韓国新天地の聖徒名簿流出…牧師に懲役刑

2021年 4月 13日(火曜日) 00:56

-4500人余りの名前·電話番号·住所をインターネットで流布
-裁判所「個人情報の流出は重大犯罪」


新天地イエス教証拠幕屋聖殿(以下、新天地イエス教会)の聖徒の名簿を不法に流布したキリスト教会の牧師が法の断罪を受けた。

大田地裁は5日、新天地大田教会の聖徒4549人の個人情報ファイルを妻に渡し、インターネットカフェなどに流出させた疑いなどで、大田東区地域の牧師である李被告に懲役8月(執行猶予2年、社会奉仕360時間)の判決を言い渡した。

被告人の李牧師は、新天地教会の牧師ではないにも関わらず、全国の新天地聖徒の個人情報が記載された名簿を保存·保有しており、2020年2月に新型コロナウイルスが新天地イエス教会で流行した際、李氏の妻が周辺に新天地聖徒がいるかどうかを確認するために新天地聖徒名簿を要求すると、大田地域の新天地聖徒4500人余りの名簿を編集し渡した。

被告人の妻は、受け取ったこのファイルを勤務先の会社職員のカカオトークグループチャットにアップロードし、結果、不特定多数の人が上記の個人情報を閲覧できる状態に達したと裁判所は指摘した。

裁判所は判決文を通じ、「個人情報が流出した場合、その対象者のプライバシー侵害はもちろん、無分別に商業的に利用される可能性や、名義盗用、電話詐欺など各種犯罪に悪用されるなど、二次被害が発生する可能性があるため、個人情報流出犯行の罪責は重い」と強調した。裁判所は続いて、「被告人が転送した4500人余りの名簿には名前と住所、電話番号などが記載されているため、流出した個人情報の規模は莫大だ」と指摘した。

裁判所は「個人情報流出で被害者たちが精神的被害を受けたと判断され、個人情報を利用した犯罪に露出される危険性も発生した」とし、「実際に名簿に記載された人たちは個人情報流出で被害を訴えており、この犯行の不法性は重いと言わざるを得ない」と判示した。

新天地イエス教会関係者は「昨年の新型コロナ発生とともに聖徒の個人情報流出被害が深刻だった。 彼らの中には職場解雇、勧告辞職、いじめ、メール爆弾などの被害を受けたということもあるが、そのリストは他教会の牧師の間で共有されたものと聞いている。ここには住民登録番号が含まれており、正当な方法によって収集されたものではないので、保管自体が犯罪行為に当たる。 直ちに廃棄すべきだ」と述べた。



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