ミンダナオ島平和のための国際協力に関するドキュメンタリーがフィリピンで公開
2022年 10月 06日(木曜日) 21:36
1960年代以降12万人を超える死者と数百万人の避難民を残した、暴力により引き起こされた世界の長期紛争地の一つであるフィリピン・ミンダナオ島の国際平和構築への努力に関するドキュメンタリー映画が、フィリピンで公開、上映された。
「国家平和意識月間」を記念して、2022年9月6日夜、ダバオ市の映画館で「偉大な遺産」というタイトルの平和ドキュメンタリーが上映された。ここに参加したのは、政府、教育界、マスコミ界、市民社会の関係者ら約500人で、全国の指導者、宗教指導者、ミンダナオ島の平和支持者らである。
このドキュメンタリーは、韓国ソウルに本社を置く放送会社SMVメディアグループが、国連ECOSOC傘下の国際的非営利団体で世界平和を提唱する(社)天の文化世界平和光復(HWPL)と協力して製作した。映画では、ミンダナオ島で平和関連の活動に参加するHWPLと活動する人々を紹介している。
ダバオ市のバステ・ドゥテルテ(Baste Duterte)市長は、「人々に平和に関するドキュメンタリーや映画を上映することにより、私たち地域社会のための平和維持と平和構築への努力に、より多くの人々が私たちと一つになるよう奨励することができる。」と祝辞を述べた。
HWPLのフィリピンでの平和運動は、朝鮮戦争の退役軍人であり平和運動家であるHWPLイ・マンヒ代表が、2013年から数回ミンダナオ島を訪問することによって始まった。彼は2014年1月24日、ジェネラル・サントス市で、フェルナンド・カパラ名誉大主教と当時マギンダナオ州知事のエスマエル・マングダダトゥ氏が署名した民間平和協定の締結を仲裁した。この平和協定締結の日、代表者らは、政治家、大学教授、宗教指導者、学生など300人余りの聴衆の前で、戦争の後遺症で長年苦しんできたミンダナオ地域を中心に、紛争を終結させて平和を構築していくことに協力することを約束した。
この協定は、相互理解、尊重、和合という普遍的な原則に基づいて、ミンダナオ島だけでなくフィリピン全域に平和実現への大衆認識を高めるHWPLの出発点となった。HWPLの平和構想には、平和実現のための国際法制定、宗教間の対話、平和教育、青少年および女性の力量強化が含まれており、これを通して様々な国家の指導者らがミンダナオ島の平和を支援するようになった。
映画の中で、国連人権委員会の元委員長マーティン・リー・ホジアン(Martin Lee Hojian)氏は、イ代表が率いるHWPLと平和への強い情熱を持ったフィリピン国民を称賛した。また、アジア太平洋放送開発機構(AIBD)のプログラムマネージャーであるナビル・ティルマジ(Nabil Tirmage)氏は、2014年に締結された民間平和協定について「世界が研究すべき平和実現の驚くべき事例」であると語っている。
HWPLの関係者は「ミンダナオ島の紛争は、これまで東南アジアだけでなく世界情勢を大きく左右する要因となっていた。したがってミンダナオ島の平和定着は地球村の共同の課題であり、国際社会の建設的な介入を必要とした。特にHWPLをはじめとする民間次元の努力が平和定着の土台となっていることを、このドキュメンタリーを通じて確認できるはずだ。」と語った。
SMVメディアグループは、このドキュメンタリー映画が放送局やマルチプレックス劇場など、様々な国の多様なチャンネルを通じてアクセスできるようになると明らかにした。
日本では2022年9月24日(土)、HWPL KOBEがパートナー登録している人に向けて「偉大な遺産」の上映会を、大阪市難波区日本橋の貸スペースにて実施し、120人が参加した。
上映会に参加した20代の女性会員は、「長い間続いていた紛争を終わらせて、ミンダナオに平和が訪れただけではなく、フィリピン全土に平和運動が広がっていることに驚いた。日本から平和について発信し、早く世界が平和になることを願う」と感想を述べた。
10月9日(日)には、パートナーではない一般の方々も参加できる上映会を同所で開催予定である(16時開始予定)。
【問い合わせ先】
一般社団法人 HWPL KOBE
E-Mail:hwpl.kobe@gmail.com
facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100084619846105
「国家平和意識月間」を記念して、2022年9月6日夜、ダバオ市の映画館で「偉大な遺産」というタイトルの平和ドキュメンタリーが上映された。ここに参加したのは、政府、教育界、マスコミ界、市民社会の関係者ら約500人で、全国の指導者、宗教指導者、ミンダナオ島の平和支持者らである。
このドキュメンタリーは、韓国ソウルに本社を置く放送会社SMVメディアグループが、国連ECOSOC傘下の国際的非営利団体で世界平和を提唱する(社)天の文化世界平和光復(HWPL)と協力して製作した。映画では、ミンダナオ島で平和関連の活動に参加するHWPLと活動する人々を紹介している。
ダバオ市のバステ・ドゥテルテ(Baste Duterte)市長は、「人々に平和に関するドキュメンタリーや映画を上映することにより、私たち地域社会のための平和維持と平和構築への努力に、より多くの人々が私たちと一つになるよう奨励することができる。」と祝辞を述べた。
HWPLのフィリピンでの平和運動は、朝鮮戦争の退役軍人であり平和運動家であるHWPLイ・マンヒ代表が、2013年から数回ミンダナオ島を訪問することによって始まった。彼は2014年1月24日、ジェネラル・サントス市で、フェルナンド・カパラ名誉大主教と当時マギンダナオ州知事のエスマエル・マングダダトゥ氏が署名した民間平和協定の締結を仲裁した。この平和協定締結の日、代表者らは、政治家、大学教授、宗教指導者、学生など300人余りの聴衆の前で、戦争の後遺症で長年苦しんできたミンダナオ地域を中心に、紛争を終結させて平和を構築していくことに協力することを約束した。
この協定は、相互理解、尊重、和合という普遍的な原則に基づいて、ミンダナオ島だけでなくフィリピン全域に平和実現への大衆認識を高めるHWPLの出発点となった。HWPLの平和構想には、平和実現のための国際法制定、宗教間の対話、平和教育、青少年および女性の力量強化が含まれており、これを通して様々な国家の指導者らがミンダナオ島の平和を支援するようになった。
映画の中で、国連人権委員会の元委員長マーティン・リー・ホジアン(Martin Lee Hojian)氏は、イ代表が率いるHWPLと平和への強い情熱を持ったフィリピン国民を称賛した。また、アジア太平洋放送開発機構(AIBD)のプログラムマネージャーであるナビル・ティルマジ(Nabil Tirmage)氏は、2014年に締結された民間平和協定について「世界が研究すべき平和実現の驚くべき事例」であると語っている。
HWPLの関係者は「ミンダナオ島の紛争は、これまで東南アジアだけでなく世界情勢を大きく左右する要因となっていた。したがってミンダナオ島の平和定着は地球村の共同の課題であり、国際社会の建設的な介入を必要とした。特にHWPLをはじめとする民間次元の努力が平和定着の土台となっていることを、このドキュメンタリーを通じて確認できるはずだ。」と語った。
SMVメディアグループは、このドキュメンタリー映画が放送局やマルチプレックス劇場など、様々な国の多様なチャンネルを通じてアクセスできるようになると明らかにした。
日本では2022年9月24日(土)、HWPL KOBEがパートナー登録している人に向けて「偉大な遺産」の上映会を、大阪市難波区日本橋の貸スペースにて実施し、120人が参加した。
上映会に参加した20代の女性会員は、「長い間続いていた紛争を終わらせて、ミンダナオに平和が訪れただけではなく、フィリピン全土に平和運動が広がっていることに驚いた。日本から平和について発信し、早く世界が平和になることを願う」と感想を述べた。
10月9日(日)には、パートナーではない一般の方々も参加できる上映会を同所で開催予定である(16時開始予定)。
【問い合わせ先】
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E-Mail:hwpl.kobe@gmail.com
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登録者:hwplkobe2013
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