上のように、新型コロナの流行下でも、徹底的に個人の同意の下に個人情報が収集されるべきだという立場には異論がなかった。
次に一日に2回、新型コロナウイルスの症状有無の報告電話を義務的にしなければならず、連絡がつかない人を警察が捜索するなどの措置が行われたらどう思うのか聞いた。これについては下記のように「極端で、暴力的であり、やりすぎた措置」という反応が返ってきた。
「私が電話に出なかったら警察が来るって?それは話にならない。」
「すごく不当だと感じると思う。あまりにも行き過ぎた仕打ちであり、やりすぎだと言いたい」、「不愉快である」、「あまりにも怖い。自由を侵害されているように感じられる。韓国とアメリカで考える自由の概念が異なるとしても、明らかに常識的なレベルでの権利侵害である」、「暴力的である。あまりにも極端な仕打ち。」
◆「コロナ感染者ではなく、政府が批判されるべき」
最後に、韓国でコロナに感染したということを理由に処罰がなされ、感染者が非難を受ける事に対してどのように考えるか聞いた。すると、「政府の過ちであり、感染者ではなく、政府が批判されるべきである」という返事が返って来た。
ニューヨーカーたちは共通的に新型コロナウイルスの震源地を「中国」、「武漢」と挙げた。そうしながら、「自分が韓国にいて、選択権があったならば、国境を先に封鎖して、新型コロナに感染してしまった市民たちを非難せず、正しい措置ができなかった政府を批判したはず」と言った。
マンハッタンのタイムズスクエア広場で出会った一人の市民は、「今や、新型コロナが何なのかについて知識が高まったので、マスクをせず、お店を闊歩して、ソーシャル・ディスタンスを守らない人々を非難することはあり得る。しかし、初期には多くの人がこのウィルスがどれほど危険なのか理解できていなかったし、3カ月という時間が経った後にようやくウィルスの深刻性を認知するようになった。感染拡大初期の韓国の人々は、本当にこのウィルの危険性を認知していなかった。実際は、世界の誰も認知することができずにいた。なので、その当時の市民たちをコロナ感染を理由に非難することは公正ではないと思う」と答えた。
ブルックリンブリッジで出会ったもう一人の市民は「韓国政府は国境を閉じなかったし、これが韓国での(新型コロナ感染拡大)状況を招いたと思われる」と言い、「自国民の安全を守ることが政府の責任である。市民たちは良くも悪くも、政府から情報に頼るしかない。政府の措置に従った市民が感染したのに、ウィルスに感染したという理由だけで誰かを責めて、処罰することは理解しがたい」と話した。
連絡先
担当者:やまぎわ
メール:sintenchi@outlook.com
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