【第2回】コロナ禍における地方企業の求人動向調査
2021年 4月 09日(金曜日) 16:23
地方へのUターン・Iターン転職を支援するリージョナルキャリアにおいて、全国の地場企業に対して「コロナ禍における採用動向アンケート」を行ったところ、987社より回答を得ましたので、以下にて調査結果をご報告します。
■調査結果 概要
<業種・従業員数>
アンケート回答企業の業種は「メーカー(46.7%)」「サービス(12.4%)」「建設・不動産(11.1%)」の順に、従業員数は「100人~499人(41.8%)」「99人以下(36.1%)」「1000人以上(12.1%)」の順に多くなっています。
<採用ニーズの変化について>
◆現在採用中の職種に対する想定年収では、「経営管理」「マーケティング」「デジタル戦略・DX」で年収600万円以上の割合が高く、800万円以上、1000万円以上という回答も他職種と比べて多い結果となりました。
◆今後の採用の見通しは、「採用数を増やす(15%)」「同数の採用を続ける(50.7%)」が全体の6割強を占めており、企業の採用意欲は底堅いようです。前回(2020年8月)の調査との比較では、「増やす」の回答は8ポイント増加、「減らす」「ストップする」の回答は併せて10.8ポイント減少しており、一時の“コロナ拡大期”に比べると採用意欲が回復しつつあることが窺えます。
業種別では、採用数を増やすと答えた業種は「教育・医療・福祉(48.3%)」「IT・通信(27.3%)」「建設・不動産(16.3%)」の順に多くなっています。コロナ禍による医療系サービスの需要増加や、DXなどのITサービスの需要増加が採用にも影響を与えているものと思われます。
◆採用基準の変化では、「変えていない」の回答がもっとも多く、「コロナの状況に関わらず、経営方針・組織の見直しを進める中で、より即戦力となる人材を求めている」「継続的に専門性の高い人材を採用することで社内改革を推進している」といった回答が見られました。
また、「即戦力人材のみに絞った」「重点的に募集する職種のみに絞った」の回答も一定数あり、「採用コストの見直しにより、ターゲットの幅が狭まっている」「事業の先行きが不透明な中で、育成を前提とする採用は優先度が下がっている」といった回答も見られました。
<DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進状況について>
DXについては、「会社全体で取り組んでいる(30.3%)」「部署ごとに取り組んでいる(18.2%)」と、半数近くが推進している一方、「あまり進んでいない(32.9%)」「まったく進んでいない(8.6%)」の回答も多く、二極化が見られる結果となりました。
取り組んでいるDXについては「業務効率化や生産性の向上のデジタル化」の回答がもっとも多く、「オンライン会議・商談」「ペーパレス化」「テレワークに伴うグループウェアの導入・基幹システムのクラウド化」といった回答が多く見られました。
一方、DXが進んでいない理由については、「何から手を付けたらよいか分からない」「推進するべき部門や人材が手一杯の状態」「社内のITリテラシーが低い」など様々な回答が見られ、多くの企業にこういった課題感があることが浮き彫りとなりました。
■調査結果 詳細
回答や分布については下記リンクよりご覧ください。
https://www.regional.co.jp/research/investigation/2021/04/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%A6%8D%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9C%B0%E6%96%B9%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%8B%95%E5%90%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB.html
Q1.業種
Q2.従業員数
Q3.現在採用活動を行っている職種と想定年収を教えてください
Q4.今後の見通しを教えてください
└Q4-1.「採用数を増やす」「同数の採用を続ける」理由を教えてください
└Q4-2.「採用数を減らす」「採用をストップする」理由を教えてください
└Q4-3.「まだ分からない」理由を教えてください
Q5.採用基準に変化はありますか?
