マックスへ「NIAS」を導入、逼迫したサーバー容量を10TB削減

2021年 9月 02日(木曜日) 15:06

マックスへ「NIAS」を導入、逼迫したサーバー容量を10TB削減
~電子データ化によるDX推進に貢献~

SCSK株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員 社長 最高執行責任者:谷原 徹、以下 SCSK)は、マックス株式会社(以下:マックス)へ、日本電気株式会社(以下:NEC)との協業により、マックスのデータセンターにNECのファイルサーバー統合管理システム「NIAS:NEC Information Assessment System」の導入構築を行い、サーバー基盤のデータ容量逼迫の改善や情報資産管理の適正化、管理プロセスの省力化を実現しました。今後、マックスは適正化されたデータを活用し、業務効率化およびデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。

1.経緯
マックスでは自社におけるDX推進の下、既存業務プロセスの見直しと重要課題である従業員の満足度向上を目指すため、業務負荷の要因となる紙文書の70%の削減を目標とした業務文書の電子データ化の推進を行っていました。
しかし、電子データ化を進めるにあたり、サーバー基盤の保存データ肥大化による容量が逼迫し、さらに多量に存在する古いデータなど、会社の情報資産をどのように取捨選択するかなど新たな課題も発生しました。そのような中、SCSKが提案する「NIAS」の導入で期待される改善策を採用した結果、自動的なデータ整理によるサーバー基盤のデータ肥大化の改善(10TB削減)から、ファイルの利用状況把握による情報資産管理の適正化、簡単かつセキュアなアクセス管理による不要な管理プロセスの排除まで実現し、業務の大幅な効率化へと導きました。
SCSKは、日本国内外のさまざまな次世代ITベンダーとの提携関係で培ってきた技術的知見を最大限に活かし、お客様の課題解決やDX促進に向けた最適なインテグレーションを行っています。本件においても、SCSKはマックスへ「NIAS」のPoC(Proof of Concept)実施による効果検証と評価、「NIAS」の販売、導入構築作業を行い、NECは「NIAS」の技術支援を対応しました。

2.マックスの「NIAS」導入とインテグレーションによる改善ポイント
マックスのサーバー基盤に「NIAS」を導入することで、以下の効果を実現し、高い評価をいただきました。
(1)データ肥大化の改善
「NIAS」の検査結果を基に利用状況をグラフィカルに可視化し、問題点を把握。
不要データの棚卸、アーカイブ化、重複データの消去、全体容量を削減することで高額なストレージの増設することなく、不要な支出を抑制。
(2)情報資産管理の適正化
長期間未使用データやサーバー占有率の高い大容量データを識別、各部門の管理者に個別で通知し、管理者がファイルの確認・整理することで不要ファイルの削除を促進。
(3)不要な管理プロセスの排除
サーバー基盤のフォルダ毎のアクセス権をワンクリックで可視化し、一目で利用者を管理。
アカウント棚卸しの利便性を向上し、従来、アカウント数に応じて数十時間を要していた棚卸作業も数分レベルで確認や変更が可能。日々のアクセス権限管理も簡易的な仕組みを実現。

3.マックスからのコメント
マックスは従前よりシステムも含めて全部自社で作ってしまうという文化を持っていました。しかしDXを推進する上で、ものづくりや営業活動に直結しない部分についてはパッケージなど便利なものがあれば導入していこうというスタンスへ移行しており、今回長い付き合いのSCSKより本システム全体を提案いただき採用しました。 
実際に構築いただいた環境は我々の課題を解決し、DXを加速していただいたほか、運用に関してもグラフなどでビジュアル的に分かりやすいインターフェースで、今後内部的に統制を取りやすくなったと考えています。今後は個人情報の適切な管理運用の展開も考えており、長い付き合いのSCSK及びNECの支援を今後も期待しております。
マックス株式会社 システム統括部 部長 白井啓一様

4.ファイルサーバー統合管理システム「NIAS」概要
「NIAS」はファイルサーバーの肥大化やセキュリティに対する問題点を総合的に改善し、トータルコスト削減・情報漏えいリスク低減を実現するソフトウェアです。NIASを導入することより、ファイルサーバーは見違えるように活用しやすくなるほか、適切なアクセス権管理、重要データの情報漏えいリスクを大幅に低減します。
URL:https://www.scsk.jp/sp/nec_nias/

■マックス株式会社について
マックス株式会社は時代のニーズをいち早く捉え、国産初の小型ホッチキス・手動式ネイラ(ガンタッカ)・製図機械を創業時より世に送り出し、空圧技術の確立によりネイラ(釘打機)はエア式に発展、家具・梱包・建築へと市場を拡大してきました。ネイラの消耗品もステープルから釘へ、被打込材も木から鋼板・コンクリートまで広がり、釘を使う全ての市場にネイラは浸透し、名実ともに日本の釘打機のトップメーカーになりました。
21世紀を迎えて新たにコンクリートツール事業・住環境機器事業に参入をおこない、お客様の声をカタチにした充電工具シリーズも展開しております。これからもマックスは『使う人が満足するモノづくり』にこだわり続けます。
URL:https://www.max-ltd.co.jp/


本件に関するお問い合わせ先
【製品・サービスに関するお問い合わせ先】
SCSK株式会社
プラットフォーム事業グループ ITエンジニアリング事業本部
エンタープライズ第三部 営業一課
電話:03-5859-3034
E-mail:nec-sales@ml.scsk.jp

【報道関係お問い合わせ先】
SCSK株式会社
企画本部 広報部
星野 TEL:03-5859-3403
須田 TEL:03-5166-1473

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