韓国、青年ボランティア団「We Are One」史上最大規模の7万人の献血開始

2022年 9月 13日(火曜日) 20:43

新型コロナウイルスの再流行と休暇シーズンの献血量減少による韓国の血液需給難解消のために青年ボランティア団We Are One (代表ホン·ジュンス)が「3ヶ月間7万人献血」という史上最大規模の献血キャンペーンを始めた。

韓国の青年ボランティア団「We Are One」は8月27日から全国17広域自治体で「生命ON YOUTH ON 献血キャンペーン」を行うと発表した。 世界的にも類のない規模の7万人の献血が計画通り終われば、今年末まで国内血液需給は安定的に維持される見通しだ。

韓国の「献血統計年報」によると、昨年の献血実績は260万件で前年比0.3%減少した。2018年288万件から2019年279万件、2020年261万件と持続的な減少傾向だ。特にオミクロンが拡散した2月には、国内血液保有量が正常保有量である5日分よりはるかに低い3日分以下に落ち、血液需給非常事態が発生するなど、新型コロナウイルスの安定化までは血液需給が不安定な状況だ。

このような状況が続き、手術が緊迫した患者と保護者が直接献血者を求める指定献血件数も急増している。指定献血件数は2020年の7万7151件から2021年は14万2355件へと前年比2倍ほど急増した。

大韓赤十字社血液管理本部によると、血液需給は季節的影響を多く受けるが、8月の場合、休みや休暇、暑さなどの影響で血液需給が少なく、保有量が3.5日分まで下がる。また、新型コロナウイルスの再拡散と早い秋夕連休が始まり、今後数ヵ月間は保有量が不安定になる可能性がある。

We Are Oneのホン·ジュンス代表は「新型コロナウイルス以降、血液保有量が急激に減少し、手術や治療を受けるために患者や保護者が直接献血を求める姿をSNSで多く接するようになった」とし「新型コロナウイルス感染症の拡散状況を予測できない状況で血液需給の安定化のために7万人という大規模献血を行うことになった」と明らかにした。

現在、We Are Oneに所属しない一般参加者を含め献血申請者は10万人にのぼる。

We Are Oneは7月30日、韓国7万人、海外2万人など計9万人規模でスタートした青年ボランティア団だ。We Are Oneは先日の韓国の大雨による浸水被害が発生した地域を訪れ、水害復旧ボランティアも行った。


連絡先 
担当者:やまぎわ 
メール:sintenchi@outlook.com

登録者:savingearth

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