Q6.DXの推進状況を教えてください
└Q6-1.(「会社全体で取り組んでいる」「部署ごとに取り組んでいる」と回答した方)DXの具体的な取り組みを教えてください
└Q6-2.(「あまり進んでいない」「まったく進んでいない」「未定」と回答した方)その理由を教えてください
【調査概要】
■調査方法:Webフォームによるアンケート
■調査対象:リージョナルキャリア展開拠点25道府県に本社を置く企業
※展開拠点一覧 https://www.regional.co.jp/company-list/
■有効回答数:987社
■調査期間:2021年3月8日~3月26日
■調査結果 概要
<業種・従業員数>
アンケート回答企業の業種は「メーカー(46.7%)」「サービス(12.4%)」「建設・不動産(11.1%)」の順に、従業員数は「100人~499人(41.8%)」「99人以下(36.1%)」「1000人以上(12.1%)」の順に多くなっています。
<採用ニーズの変化について>
◆現在採用中の職種に対する想定年収では、「経営管理」「マーケティング」「デジタル戦略・DX」で年収600万円以上の割合が高く、800万円以上、1000万円以上という回答も他職種と比べて多い結果となりました。
◆今後の採用の見通しは、「採用数を増やす(15%)」「同数の採用を続ける(50.7%)」が全体の6割強を占めており、企業の採用意欲は底堅いようです。前回(2020年8月)の調査との比較では、「増やす」の回答は8ポイント増加、「減らす」「ストップする」の回答は併せて10.8ポイント減少しており、一時の“コロナ拡大期”に比べると採用意欲が回復しつつあることが窺えます。
業種別では、採用数を増やすと答えた業種は「教育・医療・福祉(48.3%)」「IT・通信(27.3%)」「建設・不動産(16.3%)」の順に多くなっています。コロナ禍による医療系サービスの需要増加や、DXなどのITサービスの需要増加が採用にも影響を与えているものと思われます。
◆採用基準の変化では、「変えていない」の回答がもっとも多く、「コロナの状況に関わらず、経営方針・組織の見直しを進める中で、より即戦力となる人材を求めている」「継続的に専門性の高い人材を採用することで社内改革を推進している」といった回答が見られました。
また、「即戦力人材のみに絞った」「重点的に募集する職種のみに絞った」の回答も一定数あり、「採用コストの見直しにより、ターゲットの幅が狭まっている」「事業の先行きが不透明な中で、育成を前提とする採用は優先度が下がっている」といった回答も見られました。
<DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進状況について>
DXについては、「会社全体で取り組んでいる(30.3%)」「部署ごとに取り組んでいる(18.2%)」と、半数近くが推進している一方、「あまり進んでいない(32.9%)」「まったく進んでいない(8.6%)」の回答も多く、二極化が見られる結果となりました。
取り組んでいるDXについては「業務効率化や生産性の向上のデジタル化」の回答がもっとも多く、「オンライン会議・商談」「ペーパレス化」「テレワークに伴うグループウェアの導入・基幹システムのクラウド化」といった回答が多く見られました。
一方、DXが進んでいない理由については、「何から手を付けたらよいか分からない」「推進するべき部門や人材が手一杯の状態」「社内のITリテラシーが低い」など様々な回答が見られ、多くの企業にこういった課題感があることが浮き彫りとなりました。
■調査結果 詳細
回答や分布については下記リンクよりご覧ください。
https://www.regional.co.jp/research/investigation/2021/04/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%A6%8D%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%9C%B0%E6%96%B9%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AE%E6%B1%82%E4%BA%BA%E5%8B%95%E5%90%91%E8%AA%BF%E6%9F%BB.html
Q1.業種
Q2.従業員数
Q3.現在採用活動を行っている職種と想定年収を教えてください
Q4.今後の見通しを教えてください
└Q4-1.「採用数を増やす」「同数の採用を続ける」理由を教えてください
└Q4-2.「採用数を減らす」「採用をストップする」理由を教えてください
└Q4-3.「まだ分からない」理由を教えてください
Q5.採用基準に変化はありますか?
Q6.DXの推進状況を教えてください
└Q6-1.(「会社全体で取り組んでいる」「部署ごとに取り組んでいる」と回答した方)DXの具体的な取り組みを教えてください
└Q6-2.(「あまり進んでいない」「まったく進んでいない」「未定」と回答した方)その理由を教えてください
【調査概要】
■調査方法:Webフォームによるアンケート
■調査対象:リージョナルキャリア展開拠点25道府県に本社を置く企業
※展開拠点一覧 https://www.regional.co.jp/company-list/
■有効回答数:987社
■調査期間:2021年3月8日~3月26日
登録者:regionalcareer
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