海藻スタートアップ「9cs(ナイン・シーズ)」

2023年 1月 19日(木曜日) 16:09

海藻スタートアップ 9cs (ナイン・シーズ)(福岡県福岡市)は活用頻度の低い海藻「アオサ」を用いた海外市場 向け商品の開発と製造、流通工程におけるカーボンニュートラルの実証実験を行いました。
     
海藻事業 は環境対策や環境負荷、雇用創出、テクノロジーによる革新性の面で大きな効果が期待されており、世界中で機運が高まっている産業の1つです。

日本でよく食べられている「アオサ」と名前がついている商品に利用されている海藻は、「ヒトエグサ」という種類の海藻であり、同じ呼び名でありながら「アオサ」は、青のりなどとして用いられてはいるものの、大量発生によって都市部の海域などを中心にグリーンタイド(緑潮)を形成し、社会問題になっている海藻です。

日本には海藻が古くから文化に根付いており、生産や加工に関する高い技術を持った企業が多いため海藻スタートアップを行うには適した環境です。
近年、海草は海の中の森と言われ、CO2の新たな吸収源として注目されています。森林によって生み出されるグリーンカーボンと比較して、ブルーカーボンと呼ばれています。
   
カーボンニュートラルは福岡市の協力のもと博多湾のブル―カーボン・クレジット を活用することで排出炭素量ゼロを達成しました。

商品の開発と同時に海藻生産において必要なIOT機材や情報の収集/解析システムの開発 を始めています。

これを機に海藻を活用した他商品の開発 を行います。各種技術や知見をお持ちのパートナーの参加を所望しておりますので、ご興味のある方はご連絡ください。

海藻(海草)に注目が集まっている今だからこそ、島国という海洋資産が豊かな日本から始めることに意義があります。

_______________________________________

9csは09STATES(シアトル市)と一般社団法人ふくおかFUN(福岡市)による共同スタートアップ事業です。
   
09STATESは福岡出身の二人を中心に、中小企業とともに地域経済を活性化するための市場調査、事業企画、商品開発や新規事業の運営を行っています。

ふくおか FUNはダイバーを主体に環境課題対策事業を行っており、藻場造成や廃棄漁具を活用した商品の企画、開発の他、幅広い世代に向けて自然環境の魅力と課題を伝え、市民活動として藻場造成活動を行っています。

9cs
代表:大神 弘太朗
http://9cs.jp

09STATES
代表:Kimura Keisuke
https://09states.com

一般社団法人ふくおかFUN   
代表理事:大神 弘太朗  
https://fun-fukuoka.or.jp
TEL:092-407-6970

登録者:ninecs

カテゴリー: プレスリリース配信
プレスリリース配信 プレスリリースの一覧 海藻スタートアップ「9cs(ナイン・シーズ)」